大雪像「国宝 彦根城」
大雪像「国宝 彦根城」完成予想模型
毎年、190万以上の人々が雪と氷の幻想に酔いしれる「さっぽろ雪まつり」。
今回、HTB北海道テレビは、大通西8丁目「雪のHTB広場」で大雪像「国宝 彦根城」の制作に挑みます。
彦根は井伊直弼で知られる徳川家譜代大名筆頭の井伊家三十五万石の城下町です。
琵琶湖北東湖岸にたたずみ、彦根市のシンボルとして現在もその威容を誇っている彦根城は、2007年に築城400年を迎えます。
関ヶ原の戦いの功績として井伊直政がこの地を治め、井伊家14代が存続する彦根藩の基礎を築きました。直政の子・直継の代の慶長9年(1604年)に彦根城築城に着工、慶長12年(1607年)に天守が完成しました。この天守は三層三階の望楼型で、「切妻破風(きりづまはふ)」「入母屋破風(いりもやはふ)」「唐破風(からはふ)」を巧に配し、変化にとんだ華麗な姿を見せています。昭和27年には天守が国宝に指定されました。また大雪像のお城の右前には「国宝・彦根城築城400年祭」のマスコット「ひこにゃん」の小雪像を配置します。
大雪像は、「アイスブロック工法」という独自に開発した技法を持つ陸上自衛隊第11師団第18普通科連隊と、第11戦車大隊、第11施設大隊、第11通信大隊が共同制作します。
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