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介護マンガの"金字塔"「ヘルプマン」 作者・くさか里樹さんに密着!

2016年8月25日放送

介護マンガの金字塔と呼ばれる「ヘルプマン」。
老後の厳しい現実をリアルに描くとともに介護の喜びや面白さも伝える注目の漫画です。
この作者であるマンガ家・くさか里樹さんに密着しました。

「ヘルプマン」は2003年から漫画雑誌で連載が始まり、今も週刊朝日で続いています。
主人公の百太郎(ももたろう)が、誤った常識に縛られた介護の現場に
突破口を開けていく物語です。
ヘルプマンは介護業界にも浸透していて、千歳市のグループホームの女性主任も
「難しいテーマや制度もマンガだから伝わりやすい。共感できる」と愛読しています。
生みの親、漫画家のくさか里樹さんは1980年に漫画家デビューし、
2011年に「ヘルプマン!」で日本漫画家協会賞大賞を受賞しました。
人間ドラマをライフワークにするくさかさんが
ヘルプマンを描くきっかけはなんだったのでしょうか。
くさかさんは「高齢化社会に向かう日本で、介護ほど目が離せない現場はない。
自分の限界とか人間関係の悩みとかのっぴきならない立場で悩んでいる人が多いのでは
と思った。自分が伝えたいことを描くに当たって一番適していると思った」と話しました。
また、取材で介護現場を見た時は「知恵とアイデアとユーモアがあった。
ユーモアってのがすごいキーワードだなって。
今までの介護のイメージになかったので本当に衝撃的で、
これが介護の仕事なんだって教えてもらった」とも話しました。

くさかさんは下書きをカラオケボックスで行います。
「下書きの作業は私にとって本当につらいんです。
なので、3枚書いたらごほうびに1曲歌うことにしています。
介護業界の『頑張るんじゃなくて楽しむ』という発想に通じますから」と
冗談めかして理由を教えてくれました。
ヘルプマンで描かれるエピソードは、多くの実話が元になっていて、
関係者への取材の一つ一つが、ヘルプマンを生み出していきます。
いろんなエピソードを耳にするようになり、「そういう現場って
全国にいっぱいあるのに、なんで誰にも知られてないの」と思うようになりました。
介護現場のいい話を広げるため、くさかさんは発信、交流の場として、
去年5月にwebサイト「こちら愉快護(ゆかいご)情報局」を立ち上げ、
「愉快な介護エピソード」や「元気なお年寄り情報」などを投稿で集めています。
いま最も伝えたいメッセージについてくさかさんは
「介護士さんは超一流のアーチスト。この人たちは暗闇に光を作り出すことができる、
人の心を打つのは至難の業と、本当に至難の技だと、
日々マンガを書きながら思っています」と話しました。

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