番組向上への取組

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あなたとHTB

このページは平成25年4月21日放送分から引用しています。

タイトル

オープニング

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4/3 紋別港で毛がに水揚げ

大野恵アナ

4月。流氷が沖に遠のき春が感じられる中、オホーツクの紋別港は毛ガニの水揚げで活気づいています。先月20日から始まった紋別の漁は去年の2倍のペースで水揚げが続いているということです。

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4/1 新社会人スーツをビシッと きょうから新年度

375人の職員を新たに迎えた道庁では、高橋知事が幹部職員およそ100人を前に「前例主義にとらわれず新たなチャレンジをして欲しい」と訓示しました。
また、北洋銀行では石井純二頭取が119人の新入行員に、銀行を取り巻く環境が厳しい中、「フレッシュな研究心と向上心でチャレンジして欲しい」とエールを送りました。

遠藤雅也アナ

おはようございます。「あなたとHTB」の時間です。
「あなたとHTB」は、視聴者の皆様とともに
よりよい番組作りや放送の在り方を目指すための番組です。

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大野・遠藤両アナ

大野アナ

4月、新年度の始まりです。街でも真新しいスーツを着た初々しい社会人一年生の姿をよく見かける季節となりました。また、冒頭にお伝えいたしましたのは4月3日のイチオシ!でお伝えしたオホーツクの紋別港での毛ガニ漁の様子です。

遠藤アナ

海明けして未だ山に雪が残る時期の毛ガニはとても美味しいそうですね。この冬は大変雪が多く厳しい寒さが続いていましたが、札幌でも一気に雪解けが進んでいます。今年度もどうぞ「あなたとHTB」を宜しくお願いいたします。

 それではきょうの「あなたとHTB」。まず初めに、2月18日に開催された第451回放送番組審議会で審議いたしました、HTBスペシャルドラマ「幸せハッピー」についてお伝えします。

大野アナ

この番組は、昨年12月15日に111分枠で放送されたものです。HTBは1996年からドラマ制作を始めました。2000年から完全自社制作へ移行し、一年一作品のペースで地域発のドラマを作り続けています。「幸せハッピー」は数えて16作品目。2009年に制作・放送し、文化庁芸術祭賞など国内外で数多くの作品賞を受賞した「ミエルヒ」から4年ぶり。2011年3月11日に発生した東日本大震災以降、初めて制作したドラマとなります。

遠藤アナ

それでは、放送番組審議会の委員の方々の意見を紹介します。

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HTBスペシャルドラマ「幸せハッピー」

大野アナ

◇生きること、親からの自立。また子どもからの自立、夫婦愛などの多彩なテーマが散りばめられ、視聴者それぞれの立場によって何かしら思うところのあるドラマだった。

◇渡辺えりさん、大谷亮介さんなどキャスティングが素晴らかった。また子役の菊地梨希(りの)さんの演技はとても印象的だった。

◇「なぜなかったことにするんだ」「あれだけの事故だったのに戻れると思うな」という台詞は福島第一原発事故を意識したものだっただろう。現代社会批判として大変印象的だった。

◇ストーリーやテーマ設定は温かくて共感できた。キーワードの「娘は赤の他人なんだ」と父がつぶやく言葉。親の子離れ、娘は娘なりの幸せがあるというメッセージがひしひしと伝わってきた。

◇親子、夫婦、友人など、さまざまな人間関係が紡がれ、台詞も緻密で不思議な魅力を感じた。渡辺えりさんの圧倒的な存在感、ひとつひとつの表情に意味があった。

◇正味90分近いドラマだったが、さまざまな興味深い内容が盛り込まれ長さを感じさせなかった。人間の永遠のテーマである「幸せ」についての認識、実感が人それぞれであること。当たり前の小さなことを大切にしなければ幸せを失ってしまうことが強く伝わってきた。

遠藤アナ

一方、改善点、疑問点として、
◆日本社会の状況を揶揄した内容かと思うが、全てが暗示としての表現で全体として何が言いたかったのかが伝わらなかった。結果、作品からメッセージを受け取ることができなかった。

◆登場人物が多すぎて様々なエピソードの展開の速さについていけず、しばしば頭が混乱した。

◆コメディー、サスペンス、オカルト、スピリチュアル、どのジャンルに当てはまるのだろうか。主役はだれか、ストーリーの主軸は何か、何を訴えたいのか、最後まで理解することができなかった。

◆写真から姿が消えたり、製麺所の屋上に現れる神父などのシーンは妙な違和感があった。それまでの重厚感や期待感、緊張感が失われた作品になって残念だった。

◆震災後の日常を感じさせるホームドラマなのであれば、視聴者と等身大の登場人物による親近感とストーリーへの共感が必要ではなかったのか。

◆登場人物の人物造形が詰め切れていなかったのではないか。台詞や行動が唐突すぎて必然性が感じられず説得力がなかった。

◆制作者側の思いが強い余りにいろいろな要素を詰め込み過ぎて物語がまとまりを失っていた。「視聴者を最後まで裏切り続ける」ことはできたのかもしれないが、伝えたかったテーマを視聴者が受け取ることは難しいドラマだった。

大野アナ

また、今後の要望として、 地元を舞台とした秀逸なドラマをこれからも作り続けて欲しい、というご意見を頂きました。今後の番組作りの参考にさせて頂きます。ありがとうございました。

遠藤アナ

次は、3月の第452回放送番組審議会で審議いたしました、「情報満載ライブショー モーニングバード!」についてです。

大野アナ

「モーニングバード!」は月曜日から金曜日までの午前8時から9時55分まで全国放送しているテレビ朝日制作の情報ライブ番組です。

遠藤アナ

それでは、放送番組審議会の委員の方々の意見を紹介します。

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モーニングバード!

