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今回はビッグゲスト登場!!国土交通省北海道開発局の平野道夫局長の独占インタビューをお届けする。海外でのご経験から北海道の未来に寄せる想いまでたっぷりと伺った。フュ−チャ−ロードファイルは、花のみちづくりー鹿追町から!
おびなた
さて今夜も始まりました「南平岸未来道」。Think Futureをキーワードに北海道の明るい未来を探っていこうという番組です。司会のおびなた徳子です。そしておなじみBUGの田崎博士です。よろしくお願いします。
田崎
よろしくお願いします。
おびなた
いつものレギュラーゲストのお二人です。釧路サンエスグループの宮田さんと、凸版印刷の桝谷さんです。よろしくお願いします。
宮田・桝谷
よろしくお願いします。
おびなた
そして番組初登場の方をご紹介します。番組レディの高田まゆみさんです。
宮田・桝谷
番組レディ!?
高田まゆみ
はじめまして、高田まゆみと申します。今日は番組にお邪魔させていただきます。よろしくお願いします。
おびなた
高田さんはみなさん見覚えあると思うんですが…
桝谷
前にも出て…
おびなた
いや、初登場…北海道テレビの「ヒットコム」という番組にも出てますし、南平岸未来道の特番ではリポーターを務めてくださっている方なんです。
高田
前回はゾマホンさんと一緒に…お世話になっています。今日もよろしくお願いします。
おびなた
よろしくお願いします。さあ今日は、とっておきの方のインタビューをご紹介しようと思っています。
桝谷
高田まゆみさんのインタビュー…
おびなた
じゃなくて。
宮田
誰ですか?
おびなた
国土交通省北海道開発局の平野道夫局長です。
宮田
局長!?すごいですね。
おびなた
私がインタビューして参りました。早速ご覧下さい。
Future Interview 〜海外での経験が今、生かされる〜
国土交通省北海道開発局 平野道夫局長インタビュー(前半VTR)
おびなた
国土交通省北海道開発局の平野局長にお話をうかがいます。平野局長よろしくお願いします。
国土交通省北海道開発局 局長 平野道夫氏
こちらこそよろしくお願いします。
おびなた
まず最初に、平野局長がなぜ技術者の道を選んで、開発局に入局したのか、きっかけとか動機を教えていただけますか。
平野局長
小さい頃から算数、途中から数学になりますが、それと理科が好きでした。頭の中が理工系になっていたんだと思います。大学に入って土木を選んだのも、そんなに深い考えではなくて自然と行ったという気持ちです。開発局を選んだのは、北海道に生まれて北海道に育ちましたから、この広い土地で広い視点から何かしたいということで、民間ではなく、国の機関に入ったということです。そんなに深い意味はありません。
おびなた
平野局長はサウジアラビアでも生活のご経験、ご勤務の経験があるとうかがったんですが、これまでの経験についても教えていただけますか。
平野局長
サウジアラビアの場合は、若い頃、建設省に出向したことがありまして、そのときの上司が、「平野は仕事はできないけど、神経は図太いだろう」と。その当時中東を含めて、生活環境、文化も含めて大変なところで、外務省広しといってもなかなか希望者がいなかった。そういう意味で、広く各省から、外務省職員として要請していました。私はそんなに深く考えないで、異文化に触れることが魅力的で、行ったんです。良い経験でした。今でも役に立ってるんですけど、市民の方が自由に部屋に入ってきて、そこでさっと整理して、この文書を持ってあの係に行きなさいと、やるんです。ボトムアップじゃなくて、トップダウン的な処理の仕方、問題解決なんです。市民に対しても。非常に参考になりました。同時に、地位の高い人は階段のすぐそばとか、エレベーターのすぐそばに部屋をとるんです。それは地域の方、市民の方が、奥まったところよりは、入り口に近いところのほうがということです。それは印象的でした。
おびなた
すぐ市民の声が届く場所に…
平野局長
誰でもどうぞという…それは参考になりました。
おびなた
北海道らしさ、北海道の魅力についてはどのように思われますか。
平野局長
