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5/3 四国最終夜&ぶらり京都

藤村D | 2000. 5/ 4(THU) 19:52

 おまたせしました。このページが、我々のSTAFF ROOMです。
 まず、四国のVTRになにやら「怪しい声」が入っている、という「お決まりの噂」があるようですが、お答えしましょう。 
 その1 「大泉くんが、パンの袋をガサガサと空けている車窓シーンに、唸り声が聞こえる!」唸り声の主は、この私です。「よーし」と言っています。元々低い声なので、うなっているように聞こえますな、確かに。
 その2 「大泉くんが、嬉野くんのパンを食べようとしているところで、怪しい唸り声が!」 俺の声だっちゅうの!会話をよく聞きなさい。大泉くんが「誰のものということではなくてね...」と言うのに対して、僕が「うんうんうん...」とうなずいているのがわかるはず。
 その3 「なんと!パンク修理の場面にも、怪しい声がぁ!」うるさい!あれは、木材を切るチェーンソーの音です。実際作業員の方も見ました。

 まあ、そもそもそういう風に聞こえる原因は、単にこの番組が「デジカメ」撮影されているため、音質があまりよくないということですな。

 こういう「噂」は、本来そのまま解明されないほうがおもしろいので、あんまり言わないほうがいいんですが、ページ開設のサービスです。と、いうより実は、もっと他に絶対言えない、放送にものせられない「ある怖い事実」が、あるのです。
 多分、時が経てばお話できる機会もあるでしょう。
 
 さて、昨日の放送。すいません、全部回りませんでした。あれは、しかし「ネタ」ではなく、僕は「うどんを食っても間に合うだろう」と本気で思っていたのです。決して悪い方に物事を考えないタチなので、ああいうお粗末な失敗は多々あります。だから、大泉くんが「何考えてんだ、藤村くん」と言うのは、かなり「本気」です。だから、車を停めて考えていたシーンは、彼も「本当に」飛行機を遅らせて(羽田経由で帰れば、その日に帰ることも不可能じゃない、でも金は余計にかかる)88番まで行くか、迷っていたんです。我々は、どっちにしろ大泉くん次第だな、と思っていました。すると、大泉くんの目に「あの看板」が映った。「うーん、あれでいいか...」所詮、いいかげんな彼は、あっさりとそう考えを決めちゃったんですな。 でも、帰りの飛行機(ちゃんと札幌便に間に合いました)で、かなり「悔やんでいた」のも事実です。やっぱり、5日もかけて回ったのに、「うどん一杯」のために最後まで行けなかったなんて非常識ですから
 でも、私はあえて言います。「山田家のうどんは、それだけの価値がある!」

 ここで、ついでに四国の美味い店をご紹介しときましょう。(旅番組ですから)
1「いろりや」そう、あの数珠をなくしたうどん屋です。あそこは「四国一」です。 おお!そういえば「あの数珠が、なんと帰ってきました!!」たまたま、視聴者の方があのあと高知へ旅行に行ったとき、「いろりや」に寄ったら数珠がまだあったそうで、わざわざHTBまで届けてくれました。さっそく、大泉くんに連絡すると「本当によろこんでいました」彼も死なずにすみます。恵庭のYさん、ありがとう。
さて、続いて2 徳島の「とと喝」というお店。
活魚料理。 
3高知の「うみぼうず」かつおのタタキ
4松山石手寺名物 焼き餅 
 
 そして、「ぶらり京都」の騙し。カブを隠していた後ろの車は、当然仕掛けです。大泉くんに知られないように、ドライバーの方と前日から金閣寺駐車場の地図をFAXでやりとりし、位置も決めておきました。騙しは、綿密な計画が必要です。すべて「一発勝負」ですから。騙す方も「本気」でやらないと「本物の」リアクションは、とれません。しかし、ふたりの「立ち位置」は、本来もっとカブに近い所をイメージしていました。車が去るのと同時にカブが、画面の中心に現れ、そのまん前で「若旦那」が関西弁をうなるような。でも、いざ現場に着いてみると、あまり近づくと、バレそうで怖い。そこで、ちょっと遠くに立ってしまった。さらに、レンズが「超ワイド」なので、実際見るより、さらに画面上は遠くに見える。そこで、一番あわてたのは嬉野くん。「やべえ!全然見えねえぞ」しかし、彼はセリフを聞きながら、ゆっくりとカブにズームインしていった。「嬉野くん、いいぞ!さすがだ!」後で、映像を見て、ちゃんとツボを押さえた映像に、僕はしっかりと大爆笑しました。でも、カブからカメラを引くタイミングが、遅かったと、嬉野くんは今でも後悔しています。
 僕は、あの時そんな苦労も知らず、あの車のドライバーに「合図」を送っていました。しかし、どうもその「両手を上げて背伸びをする」という動作が、ちょっと「唐突」で、大泉くんは「この人、カメラ回してるのになにしてんだ?」と不思議に思ったそうです。その時ちょっと、大泉くんが、笑ってしまっているシーンがあります。見てください。
 
 さて、かなり長々と書きましたが、次回(5・24)からの「原付西日本」楽しみにしていただいて結構です。内容については、一切言いません。見ればわかります。予告編の意味も、見ればわかります。それでは!