追跡 落ち葉はどこへ?
札幌市内の公園で大量に出る落ち葉。大きな袋に詰める清掃作業を見かけますが、回収された落ち葉はどこに行くのでしょうか?そこは百合が原公園にある市内唯一の施設「落ち葉集積センター」です。発酵、分解して堆肥となった落ち葉は、再び公園の土に返っていきます。
57年目の証言 「三浦綾子さんの反戦」
旭川を舞台に軍国主義の闇を描いた「銃口」は 3年前に亡くなった三浦綾子さん、最後の小説です。 戦争に翻弄されながら、命の意味を問う教師の姿は 作者の人生と重なります。
綾子さんが訴え続けた反戦の精神を、夫の光世さんが語ります。
57年目の証言 「アイヌ民族 萱野茂さん 平和への願い」
アイヌ民族の萱野茂さんは、室蘭の飛行場建設現場に
徴用され、米軍の艦砲射撃を受けた戦争体験を持っています。
ウコチャランケ...全て話し合いで解決すると言う意味です。
萱野さんは大切なのは武器ではなく「言葉」だと、
ウコチャランケの精神を語り継いでいます。
シマフクロウの巣立ち
定点観察しているシマフクロウの森。
8年ぶりに生まれた2羽のヒナが「巣立ち」を迎えました。
今は、親とほぼ同じ大きさに育ち、森で生きる力を学んでいます。
自然本来の味!無殺菌牛乳
加熱処理をしない無殺菌牛乳が、十勝の中札内村で誕生しました。
消費者に安全で、おいしい牛乳を提供するには、信念に基づいた衛生管理と高い技術が必要でした。そして、何よりも牛への思いやりの心が、この国内唯一の試みを実現させました。
春、シマフクロウのヒナ誕生
シマフクロウの棲む森にも春が訪れ、新しい生命の息吹を感じさせます。
巣箱の中には、研究者の早矢仕有子さんが仕掛けたカメラがあります。2個の卵から、ヒナがかえりました。エサは、春に産卵するエゾアカガエルです。
アルツハイマー病...いのちの輝き失わず
小樽の元教師、後藤治さんが綴った若年性アルツハイマー病の妻との闘病記が、反響を呼んでいます。
アルツハイマー病は脳が萎縮し、記憶や運動機能を失う原因不明の難病です。介護しだいで症状の改善はできると命の可能性を信じて妻の笑顔とともに歩む姿を追いました。
日系ブラジル人青年のルーツをたどる旅
日系ブラジル人の藤戸アランさんは去年6月海外技術研修員として札幌にやって来ました。
アランさんの父は産炭地として栄えた芦別出身で40年前、祖父と共にブラジルに渡りました。 ルーツを探し求めるアランさんが見た芦別の今は・・・
旅は、移り行く北海道の姿を映し出します。