番組向上への取組

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あなたとHTB

このページは平成25年8月18日放送分から引用しています。

タイトル

オープニング

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7/19 札幌に夏到来!ビアガーデン始まる

大野アナ

今年で60回目となる夏の風物詩、さっぽろ夏まつり。大通公園西5丁目から11丁目はさっぽろ大通ビアガーデンがオープンし、さっそく多くの人たちがビールジョッキ片手に札幌の夏の訪れを楽しんでいました。さっぽろ夏まつりはあさって20日まで。14日から大通公園では北海盆踊りも始まり、札幌の短い夏に彩を添えています。

遠藤雅也アナ

おはようございます。「あなたとHTB」の時間です。
「あなたとHTB」は、視聴者の皆様とともに
よりよい番組作りや放送の在り方を目指すための番組です。

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大野・遠藤両アナ

大野アナ

冒頭の映像は7月19日のイチオシ!ニュースでお伝えしました、さっぽろ夏まつり開幕の様子です。さっぽろ夏まつり恒例のビアガーデンは15日で終わってしまいましたが、座席数およそ1万3千と日本最大級だそうです。青空のもと、緑に囲まれて飲むビールは最高、と連日通われた方も多いのではないでしょうか?

遠藤アナ

7月は道内各地で、連日日中の最高気温が25℃を超える「夏日」を記録しました。札幌では実に26日間と58年ぶりとなる多さで異例の夏の始まりとなりました。お盆を過ぎましたが、まだ暑い日が続いていますので体調管理にご注意ください。

それではきょうの「あなたとHTB」。まず初めに、6月28日の第455回放送番組審議会で審議いたしました、「WAO!WAO!北海道」についてです。

大野アナ

この番組は、2010年10月から深夜枠でスタートしたバラエティ「HTB深夜開拓魂」をマルチユースしたもので、審議会では6月1日放送の「漁師めし」が対象となりました。

遠藤アナ

それでは、放送番組審議会の委員の方々の意見を紹介します。

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漁師めし

大野アナ

◇北海道を応援し、北海道の素晴らしさを道外や海外にも発信しようという企画趣旨に共感した。一般的な観光地の食ではなく、「漁師めし」という独自の切り口も面白い。

◇芸人が漁に同行し漁師さんしか知らない味をいただこうという北海道ならではの漁業応援バラエティ。マグロの町として知られる松前町のマグロ漁の歴史。また海の王者の息吹が感じられると言うナレーション通りのダイナミックで楽しめる番組だった。

◇マグロ漁師の高山和夫さんが「釣れると嬉しい」。芸人のアームストロングの二人が「笑ってもらうと嬉しい」。職業は違っても仕事のやりがいという接点を通じて、お互いが理解しあった瞬間も垣間見ることが出来てほのぼのとした気持ちになった。

◇マグロ漁師の高山さんが経験や勘だけに頼らず、データを集積し綿密に分析した後に出漁する様子には驚いた。それだけ準備を万全に整えても全く獲れない時があることなど高山さんの粘りと根性が生き生きと描かれていた。なかなか目にする機会のないマグロの心臓をイラスト付きで説明して人間と比較する場面がとてもわかりやすかった。

◇アームストロングの二人は、「ノールックイカ投げ」など面白いネーミングをしながら漁の意味を的確に説明していた。ただ当てずっぽうではえ縄を流しているわけではなく、日々のデータに基づいてマグロ漁がおこなわれている様子は情報番組的な要素もあって好奇心をくすぐられた。

◇シンプルに「マグロ漁師のめし」である、マグロの心臓を食べることに特化した構成はインパクトがあり漁師めしとは何かを分かりやすく伝えていた。漁師の仕事と言えば荒くれ男の力仕事というイメージがあると思うが、GPSを駆使したIT漁師の姿に正直驚かされた。

◇「漁師さんたちはきっと新鮮で美味しいものを食べているんじゃないか」「漁師さんたちは何を食べているのだろう」など都会の視聴者の興味を上手くくみ取った北海道ならではの企画だと思った。

◇テレビ局側から見ると、一つのコンテンツを多様なニーズに合わせて再構成してマルチユースしようという意欲的な番組だと感じた。

遠藤アナ

一方、改善点・疑問点としては、
◆早いテンポで切り替わる船上の映像は、画面を追うことに必死になってしまって、高山さんの気持ちに寄り添い共感する間がなかった。

◆最後のシーンで映し出されるお店と漁師めしの関係がわからなかった。

◆アームストロングの二人がマグロの心臓を口にして、不味いという感想しか述べないのはなぜか。番組の企画意図と合っていないのではないか。

◆マグロ漁師がマグロの命である「心臓」を食べることには特別の意味があるのではないか。漁師にとっての情熱、誇りに触れ、漁師としての生き方や魅力にもっと迫れたのではないか。

◆漁業応援というバラエティとして見たが、日本珍食発見的な色合いが強く、応援の狙いを背負えていたか疑問。

大野アナ

テレメンタリーはテレビ朝日系列24社が参加するドキュメンタリー番組です。「12億円の弁明 震災復興 疑惑のNPOを追う」は、東日本大震災の被災地の一つ、岩手県山田町から震災の緊急雇用創出事業委託を受けていた旭川のNPO法人「大雪りばぁねっと。」が、7億9千万円もの補助金を使い切り、そのうち数億円もの使途不明金が出ていることを追跡したドキュメンタリーです。

