医TV

医TVとは

2010年5月1日放送

【医療法人社団北海道恵愛会 札幌南一条病院】

患者さんにとって最良な医療の提供をめざすという理念の基に、生活習慣病の中でも増加傾向にある高血圧や糖尿病とともに、慢性腎不全や、喫煙等が原因で起こるCOPD等の診療にも取り組んでいます。

医療法人社団北海道恵愛会 札幌南一条病院


番組では、札幌市中央区で急性期から、慢性期(療養)までに対応する医療に取り組む、医療法人社団北海道恵愛会 札幌南一条病院 工靖男院長にお話を伺った。工藤院長は云う。高齢化の進展と共に、生活習慣病が顕著に増加する中で、医療は病気を治す時代から、病気と上手に長く付き合っていく時代であると。札幌南一条病院は、肺がんをはじめとした呼吸器、循環器疾患の専門病院として広く認知されていたが、医療法人社団北海道恵愛会の施設機能の転換の中で、肺がん診療は札幌南三条病院に移転したことにより、呼吸器内科は肺がん以外の、喫煙が主な原因で起こるCOPD(慢性閉塞性肺疾患)や心筋梗塞や脳梗塞の原因疾患ともいわれるSAS(睡眠時無呼吸症候群)等の診断治療や呼吸リハビリ等に取り組んでいる。また循環器内科、腎臓内科においては、高血圧や糖尿病といった生活習慣病の診断とともに、薬物治療による病態の適切な医学的管理に力を入れ取り組んでいる。しかし、生活習慣病という病名からもわかるように、食生活や、喫煙等の嗜好といった生活習慣の歪みが病気の発生につながることから、患者さん自身が生活習慣の改善に努めなければ病気は進行し続けると工藤院長は語気を強める。実際、高血圧や糖尿病といった病気を適切にコントロールできず腎不全に移行し透析治療が必要になる例も少なくないという。そうしたことから、札幌南一条病院では透析治療にも取り組み、患者さん個々の病態によっては、人工腎臓といった機械による血液透析ではなく、患者さん自身の腹膜を使用し透析を行う腹膜透析も選択肢として用意し行っている。また、生活習慣病は腎不全以外にも様々な合併症によって障害を受けることがあることから、療養病棟や障害者病棟を設け、できる限り患者さんを長くサポートできのよう体制を作り取り組んでいる。取材を通して、生活習慣病の適切な管理の重要性とともに、長期的に患者さんを支える医療の提供をめざす札幌南一条院のその取り組みに、医療人としのやさしさを感じた。


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