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ミエルヒ撮影日記

これから

2009年10月25日(日)

ドラマ「ミエルヒ」の最後のカットの撮影です。あと数十分で撮影が終わります。

藤村 忠寿

もうすぐ

2009年10月25日(日)

撮影終了します。

ドラマのきっかけとなったこの番屋とももうすぐお別れです。

北海道はもうすぐ冬です。

福屋 渉

主人公の家

2009年10月25日(日)

主人公の父と息子の家。室内の作り込みから始めておよそ1ヶ月。これから最後の撮影です。

藤村 忠寿

最終日

2009年10月25日(日)

おはようございます。藤村でございます。最終日の朝を迎えております。石狩川は毎日毎日美しい風景を見せ続けてくれました。今、白鳥の群れが銀色に輝きながら頭上を飛んで行きました。王子製紙の工場と石狩川。自然と人工物が不思議な美しさを見せる江別の風景であります。

藤村 忠寿

横綱

2009年10月24日(土)

劇団グリングで青木豪の芝居を支える横綱女優萩原利映さんが現場に入って幾日経ったでしょう。
さっきね、萩原さんの演技見てたら、もらい泣きしてしまってさ。道端でね。
したらさ、
ぼんやり思ったんだよ。
役者ってなんだろうって。
名優たちの芝居をそばで見ているうちにね、役者とか演技とかいうものが、なんだろう、だんだん分かんなくなってきたんだね。
きっと役者ってあれなんだろうね。カメラの前に立つその瞬間に、胸の中で溢れるものを、表にこぼせる人のことを言うんだろうね。そうすると演技って、溢れるものをこぼすことってことになる。
何を言いたいかというとね。
役者の胸を溢れさすためにはね、役者は、入れる。溜めるということをその前のどこかで、絶対してるんだということだと、不意に思ったんだよ。

つまり、現場に入って、自分の中に何も入っていかない人は、結局カメラの前で何も溢れさすことはできないから、演技はできないということになるのかもしれない。
そんなことを、萩原さんと立ち話するうちに、ぼんやり思い付いてしまったわけです。
萩原さんは、タバコ好きだもんで携帯灰皿も特大です。
ありがとう萩原利映!
もう出番は終わったから帰っても好いんだよ。
帰りたがらないようだけど。

嬉野 雅道