みなさん頭の中に持っていらっしゃると思うんですけど、日本全体でみると、温帯、アジアモンスーン地域にあると言ってますけど、北海道だけは寒帯ですね。ブリキストンライン、津軽海峡に架空の線ですが、北海道とそれ以外は、動植物の種類が違うということをイギリス人が気づきまして、これは明治ですけど、ブリキストンラインというのを設定したんです。言葉は今でも残ってます。確かに違う。同時に、例えば北海道は、これを(ノートを開いて)よくみなさんに見せるんですけど、九州プラスどうのと言うけれど、東京近辺で言うと、関東と中部と北陸の新潟を入れた分になるんです。面積的にこんなに広い。言葉で言うと22%と言いますけど、東京に釧路を置いたら、札幌は名古屋まで来ることになります。稚内は能登半島の先に行っちゃう。こういう広がりを持っていますね。そうするとなんとなくわかるでしょう。北海道は簡単に移動できないというのがこれでわかると思います。もうひとつ、大自然が残ってる。手が入ってますけど、緑が豊富です。都市と都市の間は家並みがわりと続かない。途切れては次の都市に来る。大きいイメージです。これは財産です。財産ですし、広いと同時に緑が豊かで、土地が広く広がっているというのは、夢を持たせます。これからますますそうなるんではないでしょうか。
スタジオ
おびなた
私平野局長に初めてお会いしたんですけど、とっても好奇心旺盛な方で、見せていただいたノートも、毎日北海道の情報を、ご自分で切り貼りして作ってらっしゃるんです。
宮田
ご自分で…
桝谷
なかなかできないことですよ…サウジアラビアの話で、仕事できないけど神経図太いからって。あれビジネスマンには大切なことですよね。
宮田
そうですね。それと海外出たり、生態系の視点から北海道を眺められる、幅広い視点をお持ちの方なんで、おもしろいですね。後半楽しみです。
おびなた
まゆみちゃんいかがでしたか。
高田
北海道のお役所に勤めているんですけど、海外で働くこともあるんですね。
おびなた
宮田さんもおっしゃっていたけど、グローバルな視点で北海道を見ていただくと、新たな見方が出てくるんでしょうね。平野局長のインタビューは後半も続きます。ここでいったんコマーシャルです。
Future Entrepreneur
おびなた
今日も宮田さんと桝谷さんに経営戦略のノウハウを教えていただきます。よろしくお願いします。
宮田・桝谷
よろしくお願いします。
おびなた
テーマは何でしょうか。
宮田
前半の、今の平野局長のお話の中からお題をいただきまして、平野局長が海外でいろいろと経験された中で、向こうの組織が意志決定がトップダウンで、どんどん意志決定されていくというお話されていましたが、まさに今、会社が意志決定を速くすること、スピードの経営と言いまして、トップダウンで進めるべきだと言われています。ドラッガーも会社の命運を決まるのは意志決定だと。効率的な組織よりも、非効率でも意志決定が優れた会社であれば生き残っていく、と言われています。調整していろんな意見を集めて決めるのではなくて、トップダウンで決めていく、社長のリーダーシップが求められている。もうひとつは、組織はピラミッドで、何人もの管理職がいて、お客さまというふうになってましたが、お客さま第一主義を掲げている中で、これは間違っているから、三角形を逆にしようと。お客さまが上にいて、一番そこに近いのは現場の人ですね。現場の社員がそれを、ニーズやクレームを聞いて、会社は意志決定していかなくちゃならない。だからトップは意志決定を速くできる、お客さまの声をすぐに聞けるような組織、フラットな組織にしていかなくてはならない。そこで働く社員の満足を上げていかなければならない。これを作っていくのが、会社の社長の仕事だと言われているんですね。桝谷さん。
桝谷
そうですね。今宮田さんがおっしゃったのは、よくトップダウンと言うと、昔ながらのワンマン社長が天皇みたいになるという感じがあるんだけど、そうじゃなくて、プロセスのショートカットと言って、天皇自体が現場に近いところで判断をする、意志裁量を一番現場に近いところでやるということなんです。プロセスのショートカット。もうひとつは、鉄砲を持っている兵隊が、前線で敵を撃っていいかどうかということを、本国の総司令本部に聞くんじゃなくて、自分で決めなさいと。その裁量権を与えるということと同じなんです。
宮田
これからの組織はそうなんです。
桝谷
だいたいそのような潮流が…
宮田
フラットでスピードのある組織なんです。
おびなた
目からウロコのお話ありがとうございました。続いては平野局長のインタビュー後半です。
Future Interview 〜南平岸未来道今後への期待〜
国土交通省北海道開発局 平野道夫局長インタビュー(後半VTR)
