TOP > HTBについて - 番組審議会だより
番組審議会だより
北海道テレビ放送では、番組審議会委員10名の方による放送番組審議会を設け、毎月1回(8月と12月を除く)審議会を開催して、放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
番組審議会でのご意見は,番組モニターの方のご意見とともに、2ヶ月に一度第3日曜午前5:30から放送の「あなたとHTB」でもご紹介していますのでどうぞご覧ください。
第429回北海道テレビ放送番組審議会概要
日時
2010年11月25日(木)15:00~17:00
審議番組
テレメンタリー2010「旭山動物園が描く未来~消えゆく森のボルネオゾウを救え!~」
2010年11月19日(金)25:24~25:54
出席委員
内田和男 委員長
宮澤仁朗 副委員長
中川ファリーン委員
見野彰信 委員
小西由稀 委員
千葉光宏 委員(レポート)
髙橋賢友 委員
平島美紀江 委員
伊藤千織 委員
大西昌美 委員
会社側出席者
代表取締役社長 荻谷忠男
専務取締役 樋泉 実
取締役 林 亮一
CSR推進室長兼ホットラインデスク部長 国本昌秀
報道情報局長 寺内達郎
編成局長 川筋雅文
広報部長 岡 仁子
番組担当プロデューサー 沼田博光
番組審議会事務局長 関川信明
番組審議会事務局チーフマネージャー 南部由美
【会社報告】
- 第58回民間放送全国大会について
- ユメミル、チカラ応援レポート2011について
- 日ハムドラフト1位斎藤佑樹投手関連(明治神宮大会を緊急編成)
- HTBノンフィクション放送開始
- ユメミル、アニメonちゃん新作編成
- HTBスペシャルドラマ「ミエルヒ」が国際コンクールアジア・テレビ賞入選
- ホットライン Monthly Report 2010年10月
- 番組モニター報告 2010年10月
【委員の意見要旨】
◇坂東園長の気骨と行動力、独創的なアイデアなどがつぶさに伝わってきた。環境問題に関するさまざまなデータが過不足なく挿入されていた。パーム油の消費とマレーシアの環境破壊、現地の悲惨な状況など、視聴者に問題提起を促す内容だった。
◇果てしなく広がるプランテーション、車が行きかう道路、その二つに挟まれた狭小なジャングルに生息するボルネオゾウの群れ・・衝撃的な映像にショックを受けた。この番組が伝えたかったことが、この映像に凝縮されているように感じた。
◇優香さんのナレーションは落ち着いて、聞きやすく、抑制が効いていた。
◇臨場感あふれる映像が際立っていた。特に人間への憎しみに満ちたボルネオゾウの群れを追う撮影は困難を極め危険なものだったはず。
◇坂東園長が、名実ともに動物園の枠組みを超え、新たなステージに進んだことがはっきり見て取れた。社会の意識を変える、勝負にこだわれと明言する彼の言葉と態度は迫力があった。
◇3年の歩みを30分に凝縮するのはいささか無理があったように思う。坪内さんが何者か、なぜボルネオが旭山にオファーしたのか知りたい。
【局側の説明】
◇旭山動物園と坂東園長の取り組みは、次のステージに向けて着実に歩みを進めている。北海道のローカル局としてさまざまはアングルから取材を積み重ね、全国に発信していきたい。