番組向上への取組

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あなたとHTB

このページは平成28年2月28日放送分から引用しています。

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森・遠藤両アナ

遠藤雅也アナ

おはようございます。「あなたとHTB」の時間です。
「あなたとHTB」は、視聴者の皆様とともに
よりよい番組作りや放送のあり方を目指すための番組です。
最初に視聴者の皆様にご報告です。

森さやかアナ

HTBが加盟している民放連、日本民間放送連盟の「放送基準」が
一部改正され3月1日に施行されることになりました。

遠藤アナ

これに伴い、改正された民放連の放送基準を
HTBの放送番組基準として引き続き準用するために、
「北海道テレビ放送 放送番組基準」を一部改正することが
必要になりました。
HTBでは、放送法の規定に従って放送番組審議会に改正案を諮問し、妥当であるとの答申を得ました。

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森アナ

今回の改正では、「民放連放送基準」第149条の改正にしたがって
現行の「プライムタイムにおけるCMの時間量は、
下記の限度を超えないものとする。
その他の時間帯においては、この時間量を標準とする」とあった記述を、
「プライムタイムにおけるコマーシャルの時間量は、
以下を標準とする。」と修正しました。

遠藤アナ

今回の改正について、HTBでは1月の放送番組審議会で、
諮問と答申を行いまして、諮問通り答申を得ましたのでご報告いたします。
以上、「北海道テレビ放送 放送番組基準」の改正について
お知らせいたしました。
詳しくはHTBのホームページで公開しています。

森アナ

それでは、今年1月21日に開催されました
第480回放送番組審議会で審議いたしました
「イチオシ!」についてお伝えします。

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イチオシ!

遠藤アナ

「イチオシ!」は、2003年4月7日、
夕方の情報ワイド番組としてスタートしました。
3部構成となっていて、第1部は道内の生活情報、
第2部は全国の情報とニュースをお伝えする
テレビ朝日制作の「スーパーJチャンネル」、
第3部は道内のニュース、スポーツを中心に構成されています。

森アナ

特に、災害時の対応方法や備えなど「命を守る情報」、
老後の生活設計や医療、身に降りかかる犯罪の手口など
「日々の生活を守る情報」をいち早く、詳しく、わかりやすく
お届けしています。
審議会では、放送日時の指定をせず番組全般について
合評をいただきました。

遠藤アナ

始めに、道内の生活情報が中心の「イチオシ!」第1部について
出演者や演出による番組全体の印象などについての評価点からです。
放送番組審議会の委員の方々の意見を紹介いたします。

森アナ

「イチオシ!」第1部は、
全体にやわらかい内容の多彩なコーナーが次々に登場し、
制作側の工夫を感じた。
また生活に密着した手作り感あふれる親しみやすい内容で、
各コーナーに固定ファンがいると思われる楽しい雰囲気だった。

ラジオなどでも聞くことの多いヒロ福地さんの軽妙なトークが
全編を通して番組に明るい印象を与えている。

ヒロさんによる主観をこめた発言に好感がもてる。
またコメンテーターも親近感を覚え、ポイントを押えた発言が多い。

ヒロ福地さんと、国井アナウンサーやオクラホマとのやり取りに
微妙なジェネレーションギャップや主婦層とのズレを織り交ぜて
笑いを生んでいた。

メイン視聴層であろう主婦の家庭内での「夫や子供たちとのズレ」を
うまい具合に図式化しているように思う。

イライラを解消するなど、
家庭内の平和に貢献しているような気がする。
ロシア出身のタレントの起用は、北海道と極東ロシアの
地理的な近さを意識したものだろう。

HTBが、道内の札幌以外の視聴者にも
「自分たちの地域のテレビ局」と認識してもらえる一助となっている。


「世界に一つだけの味」は、地元の人しか知らない美味しい食べ物を、地元の人によって紹介されているのが良い。

地元の方が自然体で語っているのは、取材力の賜物だろう。

是非とも食べてみたいと思わせるパワーがある。

北海道という広大な地域に根ざしたテレビ局として、
HTBらしいコーナーだと感じた。

「ドーンと買ってね3万円」は、
子どものころに観た「がっちり買いまショウ」という番組を思い出し、懐かしくていいなと思った。

ビッセ前の天気予報は、気象予報士の神田さんたちの
一工夫にいつも感心している。

天気情報の「するべし・するべからず」コーナーが、
手作り感がありとても分かりやすい。

成人式に出かける方に、
「時間に余裕をもって」という一言も胸に響いた。

気象情報の細やかさが印象に残った。

各地の映像に加え、視聴者から送られた映像で
現在進行形の大雪災害の経過を十分に知る事ができた。

テレビの即時性、速報性が存分に発揮されていた。

神田気象予報士の解説は、
適切な気象知識を織り交ぜており、大変勉強になった。

また注意事項のテロップが表示され
「子どもの飛び出しに気をつけて」と優しいコメントだった。

遠藤アナ

道民歴の浅い方々の新鮮な目や感覚で道内向け番組を制作するのは、
番組の活力という観点から良いことだと思う。

また、出演者名に合わせて、出身小学校や何才児のパパなど、
情報が表示されることで、とても身近に感じられる。

スタジオセットは、他のニュース番組で見られるように、
堅苦しさや厳格さ、逆にポップ過ぎてうるさいということがない。

スタジオの雰囲気や中継先でのリポートの様子なども
すべてにおいて親しみやすく、なごやかな雰囲気であると感じた。

森アナ

「イチオシ!」第3部は、道内のニュースとスポーツに関してです。
特に犯罪防止や高齢化社会を扱ったシリーズの企画には
演出や取材の細部に対しても評価を頂いています。

