2010年7月24日放送
【特定医療法人北海道循環器病院
介護老人保健施設グラーネ北の沢】
日本の社会の高齢化が進むなかで、病院と自宅(地域)を繋ぐ中間施設として、高齢者の生活の質の向上をめざしたリハビリや、認知症の予防等に努め、在宅復帰とともに帰宅後の生活支援に取り組んでいます。

番組では、特定医療法人北海道循環器病院が管理運営する、介護老人保健施設グラーネ北の沢を取材し、大堀克己理事長にお話を伺った。大堀理事長は云う。日本の社会の高齢化が進むなかで、患者さんが長年住み慣れた、自宅や地域で生活していくためには医療と介護の連携が何よりも大切であると。特定医療法人北海道循環器病院は、「医療を通して同じ時代に生きる人々のお役に立つ」を理念として掲げ、1981年の開設以来心臓血管疾患の専門病院として、心筋梗塞等のバイパス手術や、カテーテルを使用した血管内治療等に積極的に取り組んできた。しかし、心筋梗塞等のバイパス手術やカテーテル治療の後、心筋梗塞等の原因となった喫煙や食生活等の生活習慣を一時的には改善することができても長期的に維持することができず、再発される患者さんが多いことから、北海道循環器病院では心臓リハビリテーション(有酸素運動や栄養指導等)に取り組み、再発の予防とともにの患者さんの生活の質の向上に大きな成果をあげている。そうした北海道循環器病院の取り組みは、単に病気だけを治療するという視点ではなく、地域、住み慣れた家での生活において、患者さんらしい人生、生き方を支える医療という視点がその根幹にある。しかし、現在の医療と介護は医療保険、介護保険と施策上大別される中で、北海道循環器病院は、病院と地域(=住み慣れた家)をつなぎ、長期的な視点で患者さんの生活を支えていくためには中間施設として介護老人保健施設が重要な位置づけにあると認識し、1997年にグラーネ北の沢を開設した。グラーネという名称は、フランス語で落穂の収穫という意味から、ご高齢であっても新しい発見のある充実した毎日を過ごして欲しいとの思いが込められている。現在、グラーネ北の沢では中間施設として在宅復帰と、在宅支援を明確な目的としてリハビリを実施し、理学療法においては利用者の身体機能を医学的に客観的に評価し、マシーントレーニング等を取り入れ日常生活動作の維持向上を個別プログラムを作成し行っている他、作業療法においても、利用者が自発的に参加できるよう趣味活動を取り入れ、将来的な生きがいの創造につながるようなプログラムを設けている。また高齢者の認知症対策についても、脳の活性化を促す、音楽活動や、ゲーム等の脳リハビリを取り入れ、認知症の予防に努力している。これからの日本の社会は高齢化が著しく加速する中で、老人施設のあり方が大きく問われることは周知の事実。しかし、そのなかで最も大切なものは、生きがい、自分らしさの想像。グラーネという言葉に込められた「落穂の収穫」=「高齢であっても発見のある毎日」という言葉に、これからの高齢化社会のあるべき方向性を感じることができた。
医師紹介
理事長 大堀克己
日本胸部外科学会認定・心臓血管外科専門医
札幌医科大学卒業
病院情報
札幌市南区北ノ沢1804-52
TEL 011-572-2002
FAX 011-572-2008
■併設施設
グラーネ訪問看護ステーション
グラーネ介護支援センター
■関連施設
▽特定医療法人 北海道循環器病院
札幌市中央区南27条西13丁目1-30
TEL.011-563-3911 FAX.011-551-3109
▽介護老人保健施設 サンビオーズ新琴似
札幌市北区新琴似2条5丁目1-1
TEL.011-763-9300 FAX.011-763-9301
▽札幌市南区介護予防センター澄川
札幌市南区澄川3条4丁目4番17号
TEL:011-820-6767
【HP】
特定医療法人北海道循環器病院HP
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| 「医療を通して同じ時代に生きる人々のお役に立つ」という理念に基づいて診療にあたる | |
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| 高齢化が進む中で医療と介護の連携はより重要な時代 | 居室を訪問する中村キミヱ施設長 |
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| 介護老人保健施設は在宅復帰等を支援する中間施設 | |
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| 理学療法は身体機能を医学的評価した後、個別プログラムを作成し実施 | |
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| 作業療法には趣味活動を取り入り自発的参加を促すプログラムを取り入れている | |
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| 認知症の予防等を目的に脳リハビリに取り組む | |
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| 脳の前頭前野を刺激し認知症の予防等をめざす | |
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| 定期的に大堀理事長による認知症の相談を実施(要予約) | |




