大野アナ

◇他局と比較して、ジャーナリスティックな視点とそれを支えるコメンテーターの質が素晴らしい。

◇報道出身の青木理氏、萩谷順氏は視野の広さと把握力で、他局とは一味違う信頼性の高いコメンテーターだ。

◇司会者ひとりの技量と安定感に頼らない番組作りのコンセプトを感じた。視聴者から信頼される番組に成長できる潜在力はあるので、その良さを知ってもらう努力をして欲しい。

◇およそ1時間半をニュースに割き、過度な加工はせず、まじめに丁寧に伝えようとする姿勢が伝わってくる。コメンテーターも落ち着きがあり、常識的な発言をしている。視聴者がワイドショーに求めるのは「切り口」と、「そうだ!よく言ってくれた」と共感できるコメントではないか。

◇コメンテーターも常識的な人たちが落ち着いたコメントをしていて安定感がある。ニュースバリューの判断もオーソドックスだと思う。

◇曜日毎のコーナーは普段あまり知ることができない情報が満載で、どのコーナーも一歩踏み込んだ丁寧な取材により、とても興味深い内容に仕上がっていた。

◇「桜満開とアベノミクス」企画は、今年のお花見状況から日本経済やアベノミクス効果を検証するという内容で、充実していながら適度な軽さもあり大変楽しめた。大きなテーマを庶民レベルの生活目線で切り取るという構成は、報道を得意とするテレビ朝日の個性を感じた。

◇アクの強いタイプの出演者がいない。芸能ネタもくどさや押しつけがましさがない。出演者がかなり視聴者と近い目線でコメントしているので、お茶の間の延長にスタジオがあるような親しみや敷居の低さがあり好感が持てた。

◇羽鳥慎一さん、赤江珠緒さんは安心感がある。企画ものは、テーマの掘り下げ方が深い。中には何年も追いかけてきたニュースもあり、豊富な過去の蓄積を丁寧に振り返りつつ検証している。

遠藤アナ

また、改善点としては、

◆出演者も含め全体的に明るさが足りないように思う。コメンテーターの中には、テーマから外れたコメントや投げやりな発言も散見され不安に感じることもあった。

◆ローカルから見ると、HTBが制作している「イチオシ!モーニング」から「モーニングバード!」に切り替わる瞬間にいつも生活実感から遠ざかるような気がする。

◆20年前から日本の世帯構成は大きく変わっている。昔は4人世帯だったが今は2人世帯。夫婦二人だけの世帯。共働きの若い世代はこの時間には家にはいないだろう。あとはリタイアしたシニア世代。視聴者のターゲットをどこに想定するのか難しいのではないか。

◆扱うテーマが関東圏のニュースに偏りがちなだと思う。テレビ朝日系列のネットワークを生かし、地域発の話題を発信することも検討すべきだと思う。

大野アナ

また今後の要望としては、

朝の忙しい時間帯の番組なので、報道出身者や弁護士を含めたコメンテーターを積極的に登用するなど、ターゲットとする視聴者層に分りやすく訴えかける番組づくりを望みたい。
というご意見を頂きました。

遠藤アナ

これに対して、モーニングバード!担当チーフプロデューサーのテレビ朝日報道局情報センター、田中義樹さんから次のように説明がありました。

大野アナ

◇制作態勢について。制作スタッフは全体でおよそ120人。曜日ごとに20人のディレクター、アシスタント・ディレクターらがいる。さらにプロデューサーチームがデスクを含めて20人態勢。じっくり取材する企画チームもいるが、発生ものに対応する機動チームもある臨機応変な制作態勢になっている。

◇モーニングバード!はシニア層を主なターゲットとしているので、ニュースの価値判断も含めその方々が実用的に感じてもらえることが大切。日々の生活でなるべく話題にしてもらえるような生活密着の話題をラインナップしている。

◇司会の羽鳥慎一さんについてはアンカーマンではく経験豊富なアナウンサーとしての役割をしてもらっている。今後はジャーナリスティックなこともやっていきたいと思うので、まだ番組としては過渡期だと思っている。

◇2011年4月の番組スタートにあたっては、これまでの仰々しく、大げさにニュースを誇張して伝えるいわゆるワイドショーからの脱却。また、暗く、重く、わかりにくい言葉で難しく伝えるという、これまでのテレビ朝日のイメージからの脱却を目指そうとスタッフで話し合った。それを目標にして番組を日々作っている

遠藤アナ

「モーニングバード!」担当のテレビ朝日、田中チーフプロデューサーからは以上のような説明があり、放送番組審議会委員と田中プロデューサーとの間で活発な意見の交換を行いました。ありがとうございました。

大野アナ

最後にHTBからのお知らせです。

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北海道キルトウィーク

大野アナ

毎年ご好評を頂いている道内最大級のキルトの祭典、「北海道キルトウィーク」が今年も来月5月16日から開催されます。
チケットはプレイガイドやお近くのコンビニエンスストアでお買い求めになれます。道内最大級のキルトの祭典、北海道キルトウィーク2013へどうぞお越しください。お待ちしております。

遠藤アナ

さて、次回4月の「あなたとHTB」では、4月の放送番組審議会で審議いたしますドキュメンタリー「ありがとう!チィ先生~カンボジアの子供たちに夢と笑顔を~」など2番組についての放送番組審議会委員の皆さんの意見をご紹介いたします。

遠藤&大野アナ

「あなたとHTB」、次回の放送は6月16日日曜日の午前5時5分からとなります。

それでは、きょうはこのへんで失礼いたします。 


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