出演 MC松井克師 高橋成明
ほか 参加ライダー&ジャッジ陣&沼田町のみなさん
今シーズンもNMBがスタート!17年目もヨコノリのHAPPY感を力一杯伝えて行きたい。
さて、初回を飾るのは真夏の北海道で天然雪を使ったJIBイベントの模様だ。場所は「沼田町」。札幌から車で2時間ちょっと、農業のさかんな町である。この町は以前から冬の間に降った雪を貯蔵し、農作物の保存や冷房に利用しており。雪の蔵で低温保存したお米「雪中米(せっちゅうまい)」などで知られている。
ここまでなら、「資源の有効活用とエコ」という話に落ち着くが、この雪の使い道として「スノーボード」に白羽の矢が立った。ありそうでなかった発想である。
沼田町からほど近い妹背牛町(もせうしちょう)に高橋成明がいる。夏は農業、冬はプロスノーボーダーとして活躍する彼がキーマンとなって今回のイベントが実現した。と言っても、町も彼も初めての試みである。何をどれくらい用意すればいいのか?参会者は来てくれるのか?スノーボードになじみのない町民に理解は得られるのか?などなど、農作業と同時並行で進めた準備はまさに暗中模索。黒が忍ばれる。
時は8月7日。JR沼田駅の前に出現した雪山は何と350トン。農業の町に50人を超える参加者と、珍しい出で立ちの若者達に興味津々の地元ギャラリーが集合した。
その後の猛暑を予感させる30度近い気温の中、どんどん溶ける雪や荒れるアイテムを必死にメンテしながらも、ライダー達のパフォーマンスに喝采が送られた。
派手な大技連発の大会ではないが、真夏に雪に触れる喜びや、捨て身のパフォーマンスを披露してのギャラリーへのサービス精神など、スノーボードの楽しさの原点を感じさせる非常に温かいイベントだった。
優勝は16歳の前田裕貴。フロントフリップの連続技に町民のみなさんも度肝を抜かれていたが、これからの活躍が非常に楽しみな若手ライダーである。
スノーボードを知らない人たちと、スノーボードバカたちが一つの輪を作ってゆく様子を、今シーズン1回目の放送でぜひ見て欲しい。