医TV

医TVとは

2010年2月20日放送

【特定医療法人藻友会 札幌いしやま病院 札幌いしやまクリニック】

日常生活や、活動に大きな障害となる痔などの直腸疾患に対して、一般的な、薬物治療や、外科的治療と共に、更なる患者さんの負担(侵襲)軽減と、治療効果の向上をめざして痔核治療にジオン注射療法を取り入れ行っています 。

札幌いしやまクリニック 札幌いしやま病院


番組では、1977年に、直腸肛門疾患に特化した医療の提供を目指して開設した、札幌いしやま病院、樽見研副院長に痔疾患についての取り組みを伺った。樽見副院長は云う。ある民間製薬会社のデータによると、日本人の3人に1人が、何らかの痔疾患にかかっていると言われるぐらいに患者数は多いと。しかし、痔疾患は肛門周囲に起きる病気であることから、恥ずかしさから受診することに抵抗を感じている方が多く、実際の受診患者以上に、潜在患者がいることに樽見副院長は警鐘を鳴らす。痔疾患の症状としては排便時の出血、痛みなどが主なものとして挙げられるが、排便時の出血は大腸がんの特徴的な症状でもあり、がんによる出血を痔と勝手に判断し手遅れになることは、最近多い傾向にあるという。そうした社会的現況から、札幌いしやま病院では、2004年、外来診療と、入院診療を分化し、外来診療は札幌いしやまクリニックが、入院や手術が必要な場合は、札幌いしやま病院が実施するという形で、効果的で機能的な診療を実施し、患者さんに対する、医療サービスの質の向上をめざしている。痔疾患においては外来で直腸鏡というカメラを使用し、肛門や直腸の状態を観察することによって、診断はほぼ可能で直腸までのがんについても発見することはできる。しかしS状結腸や、横行・上行結腸については、大腸内視鏡検査をしなければ判断できないことから、樽見副院長は、直腸鏡(カメラ)で痔と診断することができても、大腸内視鏡検査を勧める。平成20年度においては、2430件の大腸内視鏡検査を実施している。また痔のなかでも、最も多いとされる痔核の治療においては、薬物治療とともに結紮切除法といわれる外科的治療が一般的に行われているが、札幌いしやま病院では、ジオン注射療法を取り入れ、切らずに治療することをめざしている。増加傾向にある、痔疾患に対して、年間3000例を越える痔疾患の外科的治療に取り組む札幌いしやま病院、札幌いしやまクリニツクの取り組みは、広く潜在的な痔疾患を持っている方たちに知っていただき、早期に受診しQOLの高い生活を目指して欲しいと取材を通して感じた。


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