| 待ちわびた春 |
 |
|
| 羽を休めるクジャクチョウ |
ようやく雪がほとんど消え、早春の風情漂うウトナイ湖岸の草原で、クジャクチョウに出会いました。彼らは、成虫の姿で樹皮の下などにひそんで冬を越し、春一番に舞う姿を見せてくれます。名前の由来でもある、クジャクのような模様が鮮やかですが、羽をたためば目立たない枯葉色に早変わり。半ば開いた羽が、穏やかな日差しに透ける様子は、厳しい冬を耐えて迎えた春の喜びを体現しているようでした。 (2012/04/18 15:47) |
| 狙いを定めて |
 |
|
| スズメを狙うハイタカ |
ネイチャーセンターの中庭に、どこからかスズメがやってくるようになって数カ月。それに引かれるように現れたのが、鳩サイズの猛禽、ハイタカです。鋭い嘴と爪はあれど、背中に混じる白い羽と、不鮮明な顔の模様は若さの証。スズメの群れに猛スピードで突っ込んだり、隠れて待ち伏せしたりと、色々工夫をこらしてみますが、狩りの成功率は高くありません。一人前のハンターへの道のりはまだまだ長そうです。 (2012/03/20 16:21) |
| 厳しい冬の乗り越え方 |
 |
|
| 絨毯の上におりたオツネントンボ |
ネイチャーセンターの事務所の中を、トンボがふらふらと飛んでいるのを見つけました。オツネントンボという、成虫で越冬する数少ないトンボの仲間です。名前の由来も「越年」から。本来は樹木の皮の下などで冬を過ごすはずが、秋の間に屋内に入り込み、カーテンの裏にひそんでいたようです。春になり完全に成熟すると、複眼の色が美しい青に変わり、水辺で産卵する姿が見られます。 (2012/01/21 09:57) |
| 冬の日差しを浴びながら |
 |
|
| 巣箱から顔を出したエゾリス |
ネイチャーセンターの庭に面した壁にかけてある巣箱に、今年もエゾリスが入居しました。気温は氷点下ですが、風の当たらない南向きの巣箱は、ぽかぽかと暖かそうです。しばらく上半身を出入り口から出して、周囲をうかがっていたエゾリスですが、その様子は警戒というより日向ぼっこのよう。だんだんまぶたが下がってくる表情からは、見ているこちらにも、日差しのほっこりしたぬくもりが伝わってきました。 (2011/12/14 16:04) |
| まもなく着水いたします |
 |
|
| 着水直前のオオハクチョウ |
南へ向かう水鳥の群れで、連日賑わうウトナイ湖。ガンの大編隊も見事ですが、青い湖面でひときわ目を引くのが、シベリアから到着した真っ白なハクチョウたちです。
重さ10キロ前後の彼らの着水は、まるで滑走路に向かって降下する飛行機のよう。南の越冬地を目指してまだ続く、彼らの空の旅の安全と、春の再会を願いながら、つかの間の休息を見守っています。 (2011/10/22 16:49) |