番組向上への取組

TOP > 番組向上への取組 - 番組審議会だより

番組審議会だより

 北海道テレビ放送では、番組審議会委員10名の方による放送番組審議会を設け、毎月1回(8月と12月を除く)審議会を開催して,放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。

 番組審議会でのご意見は,番組モニターの方のご意見とともに、2ヶ月に一度第3日曜午前5:30から放送の「あなたとHTB」でもご紹介していますのでどうぞご覧ください。

 

平成17年度放送番組審議会委員(敬称略)10名

伏島 信治 委員長(伏島プランニングオフィス代表)
中川 翼  副委員長(医療法人渓仁会理事 定山渓病院院長)
宮部 光幸 委員(建築家)
市村 三樹男 委員(北海道電力(株)常務取締役・お客さま本部長)
田中 英也 委員(朝日新聞北海道支社編集総務兼報道部長)
松園 直史 委員(札幌ヤクルト販売(株)代表取締役社長)
張  相律 委員(北海道チャイナワーク代表取締役)
林  薫  委員(彫刻家)
朝倉 かすみ 委員(小説家)
岩崎 優子 委員(弁護士))

 

第379回北海道テレビ放送番組審議会  -平成17年11月24日開催-

出席委員

伏島 信治 委員長
中川 翼 副委員長
宮部 光幸 委員
田中 英也 委員
松園 直史 委員
張  相律 委員
林   薫 委員
朝倉 かすみ 委員
岩崎 優子委員

レポート提出

市村 三樹男 委員

北海道テレビ側出席

代表取締役社長 荻谷 忠男
常務取締役・コンテンツ本部長 村上 裕
編成戦略センター長 林 亮一
CSR推進室 ホットラインデスク 山田 哲也
報道グループ部長 国本 昌秀
取締役・番組審議会事務局長 横山 憲治

 

【会社報告】

  • 来年6月開始予定の札幌地区での地上波デジタル放送について
  • 日本ハムファイターズのファン感謝デー(札幌ドームで開催)の年末放送について
  • 高校野球全国大会で優勝の駒大苫小牧高校の全試合年末再放送について
  • 10月以降の視聴者応答報告 ほか
 

【審議内容】

HTB制作 テレメンタリー2005「歳月(とき)をとめた草原~ノモンハン事件 三千体の遺骨~」
についての審議委員の意見

◇1939年にモンゴルで国境を巡る戦闘があり、満州の日本軍が破れた。4ヶ月の戦いで約8千人の日本兵が死亡し、遺体の3千体は未だに収容されていないことを知ることができた。87歳の元兵士の活動を通して戦争の残酷さや虚しさが伝わってきた。

◇この戦争に参加し体験した鈴木貞雄さんの心情と、思い出をたどりながら当時の様子が伝わってきて、今回の遺骨収集も感慨深く見ることが出来た。亡くなった若い兵士達への鎮魂歌としての番組であったが、戦争の虚しさや反省などを感じさせる要素がもう少し入っていてもよかったと思う。

◇戦後60年という節目に、戦争体験のない者にとって時代の変化の中で忘れそうなものを“忘れないで下さい”という意味での警鐘を伝える番組だと思った。戦争が如何に悲惨で残酷なことであることが、もっとリアルに出ている場面があっても良かったのではないかと思う。

◇悲惨な日本の戦争の流れの最初にあった“ノモンハン事件”の重要な事実、敗北後の日本の対応などが、これまで国民にほとんど見えなくなってしまっているので、テレビの社会的責任としてそういう点をしっかりと放送して欲しい。

◇3千体以上の遺骨が、なぜ戦後60年経った今でもモンゴルの草原に放置されたままなのか。収集された遺骨は、その後どうなるのかという点についても、もう少し掘り下げてもらいたかった。

【国本報道グループ部長からテレメンタリー2005「歳月(とき)をとめた草原~ノモンハン事件 三千体の遺骨~」についての説明】

 番組の制作意図は戦後60年の節目に知られざる「ノモンハン事件の記録」を残したいということです。北海道在住の関係者は高齢になられていますので、今まさに光をあてなければなりません。
 遺骨収集は去年始まったばかりで、今回が2回目です。「遺族会」が現地に行くことがわかりましたので、ヘリコプターやジープ等をチャーターして同行しました。
 「ノモンハン事件」という軍部が隠蔽した戦争の中で「一人の市民、一兵卒にとってこの戦争は何だったのか」という視点に絞り込みました。静かな映像で淡々と“戦争の現実”というものを伝えるということが番組の制作意図であります。
 当時の社会的な背景や、軍部が隠した真相を25分の番組の中で描ききれなかった反省点は今後の番組制作に反映させたいと考えます。


TOPページへ戻る


Copyright © HTB All Rights Reserved.