番組向上への取組

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番組審議会だより

 北海道テレビ放送では、番組審議会委員10名の方による放送番組審議会を設け、毎月1回(8月と12月を除く)審議会を開催して、放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
  番組審議会でのご意見は,番組モニターの方のご意見とともに、2ヶ月に一度第3日曜午前5:30から放送の「あなたとHTB」でもご紹介していますのでどうぞご覧ください。

 

第417回北海道テレビ放送番組審議会概要

日時

2009年9月25(金)15:00~17:00

審議番組

テレメンタリー2009
「きっと私はがんばれる ~乳がん患者からのラストメッセージ~」
2009年8月8日(月)16:55-17:25放送

出席委員

内田 和男  委員長
宮澤 仁朗  副委員長
河村利枝子  委員
岸田 洋輔  委員
三上 雅俊  委員
佐々木小世里 委員
塩野谷英男  委員
藤原千枝子  委員(レポート)
大房 孝宏  委員
中川ファリーン委員

会社側出席者

代表取締役社長  荻谷 忠男
専務取締役    樋泉  実
取締役CSR推進室長兼番組審議会担当 横山 憲治
取締役報道情報担当 林  亮一
取締役編成担当兼編成局長 上杉 一紀
報道情報局長 国本 昌秀
広報部長 大羅 富士夫
番組ディレクター 阿久津 友紀
番組審議会事務局長 関川 信明
番組審議会事務局チーフマネージャー 南部 由美

 

【会社報告】

  • 総選挙報道総括
  • 民主党政権とテレビについて
  • 「真相報道 バンキシャ!」裏金虚偽証言報道のその後について
  • 秋改編の概要
  • テレメンタリー2009「憧れのトムラウシで・・」10月24日放送決定
  • HTBスペシャルドラマ「ミエルヒ」12月放送予定
  • ホットラインマンスリーレポート 7月・8月
  • 番組モニター報告書「きっと私はがんばれる」
 

【委員の意見要旨】

◇椴法華中学の「命の授業」風景、「自分のこととして考えてほしい」と語る先生の言葉が印象的で、視聴者の関心をひきつけるに相応しい効果的なオープニングだった。

◇森さやかさんのナレーションは、声のトーンに落ち着きがあり、情感に流されない抑制のきいた語り口とともに番組を引き立てていた。原稿は推敲された言葉が紡がれ、ひと言ひと言に聞き入った。

◇5年以上にわたる長期取材できっちりと大原まゆさんをフォローし続けた局側の姿勢に敬意を表したい。このドキュメンタリーから彼女の人生は短くとも充実して輝きを放っていたことが十二分に伝わってきた。

◇最後の映像が亡くなる直前の姿ではなく、今年2月の食事のシーンであったことに救われた。彼女がいかに生きたかということを視聴者に強く印象づける構成だった。

◇番組尺の問題はあろうが、乳がん検診に関する数値による検証が盛り込まれていれば、大原まゆさんの乳がん啓発運動をより深く理解することができたと思う。

◇作り手の視点が見えてこなかった。大原まゆさんは「自分のようにならないで。がん検診を受けて。一人で悩まないで」ということを本当は伝えたかったのではないだろうか。

◇ぜひ、大原まゆさんの遺志が「言葉のバトン」としてどのように引き継がれていくのか、取材を継続し良質のドキュメンタリーとして発信していただきたい。


 

【局側の見解】

◇まゆさんへの取材は、6年前、彼女のかかりつけの病院で偶然出会った ことに端を発する。その時は本も出版前で、その後、映画化や乳がん啓発活動など、全国に活躍の場を広げようとは思ってもいなかった。

◇まゆさんが遺したかったものは「生きる」ことであり、食べるシーンが多いのは、それが一番現れているからに他ならない。患者さんが見ることもあり、亡くなった事実を殊更フォーカスするより、生きることの大切さを彼女を通してストレートに訴えたいと思った。

◇彼女の意思を尊重し、インタビューは編集せずそのまま、過剰な演出なしに使わせていただいた。

◇医療情報などを盛り込んだ続編を12月に特番として放送する予定で、まゆさんから託された「言葉のバトン」を、番組としていかに次につなげることができるか模索している。


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