何物にも抗うことなく、ただ流される浮草の如き遠藤的生活を綴る。

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新人(2008/5/2)

HTBアナウンス部は今年も新人を迎えた。研修が始まったのだ。私が学生だった時分に生まれた女性2人。彼女たちの親御さんと大して年齢の変わらない私。
20年前の新人アナ時代、先輩たちも似たような感慨に耽っただろう。多くの先輩から多くを教わった私たちは、2人に何を伝えることができるのか・・・。

時を重ね、私たちが伝えた事を時の新人に2人が伝えてくれれば、これほど嬉しいことは無い。


しかしまあ、つまり、この写真は出し惜しみである。

誇り(2008/4/24)

24歳の彼は自分のアイデンティティーを何故か自らの血液型に置いている。B型であることに誇りを持っているのだ。血液型には興味が無い私にも「いいっスよね、B型って」と問われもしないのに語る表情に、不思議なほどの幸福感がある。


が、予期せぬ出来事が起こった。少しでも世の役に立とうと献血をしたが故に。事実を初めて知ることになった。24歳にして。


自我の崩壊の危機に直面したであろう彼の心中は、烏賊ばかりか。いや、変換ミス。スルメやイカソーメンのことだけを考えたんじゃない。いかばかりか、だった。アゼンボーゼンセンセーションだったろう。B型と信じてきた二十余年が悲しい。

「生涯一B型」という彼の思いは、いったい何だったのか。同情を禁じえない。

米の日(2008/4/16)

朝番組の定番だった「米の日」が消えて久しい。いつの頃からか、誰も米を炊かなくなった。そして、それに異を唱える人もいなくなった。なにも、吉田理恵がスタッフに焼き芋を広めたとか、手作りサラダブームが浸透して・・・というワケではない。

温かい弁当の買出しが定着した以外の理由は無い。確かに便利で味も確か、おかずのバリエーションも豊富だ。利便性においては米の日は太刀打ちできない。いつの世も、情緒は機能に押しのけられる。ま、最も弁当が好きなのは私なのだが・・・。


誰も使わなくなったお椀の数々が悲しい。うっすらと埃も積もっていた。

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遠藤雅也
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