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限界集落で一人暮らし...84歳の年越しに密着

2016年1月 6日放送

岩見沢市の中心部からおよそ20キロの万字地区。
2015年の年末、84歳の女性が、3日後の正月に
子どもたちが来るのを楽しみにしていた。
女性は、炭鉱マンだった夫が23年前に亡くなってからずっとひとり暮らしだ。

かつて炭鉱の町として5000人を超える人が暮らしていた「栗沢町万字地区」。
合併して岩見沢市となったが、人口は減り続け、いまは77人。
集落に住む3人に2人は65歳以上の高齢者だ。
人々を運んでいた国鉄万字線は30年前に廃線となった。
郵便局は職員が一人いるだけの簡易局。
商店は5年前になくなり、移動販売車が来るだけだ。
診療所が開くのも週に2回きり。空き家も目立つようになった。
外出できない高齢者のために月に1回ほど、
7キロ離れた隣の集落から医師がやってくる。
この日は2015年最後の往診だ。

元旦。女性の家に札幌や旭川から子どもたちが集まった。
いつもはボランティア頼みだという雪かきを息子や孫が進んで手伝う。
女性は孫たちの大好物だというお雑煮を用意した。家族揃っての食卓。
女性は、息子から住んでいる街に出て来て欲しいと言われたが、断った。
身体が動くうちは、万治地区に残って大好きな畑いじりを続けたいという。

万字地区では
毎年10人ほど人が減り続けている。

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