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高齢者の終のすみか ある高齢者下宿の今〜タウン白楊〜

2015年9月30日放送

自宅、特別養護老人ホーム、サービス付き高齢者住宅など。
高齢者が終のすみかとして選ぶ場所はさまざまです。
札幌市北区に、入居希望者に経済力がなければ敷金を納めなくても入居でき、
寝たきり状態になっても入居を続けることができる施設があります。
高齢者下宿「タウン白楊」。
下宿というと、集団生活を強いられるイメージがありますが、
タウン白楊は個人個人の暮らしを大切にします。
皆と話したければ集まり、一人でいたければ自分の部屋にいることもできます。

白楊で暮らす人はさまざま。
家族を亡くし途方に暮れていた人、なかなか介護ヘルパーになじめなかった人...。
入居者の様子を丁寧に観察し、ひとりひとりに寄り沿った介護をしています。
病院から「誤嚥(ごえん)の危険があるから、もう点滴で栄養を送るしかない」と言われた人は、
食事のたびにつきっきりで介助をすることで、ゼリーを食べることから始めて
今ではミキサー食を食べられるようになりました。

手厚い介護で支援するタウン白楊ですが、利用者の重症化がすすむことで、
介護保険でカバーできないサービスも増えてきています。
しかし、タウン白楊の場合、施設が超過分のほとんどを負担しています。
介護費用は2025年には全国で20兆円を超えると言われていて、
国は膨れ上がる費用を 抑えたいとしています。
手厚い介護を必要とする高齢者とのはざまで揺れ動く白楊の経営者が語ることとは。

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