番組向上への取組

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番組審議会だより

 北海道テレビ放送では、番組審議会委員10名の方による放送番組審議会を設け、毎月1回(8月と12月を除く)審議会を開催して、放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
  番組審議会でのご意見は,番組モニターの方のご意見とともに、2ヶ月に一度第3日曜午前5:30から放送の「あなたとHTB」でもご紹介していますのでどうぞご覧ください。

 

第415回北海道テレビ放送番組審議会概要

日時

2009年6月22(月)15:00~17:00

審議番組

テレメンタリー2009
「ぬくもりの向こうに~僕たちのふるさとが消えた日~」
2009年6月13日(土)25:30-26:00

出席委員

内田 和男  委員長
宮澤 仁朗  副委員長
河村利枝子  委員
岸田 洋輔  委員
三上 雅俊  委員(レポート)
佐々木小世里 委員
塩野谷英男  委員(レポート)
藤原千枝子  委員
大房 孝宏  委員
中川ファリーン委員

会社側出席者

代表取締役社長  荻谷 忠男
専務取締役    樋泉  実
取締役CSR推進室長兼番組審議会担当 横山 憲治
取締役編成担当兼編成戦略局長 林 亮一
報道情報局長 国本 昌秀
広報部長 大羅 富士夫
番組ディレクター 海野祐至
番組審議会事務局長 関川信明
番組審議会事務局チーフマネージャー 南部 由美

 

【会社報告】

  • 6月1日電波の日関連
  • アメリカのデジタル完全移行事情
  • 「YOSAKOI」ファイナル生中継で好結果
  • 6月6日「ユメミル、デジ6まつり」成功裡に終了
  • 「職場風土改革事業実施事業主」に選定
  • ホットラインマンスリーレポート2009年5月
 

【委員の意見要旨】

◇「イチオシ!」での地道な取材の積み重ねが、この番組に見事に結実していた。民間移譲の名のもとにおこなわれた福祉切捨ての実態を明らかにしたことは大変意義深い。

◇ぼかしの制約がありながら、乳児の撮影角度を工夫し目元だけをアップにする、よちよち歩きをローアングルで追うなど、高度なカメラワークは特筆に値する。

◇重く辛いテーマでありながら、悲壮感を前面に打ち出すのではなく、淡淡と乳児院の日常を描きだし、視聴者に社会の実相を問いかける構成は巧みで、流れのよい小説を読んでいるかのようだった。

◇大沢たかおのナレーションは、声のトーン、スピード、落ち着き、温かみ・・全て備えており最適の人選。

◇卒院した高校生のエピソードは、乳児院が単に子供を育てる場ではなく、心のよりどころ、心のふるさとになっていることを如実に物語っていた。

◇「親が受刑者なら、その子供も犯罪者なのか・・・」というナレーションは、何を伝えたかったのか理解できなかった。

◇番組の意図は、人・建物・マネジメント・場所・・全てが変わってしまうなかで、北海道立中央乳児院で長い間育んできた「ぬくもり」が、はたして民間の施設に引きつがれるのかであったと思われるが、終始大人目線での映像が目立ち、子供たちの心理的な変化を読み取ることができなかった。

◇これからも社会的に意義深いテーマを取り上げ、完成度の高い内容の番組制作に挑戦してしてほしい。


 

【局側の見解】

◇昨年の第一弾では、道立中央乳児院の存在と、そこをふるさととして育つ子どもたちを中心に据えた。1年後の今回は、視点を変え、新旧の乳児院で温かく子供たちを育み見守る職員の方々にフォーカスして描いた。乳児院の基本情報をどの程度組み入れるべきか、続編ならではの苦労もあり、試行錯誤を繰り返して制作に臨んだ。

◇「親が受刑者ならその子どもも・・・」という大沢たかおのナレーション。番組宣伝でも良く流れたこのフレーズは、番組を見終わった際、そんなことはない、すべての子どもたちは平等に愛される権利を持ちかわいらしさを持っていると感じて欲しい、きっとそう思ってくれるという信念のもとに制作した。

◇道の予算削減策の一環として、民間移譲を余儀なくされた道立中央乳児院の最後と、引き継いだ札幌乳児院の始動を丹念に追い、職員の胸に去来する思い、むなしさややりきれなさを汲み取って伝えたいと思った。

◇保育士の資格を有したプロフェッショナルが、そのスキルを生かせない部署に異動を命じられる現実、新たな施設で職員は懸命に子どもたちと向き合っているが人数不足による職員の苦労、負担など福祉行政の矛盾をあぶりだす構成に腐心した。


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