医TV

医TVとは

2009年10月17日放送

【日本プライマリケア学会 北海道の家庭医療の取り組み 北海道家庭医療学センター】

広域な医療圏を抱える北海道において、幅広い知識をもった家庭医による診療は、大きな可能性を有している。北海道家庭医療学センターの取り組みから、その現状と可能性を考える。

医療法人社団 高橋整形外科クリニック


番組では、日本プライマリケア学会会長で、北海道大学大学院医学研究科(医療システム学分野)前沢政次教授に、家庭医療についてお話を伺った。前沢教授は、現代の疾病構造が生活習慣病といわれる慢性疾患が多数を占めているなかで、一人の患者さんが多くの病気を抱え、総合病院といわれる医療機関で複数の診療科を受診することは決して珍しいことではなくなっているという。日本で最も広域な医療圏を有し、都市部と地方の医療格差が顕著な北海道において、自治体病院の赤字経営は、入院施設の閉鎖や、診療科の縮小、医師確保の困難といった様々な現象を波及的に発生させ、地方の医療は厳しい現状におかれている。こうした背景から、地方に暮らす患者さんは、自分たちの暮らす地域で完結した医療を受けることが出来ず、都市部の大きな病院への医療流民現象が起き、高齢化社会といった更なる現実から考えても、地方から都市部の医療機関の受診は、大きな身体的負担と共に、通院等の交通費といった経済的負担も大きい。そうしたなかで医療は大きな進歩を遂げ、より細分化され高度化される一方で、幅広い医学的知識をもった家庭医と、専門医が共に連携協力し、効果的で効率的な医療の実現に動きはじめている。室蘭で家庭医療の実践と、家庭医の育成、教育に取り組んでいる、北海道家庭医療学センターでは、外来診療と共に、在宅医療なども行い、地域ニーズに応えるべく日々の診療に取り組んでいる他、北海道の自治体からの依頼で、家庭医を派遣し地域医療の充実に努力している。寿都町立診療所もそのひとつであり、これまで単年度経営においても、赤字経営であったものが、家庭医の取り組みにより、幅広い病気に対応できることから、単年度ではあるが黒字経営に転換できたという。 前沢教授は、家庭医療という、生活から病気を診る医療と共に、高度な医学医療を活かした専門医療がともに一人の人間のいのちを見つめる時代をつくるために全力を尽くしたいと言葉をしめた。まさに家庭医療は、現代医療の様々な事象の解決の核となるもので、その動向が注目される。


2010年 秋の物産展にonじゃましま~す! 情報サプリ*ケンズファーム 研ナオコがてがける逸品コレクションが登場! サトウヨシアキ 1st Mini Album 「cacoi」 夢チカ18 ユメミル、チカラ応援ステーション

ログイン
当サイトではOpenIDを利用しております。