遠藤アナ

それでは、放送番組審議会の委員の方々の意見を紹介します。

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12億円の弁明 震災復興 疑惑のNPOを追う

大野アナ

◇番組冒頭に映し出された岡田栄悟代表の興奮した姿はドキュメンタリーのリアリティを高めるのに十分だった。不適切と思われる事業や近親者への支出疑惑など生々しい映像に地元住民や当時の町長らの発言をまじえて伝えていた。特に岡田代表や弁護士による弁明を取材した構成は臨場感と説得力に溢れていた。

◇弁護士同席の上でインタビューに応じた岡田代表だがカメラを複数台使ってさまざまなアングルから撮影。岡田代表の表情と感情の変化をつぶさに映しとって迫力があった。落ち着いた女性のナレーションも番組に重厚感を持たせていた。

◇全編を通して報道における視覚の力に圧倒された。特に冒頭のインタビューが興味深い。番組では岡田代表への疑惑を言葉で明示はしていないが、事実関係の状況と関係者の証言から組立て評価を視聴者に委ねている。カメラの前で繰り広げられる虚々実々のパフォーマンス。映像という視覚情報から視聴者は何が真実かをつかみ取ろうとする。テレビの映像力という訴求が武器になった好例ではないだろうか。

◇使途不明金疑惑を指摘するために岡田代表の視察旅行の写真や「大雪りばぁねっと。」の訓練映像。またリース会社代表との親密な関係を思わせる写真など徹底したきめ細かい取材姿勢をうかがわせるものだった。

◇被災住民慰労の名目で行われたニューハーフショーの映像は国の税金を投入するに相応しいか否かを視聴者に強く訴えかけるものだった。前列に座った子どもたちのきょとんとした表情に目がくぎ付けになった。これこそが一つの画面に多様な要素が入るテレビの特徴を存分に生かしたものだと感じた。

◇前半部分で現地活動施設の不自然なセキュリティ設備、アルマーニのスーツ、高級食材のカニやイクラなど。生活者の視点で具体的に無駄遣いが表現されていた。そして町民が語る事実と岡田代表の弁明が交互にテンポよく映し出され流れるように視聴できた。

◇一番印象に残ったのは、第三者調査委員会の宮委員長が「国のお金だからという甘えはなかったのか」と疑問を投げかけるシーン。そして解雇された方が「結局は税金でしょ」とつぶやいた場面にこの問題の持つ根源を垣間見る思いがした。

◇短い時間内に要領よく分かりやすくまとめられていた。全国放送を意識して初めてこの問題を知る視聴者にも理解できる構成に腐心していた。またこの問題を知っている道民にも岡田代表の単独インタビューを冒頭に据えてニュース仕立てにするなど飽きさせない工夫を凝らしていた。

◇山田町の告発について、元職員や当時の町長などの時系列の映像のあとに岡田代表が答える構成はとても分かりやすかった。コメントだけでも事件解決の難しさと山田町の方々の苦労が強く伝わってきた。

◇北海道に本拠を置くNPO法人ということで発覚後から道民の関心は高かった。この問題を全国発信のテレメンタリーのテーマとして取り上げたことに敬意を表したい。いかにも強面の岡田代表への直接インタビューやさまざまな問題提起など番組を放送した意義は大変大きいと感じた。
   

遠藤アナ

また、改善点・疑問点としては、
◆現実とマッチしない政策を展開する国の問題、お金の出所が国税であるための問題意識の低さ。社会全体に根付いている総合的な問題まで踏み込んで欲しかった。

◆今は疑惑を持たれている「大雪りばぁねっと。」が、被災地支援のため当初は実施してきたこと。逆に突然解雇された地元の人々の衝撃や失望感がもっとクローズアップされていれば不適切な事業が被災地や被災者に与えた影響が鮮明になったと思う。

◆30分と短い時間内だったが乱脈経理の実態や地元住民の声など、もっと多くの情報を知りたかった。

大野アナ

また今後の要望としては、
「大雪りばぁねっと。」の問題を果敢に取材したHTBの姿勢への評価。これからも様々な視点で継続取材を期待したい、というご意見。

今後、警察や司法により事件の全貌が見えてくるのだろう。この事件に関わった人々への更なる取材や、NPO法人、また岡田代表の過去の活動などに取材を進め、事件の全容解明のための報道番組に取り組んで欲しい、というご意見を頂きました。今後の番組作りの参考にさせて頂きます。ありがとうございました。

遠藤アナ

最後にHTBからのお知らせです。

大野アナ

世界最大級のスノーボードイベント、第18回トヨタビッグエアの開催が決定しました。大会は来年2月22日、23日の二日間、札幌ドームで。HTBでは大会のPRをお手伝い頂くキャンペーンガール、TBAガールズを募集しています。詳しくは大会のホームページをご覧ください。

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遠藤アナ

「あなたとHTB」、次回の放送は10月27日、日曜日の午前5時5分からとなります。それでは、きょうはこのへんで失礼いたします。

遠藤&大野アナ

それでは、きょうはこのへんで失礼いたします。


過去の放送より


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