医TV

医TVとは

2010年8月14日放送

【特定医療法人北海道循環器病院 介護老人保健施設 サンビオーズ新琴似】

介護老人保健施設グラーネ北の沢の運営経験を生かし、下肢筋力の低下や認知症の予防等のリハビリに取り組むと共に、軽度の認知症の方を対象としたユニットケアや水中でのリハビリ施設を新たに設け、一日も早い在宅復帰を支援しています。

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番組では、特定医療法人北海道循環器病院が管理運営する、介護老人保健施設サンビオーズ新琴似を取材し、大堀克己理事長にお話を伺った。大堀理事長は云う。高齢化が進行する現代社会においては医療と介護が両輪で機能することが何よりも重要であると。北海道循環器病院は、1981年の開設以来「医療を通して同じ時代に生きる人々のお役に立つ」という理念のもと、急性期医療機関として心臓血管系疾患の治療に24時間体制であたってきた。しかし、急性期医療の現場においても受診する患者さんの高齢化が進んでいると大堀理事長は強著する。そして患者さんの加齢と共に心臓血管系疾患の原疾患に様々な病気が併発し生活の質の低下したとき、現代の医療制度下においては急性期の医療機関では対応できることが少ないとも大堀理事長は云う。そうした現代の社会現況から、北海道循環器病院は医療(=病院)と自宅の中間施設である介護老人保健施設の開設に動き、1996年札幌市南区にグラーネ北の沢を開設した。グラーネ北の沢では、中間施設としての役割を明確にし、利用者さんが住み慣れた地域や自宅へ一日も早く戻り、自分らしい生活を実現するために、下肢筋力の低下の予防や、認知症の予防等のリハビリの充実に積極的に取り組み、成果を上げてきた。しかし、時代の高齢化がさらに加速するなかで、北海道循環器病院は2005年札幌市北区にサンビオーズ新琴似を開設する。サンビオーズ新琴似はグラーネ北の沢の運営経験を生かし、下肢筋力の低下の予防や、認知症の予防等のリハビリの充実に取り組むとともに、家族的雰囲気の中で介護を行うユニットケア方式を軽度認知症の方に採用したほか、床が可動する水中リハビリ用のプールを設け、車椅子歩行の方も浮力を利用した水中でのリハビリを行っている。高齢化の進行と共に高齢者の生きがいや、自分らしさということが言葉として使われることが多いが、生きがいや、自分らしさは、高齢者一人一人の意識の上に成り立つもの。今回のサンビオーズ新琴似の取材を通して、老人保健施設の施設、設備の充実は確かに大切なものではあるが、その施設設備を効果的に利用するための、利用者さんの意識啓発、高揚のための心の介護の姿が、サンビオーズ新琴似の職員の方たちの行動、表情に感じられ、これからの介護にあるべき指針が見えた。


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