番組向上への取組

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番組審議会だより

 北海道テレビ放送では、番組審議会委員10名の方による放送番組審議会を設け、毎月1回(8月と12月を除く)審議会を開催して、放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
  番組審議会でのご意見は,番組モニターの方のご意見とともに、2ヶ月に一度第3日曜午前5:30から放送の「あなたとHTB」でもご紹介していますのでどうぞご覧ください。

 

第413回北海道テレビ放送番組審議会概要

日時

2009年4月22(水)15:00~17:00

審議テーマ

(1)報道・情報系番組の「取材」のあり方、「情報」の取り扱いと放送倫理、人権の問題について
(2)「裁判員制度」と放送のあり方について

出席委員

内田 和男 委員長
宮澤 仁朗 副委員長
大房 孝宏 委員
塩野谷英男 委員
三上 雅俊 委員
岸田 洋輔 委員
佐々木小世里 委員
藤原 千枝子 委員
中川ファリーン委員

会社側出席者

代表取締役社長  荻谷 忠男
専務取締役デジタル推進担当兼報道情報担当兼技術担当 樋泉 実
取締役CSR推進室長兼番組審議会担当 横山 憲治
取締役編成担当兼編成戦略局長 林 亮一
報道情報局長 国本 昌秀
広報部長 大羅 富士夫
番組審議会事務局長  関川信明
番組審議会事務局チーフマネージャー 南部 由美

 

【会社報告】

  • 新委員長に内田和男氏就任
  • 地デジ化の中継局整備、今年度中に全世帯のカバー率は約96%に到達
  • アナログ停波に向け、受信機普及、集合住宅の受信対策などに、補正予算で支援制度整備の議論スピードアップ
  • 4月改編で「おは天」メイン司会者に林和人アナウンサー登場
  • 「大地を黄金色に変えた」英語版を製作中
  • 「ユメミル、チカラ」発行
  • 北海道キルトウィーク2009 5/27(水)~29(金)きたえーるにて開催
  • ホットラインマンスリーレポート2009年3月
 

【審議内容】

議題1. 報道・情報系番組の「取材」のあり方、「情報」の取り扱いと放送倫理、人権の問題について


◇虚偽証言ややらせ報道が起こる背景には、放送界があまりにも浮き足立っていることに根っこがあるのではないだろうか。一歩立ち止まり、情報内容の正否の検証や、もっと踏み込んで、その情報に報道価値があるか冷静に検討することが不可欠だと思う。

◇報道の自由とは、放送局の表現の自由ではない。まず国民の表現の自由があり、次に国民の知る権利があり、その上で報道の自由があることを認識すべきである。

◇外部有識者で構成する番組審議委員会に加えて、ピアレビュー(peer review)、同業者仲間での相互評価を行うことも検討すべきである。

◇「yes or no」の問い掛けによる街頭インタビューは、統計的な有意性が保証されておらず、新聞報道でなされている「世論調査」とは全く別物であるだけではなく、むしろ弊害を伴う危険性がある。


議題2. 「裁判員制度」と放送の在り方について


◇報道番組のワードショー化による弊害が目立つ。ニュースキャスターと呼ばれる人たちが、自分の価値観を一面的な視点で話すことの怖さは今後も続くのではないか。

◇報道機関による膨大な事件報道が、一般市民で構成される裁判員に偏見を与えかねないという危惧がある一方で、適切な報道は、危険情報の共有から再発防止に寄与し、また権力を監視する役割も有している。過熱報道を律しつつ、慎重かつ正確な報道に努めるべき。

◇ニュースキャスターが高見から軽々しく被害者に同情するコメントを行うスタイルは、まだ被疑者にすぎない人を大犯罪人のように暗示させる力をもっており好ましくない。ニュースキャスターは裁判員ではないので、多角的な視点からの報道を心がけるべきである。

◇新聞報道においては、逮捕直後で、状況や証拠、動機が十分に明らかになっていない場合、容疑者個人についてのコメントは原則掲載しないことにしている。

◇民放連の報道記者研修会において、BPO委員が、裁判員制度というものはあくまでも司法改革であって、メディア改革ではない。事件報道において法律や歴史などについて掘り下げる方向性を取るべきであると述べておられるが、まったく同感である。


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