医TV

医TVとは

2010年7月17日放送

【医療法人社団 札幌外科記念病院】

マルチスライスCTや拡大内視鏡、カプセル内視鏡、マンモグラフィーといった精細な画像データが得られる診断機器を導入し消化器がんや、乳がん等の早期発見、早期治療に取り組んでいます。

【医療法人社団 札幌外科記念病院】


番組では昭和57年に胃、大腸、肝臓、すい臓等の消化器疾患の診療を担う医療機関として山本直也理事長が開設して以来、札幌市中央区の地域医療を担ってきた医療法人社団札幌外科記念病院 江端俊彰院長にお話を伺った。江端院長は云う。医学医療は著しく進歩し、検査や治療における患者さんの負担侵襲は確実に軽減していると。江端院長は日本外科学会認定指導医、日本消化器外科学会認定指導医でもあり、これまで数多くの消化器がんの外科的な治療に携わってきたが外科的な手術治療も大きく変化したという。開腹手術でも、大きくお腹を開き拡大切除の時代から、縮小手術、そして、昨今の数個の穴をあけてカメラを見ながら手術を行う腹腔鏡下手術に至るまでその変化はめまぐるしいとも振り返る。しかし江端院長は、現代医療が進歩を続ける中で、医療を受ける患者さんの意識が、医療という科学によって「病気が治る」時代になったと思っている方が多い現実に警鐘を鳴らす。確かに、診断技術や、治療薬剤、遺伝子治療等急速な勢いで医療が進歩していることは事実ではあるが、それはどんな重篤な病気でも治すことができるのではなく、過去には見つけることのできなかったというか、見えなかった極早期に病気を見つけることができたことによっての結果であり、がん治療においては末期がんといわれる状態の治療成績は、余命を延長する程度あり、過去と比較し大きな変化がない現実を正しく認識すべきと江端院長は強著する。そうしたなかにおいて札幌外科記念病院では、最新のEBM(医学的根拠)に基づいた治療手技等の導入とともに、16列のマルチスライスCTや、NBI拡大内視鏡、カプセル内視鏡、マンモグラフィーといった、精細な画像が得られる診断機器を導入し、がんの早期発見に取り組んでいる。取材を通して、医療という科学への依存と、自らの健康、生命への責任等について生活者への意識啓発がメディアに携わるものとして大切であることを再認識した。


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