2016年12月26日(月)
今年うれしかったこと
1年を振り返る季節になりました。
今年、仕事で一番うれしかったのは、
2016年の日本民間放送連盟賞を受賞できたこと、かな。
今年の春に放送したHTBノンフィクション
「おはよう。いただきます。さようなら。~弁華別小最後の一年~」が
日本民間放送連盟賞 ~青少年向け番組部門~で
優秀賞を受賞しました。
1年かけて取材したことを振り返り、
小学校の先生やこどもたち、お母さん方との会話が
今でも思い出されます。
取材で一番大切にしたことは
その小学校で起きている日常の積み重ねを大切にすること。
先生とたくさん話をしました。
児童のお母さん、地域のおばちゃん、おじちゃん。
そして、こどもたち。
次第に、私やカメラマンが学校にいても
当たり前になったころ、子供たちはとてもいい表情を
たくさん見せてくれるようになりました。
映像にこだわり、説明を限りなくシンプルに作りました。
私は変わらない日常を営む大切さを伝えたかった。
あったかい空気が伝わればいいな、と
思いを込めて、ナレーションも読みました。
三戸カメラマン、河野プロデューサーにも
たくさん力をもらいながら作った番組が
民放連で賞を頂けたこと、
すごく励みになりました。
仕事と家庭と、とにかく時間に追われる毎日ですが
追われて終わってしまうのではなく、
その中でもどんなことにチャレンジできるのか、
あきらめずに試していきたい。
そんな気持ちを応援してくれた出来事の一つです。