おびなた
昨年4月から、北海道みちとくらしと未来のネットワークでは、シンポジウムですとか番組で道のことを取り上げてご紹介して参りましたが、そのような活動についてはどのように思われますか。
国土交通省北海道開発局 局長 平野道夫氏
素晴らしいと思っております。ボランティアサポートプログラムの一環でもあるんでしょうけど、これは私たちの仕事だからという考えを脱皮して、みんなの仕事だと。それをたまたま私どもが、という気持ちにならないといけない。お預かりしていますという気持ち…それは例えば、札幌市でもそうですし、根室市長でも襟裳町長でも、地域を預かっている方々と目標は一緒なんです。この地域をさらに良くして、次世代、後世代へ。なんのためかと言ったら、北海道のため、日本のため、将来のため。目標はひとつなんです。それぞれを担当しているのが、国だったり、地方自治体だったりするわけですから、目標がひとつであれば、壁はないと思います。
おびなた
今おっしゃっていた、ボランティアサポートプログラムなどで、住民が積極的にみちづくりに参加していくという活動についてはどのように思われますか。
平野局長
それは、私どもがお預かりしているということなんですが、誰が預けているかというと、道民の方、それぞれの地域に住んでいらっしゃる方。その人たちの財産でもあるんです。そうすると、自分の所の…喩えて言うなら、自分の庭は自分で手入れするでしょう。余裕がでれば、それと一緒だと思います。余裕がなければ誰かに頼むでしょうけど。それが私どもだったりすると思いますが、実際は自分の庭は自分で手入れする。このボランティアサポートもそうだと思います。自分達がそこで手を加えてきれいにすれば、当然愛情が湧きますね。それが一番のキー、鍵じゃないでしょうか。このプログラムは。これからますますそういう時代になると思います。
おびなた
平野局長が思い描く北海道の明るい未来とは?
平野局長
これは、何回か前にこの番組に出られたと思いますが、大石技監が札幌に来られて、シンポジウムでお話されたんです。「平野、北海道はこういう考えでいけ」と。「将来日本の人達が『北海道あってよかったね』という気持ちで一生懸命仕事しなさい」という事も言ってくれました。シンポジウムで、北海道はそんなに萎縮しないで、将来日本全体見たときに、北海道があって良かったと言われるような国づくりをしてくださいと、皆さんにおっしゃられた。それに私も同感してますし、いろんな方が道内、道外から北海道をご覧になられても、本当に行きやすい、そして北海道でできたものは、短時間で消費地に送り出せる。一歩一歩ですけど、将来に向けて、この北の大地の土地づくりをしたいと思ってます。
おびなた
では、北海道の明るい未来のために212市町村は、どのような地域づくりを進めていけば良いのか。そして住んでいるわれわれ住民はどんな意識をこれから持っていけば良いのかも伺えますでしょうか。
平野局長
首長さんが212いて、最近は合併問題もありますが、どういう形になろうが、地域づくりを一生懸命やっていらっしゃる。その地域づくりはインフラだけじゃなくて、教育問題、福祉問題色々な事があります。最後にいくのは、心のあり様というとおかしいですが、その地域地域、住んでいる方々の心づくりにつながると思ってるんです。合併しようがしまいが、心づくりに気づいてだんだん進んでくれば、自ずとその地域が輝いてくると思います。住んでる方々が輝けば、その地域が輝いて見える。来られた方が、なんか違うなと、また来てみたいなと、というようになれば良いと思っています。そういう意味で楽しいですね。この仕事は。
おびなた
それは、住民が地域を愛するという事でしょうか。
平野局長
おっしゃるとおりです。
スタジオ
おびなた
田崎さんいかがでしたか。
田崎
よりよい北海道を未来に残していく、伝えていくための仕事を、お預かりしてやっている、その一部をやっているというお話、本当に感動しました。
宮田
今まで国とか、道とか自治体が作ってきた。今はそういう立場だけでなく、住民と一緒に、あるいは住民がもっと積極的な気持ちを持って、それを支援して、それを預かって一緒にやっていくんだというのが大事だという、行政の立場がだいぶ変わってきていることを含めてお話いただきましたね。
桝谷
開発局という名前だけれども、心づくり局というか、そんな感じに…。局長が楽しいとおっしゃっているのが象徴的だと思います。
おびなた
まゆみちゃんいかがでした?
