医TV

医TVとは

2010年7月10日放送

【医療法人北海道家庭医療学センター 栄町ファミリークリニック】

新たなる体制の下で小児科や内科、外科等の幅広い研修を受けた家庭医が、地域の医療ニーズに応える医療の提供をめざして、クリニックでの外来診療から、訪問診療までに取り組んでいます。

【医療法人北海道家庭医療学センター 栄町ファミリークリニック】【医療法人北海道家庭医療学センター 栄町ファミリークリニック】


番組では2010年4月、水谷外科医院から、医療法人北海道家庭医療学センター 栄町ファミリークリニックに名称を変更し、家庭医療に取り組む、松田諭 院長にお話を伺った。医療法人北海道家庭医療学センターは、室蘭市に本拠地を置き、草場鉄周理事長のもと、地域医療を担う、幅広い知識をもった家庭医の育成に力を入れている。診療としては、北海道家庭医療学センターに併設する形で、本輪西ファミリークリニックを設置しているほか、自治体からの要請で、十勝管内の更別村国保診療所や、寿都町立診療所に医師の派遣するなど、北海道の地域医療の充実に尽力している。札幌市東区の栄町ファミリークリニックは、都市型の家庭医療実践施設として、クリニックでの外来診療と共に、訪問診療等にも取り組んでいる。松田院長は云う。家庭医療は、病気を臓器や器官別に診るのではなく、地域に暮らす人たちの生活の身近で、健やかな心と身体を育み、夢や生きがいをもって暮らせる地域つくりこそが使命であり、目的であると。取材時、待合ロビーには子供から、ビジネスマン、高齢者など幅広い年齢層の患者さんが受診していた。その中で子供連れのお母さんはこれまで、子供と一緒に風邪をひいたとき等には、子供は小児科、自分は内科とそれぞれかかっていたが、こうした家庭医のいるクリニックでは、子供も自分もかかれるので大変助かりますと話してくれた。しかし、幅広い年齢層や、病気の初期に診療にあたる家庭医には、内科や小児科、外科、整形外科、日常的に起こりやすい眼科や耳鼻科、皮膚科、産婦人科など幅広い知識とともに、在宅でのがんの緩和医療等を行うにあたっては、がんに対する専門知識を理解しなければならず、家庭医に求められる要件は多い。最後に、松田院長は、人間を個として診る家庭医療は専門分化が加速する医学会において、専門医学と、生活を結ぶ不可欠な存在であると言葉を締めた。生活習慣病が増加する中で、病気と上手に付き合っていかなければならない時代において、疾病克服をめざした専門医療と共に、心までをも考えた生活を診る家庭医療の必要性について取材を通して再認識することができた。


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