2010年2月6日放送
【KKR札幌医療センター 斗南病院】
斗南病院・消化器グループ(院内表記:消化器センター)では胃がんや、大腸がんなどの消化器がんに対して、消化器内科、外科、腫瘍内科が連携し集学的がん治療に取り組んでいます


番組では、KKR札幌医療センター斗南病院、加藤紘之病院長と、消化器センターの責任者である近藤仁診療部長の両名にお話を伺った。斗南病院は、札幌市の中心部に位置する都市型の急性期病院として、先進的な医療の実践をめざし日々の診療に取り組んでいる。今回、番組では消化器センターにスポットをあてた。加藤病院長は云う。これまでの一般的な消化器がんの診療においては、消化器内科は診断を目的に。(早期がんの症例においては消化器内科で内視鏡手術を実施することもある。)しかし、内視鏡検査や摘出組織の病理検査の結果、外科的な治療が必要と判断された場合は、患者さんは外科に移り手術。さらに術後の結果によってリンパ節転移等が発見され、術後化学療法が(抗がん剤治療)が必要な場合は、外科医が化学療法を行っている事例は数多いという。しかし、現代の医学医療は進歩し、診断治療技術は高度化していることから、医師を含めた医療者には、より高度な知識と技術が求められている。そうしたことから斗南病院では、内科、外科という概念ではなく、消化器センターとして、消化器内科、外科(腫瘍外科)、腫瘍内科が常に連携し、一人一人の消化器がんの患者さんの病態を適切に管理し迅速な対応が取れる体制をとっている。また、斗南病院消化センターでは患者さんにとって負担(苦痛)の少ない医療の提供をめざして、早期の胃がんや、大腸がんにおいて近藤仁診療部長を中心にESDやEMRといわれる内視鏡手術を実施し症例数も数多い。外科的治療については、奥芝俊一副院長を中心に、鏡視下手術といわれる、開腹をせずに腹腔鏡や胸腔鏡というカメラを使用し実施する方法を取り入れることにより、術後の痛みや、活動制限が少なく、入院日数の軽減にもつながっている。(奥芝副院長は、食道がんにおいては2009年度全例を鏡視下手術で実施している。)また抗がん剤治療を実施する腫瘍内科においては、北海道では数少ない、日本臨床腫瘍学会認定・がん薬物療法専門医資格を有する辻靖化学療法センター長を中心に実施し、豊富な臨床経験をもとに、副作用等を適切に管理し、入院治療とともに、外来での化学療法も取り入行っている。最後に近藤仁診療部長は云う。医療医学は進歩していることは事実。しかし、高い治療効果を求めるには早期に発見し治療を開始することだと。現代社会において3人に1人ががんにかかる時代であることから、健康であると思っている人も定期的に検診やドックを受診しチェックすることが大切であると語気を強くし言葉を締めた。
医師紹介
病院長 加藤 紘之
北海道大学名誉教授
北海道大学医学部卒業
前北海道大学医学部第二外科(現 腫瘍外科)教授
元日本外科学会会長
2004年4月~現職
病院情報
札幌市中央区北1条西6丁目
TEL 011-231-2121
tonanhsp@tonan.gr.jp
【診療科目】
消化器内科
糖尿病・内分泌内科
リウマチ膠原病科
循環器内科
血液内科
呼吸器内科
腫瘍外科
呼吸器外科
乳腺外科
整形外科
形成外科
皮膚科
泌尿器科
婦人科(生殖医療)
眼科
耳鼻咽喉科
麻酔科
【HP】
KKR札幌医療センター斗南病院HP
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| 一人の消化器がんの患者さんを消化器内科、腫瘍外科、腫瘍内科が常に支え安心して受けられる優しい医療の提供をめざす | 診療部長 近藤仁(消化器内科) |
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| 早期胃がんや、大腸がんに対する内視鏡手術を実施 | 副院長 奥芝俊一(腫瘍外科) |
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| 鏡視下手術により、患者さんの術後の負担(苦痛)の軽減をめざす | 化学療法センター長 辻 靖(腫瘍内科) |
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| 副作用等を適切に管理し、外来化学療法にも取り組む | 消化器がんをはじめとして、セカンドオビニオン外来を設け、診断や治療法等の助言等を実施 |