高田
以前この番組の特番で、観光の番組をやらせていただいたんですが、北海道に憧れて来る方が多いですよね。そういう方に、北海道の良い所をわかってもらって、北海道があって良かったと思ってもらえるような…
おびなた
来て良かったと思ってくれる人が増えれば良いなと…
高田
そうです。(笑)
おびなた
平野局長、とても素敵な方で、何かあったらいつでも相談に来なさいと。恐縮したんですが言ってくださったんです。
桝谷
じゃあ明日にでも…
おびなた
これから色々教えてください。平野局長ありがとうございました。ここでいったんコマーシャルです。
Future Road File 〜花のまち・鹿追町〜
おびなた
今日のFuture Road Fileは鹿追町の花のあるみちの話題です。
VTR
おびなた
花びらがひらひらと揺れています。春を代表する花、パンジーです。ここ鹿追町では、この時期になると、ご覧のように朝早くから町民のみなさんが集まって、かわいらしい花を道路沿いに植える作業を始めるんです。鹿追町のみちは4月から10月まで、鹿追町フラワーロードとして、多くの人たちの目を楽しませてくれます。
鹿追フラワーロードと呼ばれているのは、町のメインストリートを中心に、およそ2km四方に広がる道のことなんです。この花植えは道路の拡幅工事をきっかけに、広さと美しさを備えた快適なみちを作りたいという、有志数人の呼びかけで始まって、今年で10年目。殺風景だった街並みが、今では見違えるほど潤いのある空間になりました。取材にうかがった日は、パンジーやビオラで然別湖と夫婦山の大きな壁を描く作業が行われていました。
インタビュー
町民(女性)
みんなででてきて、育てた花がきれいに咲いてくれたらうれしいです。
町民(女性)
明るくなったんじゃないですかね。笑顔が出やすくなるというか…知らない人でもお話できるというか…
町民(男性)
花を植えているということで、花を見ることが気になってきました。美化というか、みちがきれいになっていくのが非常にすがすがしい気持ちになります。
おびなた
鹿追町の吉田町長は、町長になられる前から町民のひとりとして、フラワーロードづくりに参加しているそうなんです。
鹿追町 吉田弘志町長
みんなを引っ張っていくとか、そうじゃなくて、むしろ町民が主体で、町は後からバックアップする、そういう形でやっていきたいと思っています。
おびなた
この活動を10年前から支えている三井さんにお話をうかがいました。
三井福成さん
道道の街中の拡幅工事が今から13年くらい前に始まりまして、その中で、街の中はきれいになったけど、何か足りないということで、何人かの人たちが集まって、花でこの通りをきれいにしようというのが、スタートです。メイン通りだけでなく、仲通に行っても、花できれいに飾られている街にしたいです。そういう意味では、みなさん連携して、手をつないで、北海道を花でいっぱいにしたいという思いはあります。
おびなた
然別湖の湖面が溶ける頃、みなさんで描いた壁絵の花も咲き始めて、7月にはフラワーロードの一番の見頃を迎えるということです。
スタジオ
おびなた
花のある道ってすごく和みますよね。
高田
街並みが明るくなりますよね。でもあのお花を植えるのは、1日いくらかもらって、みなさんやってらっしゃるんですよね。
おびなた
いや、一切お金をもらってやってるわけじゃなくて、自分たちで、自分たちの意志で、住んでる場所のみちをきれいにしたいという気持ちだけでやってらっしゃるんです。
高田
ええ!そうなんですか!?それはボランティアということですか?
おびなた
そうですね。今日、平野局長のインタビューでもありました、ボランティアサポートプログラムというのがまさにそうで、元々は数人の有志で、お金も自分たちで出し合った活動に、そこに町がちょっとずつお金を出すようになって、鹿追町の花のあるみちづくりが広がっていったんです。行政と町民のパートナーシップ、連携で生まれた、美しいみちづくり、まちづくりということなんです。
高田
素敵ですね。
桝谷
僕らは番組にでてると、そういうのを見る機会があって、当たり前になってるんだけど、外部から今日始めて来ると、新鮮に見えるということが、新鮮です。
おびなた
ホント素敵な取り組みですよね。
高田
それがたくさん広がるといいですね。
おびなた
町長も、どんどんバックアップしていきたいと。町民に引っ張られたいと言っていました。
桝谷
壁に夫婦山が出てましたね。
おびなた
花が咲いたらきれいになると思います。ぜひみなさんも鹿追町の花のあるみち、訪ねてみてください。それでは今夜はこのへんで。さようなら
放送終了後・・・
(グラス片手に)かんぱーい!
おびなた
今夜もお疲れさまでした。
田崎
お疲れさまでした。
おびなた
ところで博士。これかっこいいじゃないですか。
田崎
いいでしょう、これ。12インチパワーブック。新発売の。すごいですよ。速いし小さいしこのアルミボディ見てください。なんと来週はこのMac
OS ィ特集でいきたいと思います。楽しみにしていてください。
おびなた
全編?
田崎
なんてったって…美しいですね…これでターミナル…楽しみですね来週は…見えますか…(延々と話し続ける博士)
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