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番組審議会だより


 北海道テレビ放送では、番組審議会委員10名の方による放送番組審議会を設け、毎月1回(8月と12月を除く)審議会を開催して,放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。

 番組審議会でのご意見は,番組モニターの方のご意見とともに、2ヶ月に一度第3日曜午前5:30から放送の「あなたとHTB」でもご紹介していますのでどうぞご覧ください。


平成15年度放送番組審議会委員(敬称略)10名

金子 勇委員長 (北海道大學大学院文学研究科教授)
大岩 勝副委員長(大岩メタルワークス(株)社長)
大和田 勲委員 (北海道電力(株)常務取締役)
中川 翼委員 (医療法人渓仁会 定山渓病院院長)
宮部 光幸委員 (建築家)
田中 英也委員 (朝日新聞北海道支社編集総務兼報道部長)
森 久美子委員 (作家・エッセイスト)
伊藤 幸子委員 (彫刻家)
ダイアン・ブラウン委員(エッセイスト・大学講師)
岩崎 優子委員 (弁護士)


第362回北海道テレビ放送番組審議会  -平成16年3月25日開催-

出席委員

金子 勇委員長
大岩 勝副委員長
大和田 勲委員
中川 翼 委員
宮部 光幸委員
田中 英也委員
森 久美子委員
伊藤 幸子委員
岩崎 優子委員
ダイアン・ブラウン委員(レポート出席)

北海道テレビ側出席

代表取締役社長 浜本 孝久
常務取締役 荻谷 忠男
常務取締役 斎藤 忠貞
取締役  村上 裕
編成戦略センター長 井上 実于
報道制作センター長 上杉 一紀
視聴者応答室長 山田 哲也
番組プロデューサー 沼田 博光
番組審議会次期事務局長  横山 憲治


【会社報告】

  • 4月番組改編・「報道ステーション」スタートについて
  • 日本ハムファイターズの試合・情報の放送について
  • 2月の視聴者応答について  ほか

【審議内容】(委員名省略)

1. 北海道テレビ放送放送基準改定について

<改訂内容>

  1. 報道目的の明確化
  2. 健康情報・ショッピング番組に関する規定の整備
  3. 児童・青少年に配慮した規定の整備
  4. 消費者金融CMなどに関する条文の新設

審議委員会で質疑応答の後、改定内容を了承いただきました。

2.テレメンタリ―2004「『戦地へ』~派遣隊員は語る~」についての審議委員の意見(委員名省略)

テレメンタリ―2004
「『戦地へ』~派遣隊員は語る~」

◇ イラクに派遣される自衛隊員が何を考えているのかを知りたいと思っている視聴者にとって良い番組だったと思う。しかしそれが一般化した議論ではなく個人的な意見であることに番組として配慮があった方が良かったと思う。また今後憲法問題としても、日本のこれからの防衛政策についても掘り下げていって欲しい。

◇ 番組で東アジアにおける国際政治の環境の解説もした方がよかったと思う。

◇ 派遣隊員から直接意見を聞くというのは良い取材だと思うが、自衛隊のイラク派遣が戦争に行くのか、国際貢献としていくのかという点がはっきりしていなかったと思う。

◇ 取材を受けた自衛隊員が入隊した理由や憲法についてどう考えているのか、また戦地へ派遣されることがあると想定していたかというインタビューがあるとドキュメンタリーとして良かったと思う。

◇ 自民党では1980年代から「日本の安全と平和」というテーマで自衛隊についても色々検討してきており、この番組でも自衛隊員の幹部や防衛庁そのものの考え方についてのコメントも必要だと思う。

◇イラク派遣についての是非論もあるが、もう少し具体的な表現をした方がよかったのではないか。

◇最近若い学生層も政治や社会問題に対する関心が低いと思うので、テレビ局がひとつの意見を持って、問題の提起をすることが良いと思う。

◇二人の派遣隊員の最後の発言に"自分たちを社会がどう受け入れてくれるか"というものがあったが、その部分を是非番組として取り上げて欲しい。

<沼田プロデューサーからの番組についての説明>

 イラク派遣の自衛隊員の大半の四百数十名が北海道出身者であり、イラクへ向かう自衛隊の派遣隊員の揺れる気持ちを伝えたいという発想で番組を制作しました。このようなインタビューはHTBが全国でも初めてでした。
 『戦地へ』というタイトルについては、派遣隊員の思いも入れてつけましたが、国としてはイラク復興のための派遣ですので、配慮として鍵かっこをつけました。
 インタビューの質問内容など、もっと視聴者にわかりやすい内容にした方がよかったと反省しています。