STORY

TOYOTA BIG AIR BIG FUN!! [ 2009年02月26日(HTB)放送分 ]

今年で13回を数えるTOYOTA BIG AIR。
今さら説明するまでもないが、
ストレートジャンプのコンテストとしては世界最大級のイベントだ。
今年もNO MATTER BOARDでは番組なりに、このビッグイベントをお伝えする。

TOYOTA BIG AIRに日本人が出場するには、
まず実績を重ね「招待選手」になる方法と、地道に予選を勝ち上がって来る
二つの方法がある。

予選は、雪まつりのまっただ中、大通公演8丁目に作られた
「白い恋人パークエア」で行われた。
NMBでも紹介したライダー達がこぞって挑戦にやってくる。
神戸KINGS の岡本圭司、妹背牛の農業ライダー高橋成明、
札幌国際で見事なCAB10を披露した赤平の嶋谷仁などの顔ぶれだ。

ビルの谷間に作られた巨大なジャンプ台を大勢の観光客が見守る中
彼らは本戦目指して飛翔する。

ここで残った面子が、真駒内の会場で最終予選に挑み、
ようやく2月14日のバレンタインデー、檜舞台で本戦に参加することができる。
今回、本戦に出場した日本人ライダー達の顔ぶれと成績は
イベント本体のデータを参照いただきたい。
最終的に上位入賞を果たしたライダーはいなかったものの
世界のレベルに気後れせず、悪天候の中、果敢なジャンプに挑んだ姿は
見る者の胸を熱くする。


TOYOTA BIG AIRはもちろん競技であるが、同時にお祭りでもある
ライブや屋台、グッズの売店など楽しめる要素が盛りだくさんだ。
松井の日記にもあるが、今回の会場は前日からの高温と大雨で
足下が水につかり、強風で競技開始が遅れ、ルールが一部変更になる
などの「逆風」に見舞われはしたが、ライダーも来場者も一体となって
「楽しもう」という気持ちを持ち続けていた。
その楽しさの一端を、ぜひ今回のNMBで感じ取っていただければ幸いだ。

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MUSIC

Time Code Song + Artist + Album
0:00:17→ OP

NEXT TIME

by SNAIL RAMP 「SIX LOGIC」

0:01:09→ TOYOTA BIG AIRとは

CHECK

by GOOSE 「BRING IT ON 」

0:02:11→ 白い恋人 PARK AIR

Nine Mile

by The Beautiful Girls 「SUMMER SWELL」

0:04:45→ PARK AIRスタート!!

ANYTHING COULD HAPPEN HERE

by No Fun At All 「Low Rider」

0:08:32→ 日本人最終予選 ライダー控え室

I Ain't Goin' out Like That

by Cypress Hill 「Black Sunday 」

0:11:48→ TOYOTA BIG AIR ジャンプ台データ

BULIMIA SISTERS

by we are THE PHYSICS 「ARE OK AT MUSIC」

0:13:15→ 高橋成明ジャンプ

Catalyst

by SLAYER 「Christ Illusion 」

0:16:35→ 高橋亮大ジャンプ

LET'S PLAY SOMETHING

by adrenalized 「VOTE FOR THE FAKE」

0:20:12→ 会場のお客さんにインタビュー

Train Song

by CARAVAN 「Yellow Morning」

0:21:41→ 本戦開始

Point Of Extinction

by Motion City Soundtrack 「Even If It Kills Me」

0:22:47→ no matter style TOYOTA BIG AIR

Jet Stream Tracers

by the one thought moment 「Deaf In The Dead Zone」

0:25:37→ Tシャツ告知

ライムライト

by raison d’etre 「夢幻無限ディスコード 」

0:25:58→ END

PARADOX体操

by RIZE 「K.O.」

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DIARY

この1週間でなんと2回も千歳空港で欠航便が出てるくらい北海道は大荒れ続き。ここまでひどいと生活に大きく影響してしまいますね

僕等の都合のいいような雪の降り方してほしいものですが、今年は激しい罰ゲーム的な天候に見舞われることが幾度となくあるんです
僕にとって今年のTBAはまさにその1発目
昼過ぎに真駒内の会場に足を運ぶと、足首まで入るくらい雪が溶けていて来場者の足はベチャベチャに。気温は高いのに足下から寒さを感じざるをえない程だったんではないでしょうか
イベントが始まる16:30
強風でスタートできず、まさかの2時間押し
その間にスタート台が揺れる程の風をうけて、骨組みである単管が曲がるというハプニングもあったんですがなんとか続行する方向になりました
ただし、
いつもの大会とは異なる方式に変更
通常なら予選通過した8人によるトーナメント方式なんですが、風の為何度も飛ぶというのはあまりにも過酷な条件の為、16人から勝ち上がった8人で2本飛んだベストポイント制に変わります
自然相手のイベントではこういうこともあるわけです

キッカー自体は過去最高となるアップ系でそこからの落ちという、かなり落差大きな見応えのあるものだったんですが、ライダーにとって最も厳しい条件というのは風なんです
押し風ならぎり大丈夫なのですが、向かい風や横風に変わると飛び出した瞬間にあおられることが恐怖
夜になると昼間に溶けた雪も凍っていて、ランディングバーンは氷
そんな状態でも飛ぶライダーの勇姿は、まさに本物です

今回はかなり条件が厳しいものだったのですが、それでも飛んでくれたライダー達は本当に素晴らしかったと思います

みなさん本当にお疲れ様でした

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