遠藤アナ

第3部は、第1部との一体性より、
第2部の「スーパーJチャンネル」との近似性を感じた。

イブニングニュースの全国版と北海道版として、
番組の流れが自然に感じた。

市電ループ化1ヶ月を踏まえたコーナーは、タイムリーだった。

ニュース、特集、お天気、スポーツは、
夕方、家事の合間にチラチラと視ている視聴者との間に
「約束されたマンネリズム」という側面があるが、
一概に否定はできないと思った。

ニュースや番組内の字幕スーパーは、見やすくシンプル。

ゴシック系の文字も疲れないし、字幕が画面下に出る構成や
右上のサブタイトルの字幕も分りやすい。

「老いるショック」は、大変印象深かった。

紹介されていた10名ずつ人口が減少していく典型的な地区も
的確な対象の掘り起しと、取材力に敬服する。


出色は、
12月スペシャルの「今、そこにある詐欺」で、
詐欺の手口を類型化して分析していた。

また、逮捕された〝受け子"の映像を
被害者のインタビューを織り交ぜ、
あらためて被害防止を強く訴える内容だった。

被害をなくすことの難しさについても考えさせられた。

「今、そこにある詐欺」で、
カンニング竹山さんの「詐欺を防ぐのは俺だ」という動画を
紹介していた。

竹山さんのお母さんを思いやる気持ちが感じられて、
とても微笑ましかった。

ストレス社会のコミュニケーションが問題となっている昨今、
とてもメッセージ性の強い内容だった。

浦河沖地震の翌日は、防災・減災対策、長周期地震動など、
割と突っ込んだ内容になっていた。

単なる速報性だけではない適切なフォローアップがなされていた。

北海道日本ハムファイターズ関係の手厚さは、目を見張るものがある。

正月の栗山監督のインタビューを初め、
5日間で5人が収録や生出演で登場していた。

道民にとって、ファイターズのアピール力、訴求力は
それほどにすさまじいものと実感した。

森アナ

放送番組審議会委員の方々から「イチオシ!」に対して
多くの評価を頂いた反面、改善点として厳しい指摘も頂きました。

お買い物情報、視聴者参加コーナーなど、
出演者や中継場所が違うことを除けば、
どの局でも番組に大きな差を見出しづらい。

金運アップ法や健康グッズの紹介、デパートの催事情報などは、
本当に視聴者の多くが求めているものなのか、少し疑問に思った。
ボランティアや高齢者が集うことができるサロンの情報など、
人と人が繋がる場所についての情報が欲しいと感じた。

北海道内で、今まで陽のあたっていない場所に
光を当てる意識を制作者には持ってほしい。

少しでも人とお金が地方に流れるよう、
意識的に情報のピックアップをしてほしいと思う。

今後病気になったら、事件や事故に巻き込まれたら…
高齢者になったらどうなるのか、不安は尽きない。

専門用語や横文字が苦手な人々にも親しみやすくわかりやすい
情報提供や解説があってもよいのではないか。

「世界に一つだけの味」は大変魅力的な企画だが、
スタジオに移った際、VTRの再説明に費やされている。

試食させて、コメンテーターから思いのこもった説明がほしい。

遠藤アナ

市営地下鉄の看板誤表記のニュースは、物足りない印象を受けた。

なぜ長期間放置されたのか、表記のルールはどうかなど
もう少し突っ込んだ内容にできなかったのか。

保育料値上げ問題では、全国の自治体の中で、
札幌市だけが極端に立ち遅れているのかどうか知りたいと思った。

ニュースで、用いられる「被告」という言い方は、
民事訴訟法上の用語であり、刑事訴訟法では「被告人」が正しい。

「容疑者」も刑事訴訟法上、正式には「被疑者」と
なることを指摘申し上げておきたい。

森アナ

また、HTBの「イチオシ!」に対しては、
今後への要望という形で、あたたかいご期待の言葉も頂きました。

「今、そこにある詐欺」は、タイムリーな好企画。

特に、コミュニケーションの機会も限られる独り暮らしの高齢者には
具体的な詐欺の手口を紹介し、注意喚起することは重要だ。

シリーズの継続を期待したい。

ネットで情報を得られない視聴者の方々に寄り添うような
優しく、生活に役立つ、身近な情報番組として成長してほしい。

ミニバスケや小学生の駅弁づくり、子ども議会など、
子どもが関わる様々な情報の紹介を今後も継続してほしい。

災害報道に際しては、報道機関の機動性や瞬発力を
引き続き発揮していただきたい。

被災地の取材においては、被災者への配慮や思いやりについて、
これまで同様にご留意をいただきたい。

遠藤アナ

放送番組審議会委員の皆さんからは、評価点、改善点をはじめ、
様々なご意見を頂きました。
ご意見は、今後の番組作りに生かしていきたいと思います。
ありがとうございました。

森アナ

ここでHTBのイベントのお知らせです。
震災を風化させないために何ができるのか。
小さな取り組みではありますが、HTBが続けてきたイベント
「今、私たちにできること」を今年も3月5日土曜日
チ・カ・ホで開催します。
震災からまもなく5年。
チャリティーコンサートや朗読、トークセッションが行われるほか、
福島県のマルシェも開かれます。
みなさん ぜひお越しください。

遠藤アナ

「あなたとHTB」、次回の放送は、
4月24日(日)午前5時5分から放送します。



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