北海道新幹線開業まで59日。新幹線の特等席「グランクラス」のサービス内容が27日、発表されました。専任のアテンドや食事など...高級感あふれるおもてなしとなりそうです。
　全国からおよそ120人の報道陣が詰めかけるほど注目が集まった発表会。1車両18席しかない特等席のサービスは、いたれりつくせりです。
　グランクラスには常に2人のアテンダントがいて、シートに備え付けられたボタンを押すと、飲み物や軽食をはじめブランケットやスリッパなどを用意してくれます。飛行機のファーストクラスのようなもてなしです。アテンダントは、外国人観光客にも対応できるよう英会話の研修なども受けたということです。
　新函館北斗発のグランクラスでは、道産鶏肉の塩焼きや宮城県の笹かまぼこなど沿線の特産品が詰まった弁当が提供されます。ビールやワイン、コーヒーなどのドリンクも無料です。
　シートとシートとの間はおよそ1メートル30センチと、大人が足を伸ばしてもまだ余裕があるほど広々とした空間です。新函館北斗から東京までの料金は、グランクラスの利用料1万6110円を含め3万8280円と高額ですが、優雅で贅沢な旅を楽しめそうです。