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老後の住まい~【サ高住】と【シニア向け賃貸住宅】の違い

2015年10月22日放送

公的な施設で、料金が安いものの入居待ちが多い「特別養護老人ホーム」。
その受け皿として、【民間の代表的な3つのグループ】を解説しています。
今回は、「サービス付き高齢者向け住宅」通称「サ高住」と、
「シニア向け賃貸住宅」を紹介します。

(1)「サービス付き高齢者向け住宅」
「サ高住」の基準は、
・道や札幌市への登録制
・部屋の面積が原則25平方メートル以上
・バリアフリー
・ケアの専門家が「安否確認」と「生活相談」のサービスを提供すること
などです。
また、入居者の方の多くが食事や介護サービスをそれぞれ契約します。
札幌市豊平区のサ高住「ステラ豊平」は「自立されている方が多い。できないところをサポートするところで関わっている」と、話します。

有料老人ホームとの違いは、「個別の住宅」であることです。
入居時に敷金、礼金は求められても、高額な一時金は必要ありません。
「ステラ豊平」に住む トジエさん(88)は「(病院に)入院していたときに施設の人が来て、『どうぞどうぞ』って勧めてくれて直接ここへ入ってきた」といいます。

札幌にあるサ高住の月額は、10万円から30万円と、施設によってさまざまです。

(2)「シニア向け賃貸住宅」
特徴は、家賃や食費などの基本料金に加え、
「別契約でデイサービスや生活支援サービスをプランに組み込める自由度の高さ」です。
サ高住と違い、行政には届け出ていませんが、
中にはサ高住や有料老人ホームと同じような設備を備えたところもあります。
ただし、より高度な介護が必要になった場合、スタッフが対応できない場合や、
有料老人ホームなどへさらに住み替える必要が出たりする場合があるかもしれません。

『選び方のポイント、注意点』に続きます。

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