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「原付ベトナム縦断」DVD予約枚数に見る「全国どうでしょう勢力図」

藤村 | 2003. 1/10(FRI) 20:05


 2003年元旦。遂に!

 水曜どうでしょうDVD全集第1弾「原付ベトナム縦断1800キロ」

 その予約受付が開始された。

 これまで道内数店舗に限り販売されていた「どうでしょうグッズ」が、その日、
遂に!「全国のローソンで一斉に予約販売を開始する」という
弱小ローカル局としては「暴挙!」ともいえる展開に踏み切ったのである。

 その結果、元旦午前10時の受付開始からほんの数時間で、
全国のローソンに入った予約枚数が「4000枚!」。
その後、6日目に「1万枚」を突破!
そして10日現在、その数は「1万4千枚」を超えた。

 思えば99年に発売した「どうでしょう写真集」が、1万5千部を完売するのにおよそ3年を要した。そして一昨年発売した「名セリフ日めくりカレンダー」、1万部を完売するのに丸1年。

 それが今回のDVDでは、「たった10日」で1万4千枚を突破。この週末に1万5千に到達するのは確実とみられる。

 これは明らかに、「ローソン」という「全国展開するコンビニエンス・ストアの巨大な力」が、これまで本州各地に潜伏し、ひっそりと棲息していた「本州どうでしょうバカ」を「掘り起こした」ことにほかならない。

 どう考えたって「道内主力バカ」の力だけで、ここまでの「超常現象」を引き起こすことは不可能である。

 遂に「本州バカ」が、その「潜在能力=バカぢから」を、ここにいかんなく発揮し始めたのである。

 それを裏付ける「データ」が、今、私の手元にある。

 「ローソンの販売エリア別・DVD予約枚数」の統計である。

 北海道以外の本州各地に駐屯する「どうでしょうバカ軍団」。その分布図、勢力図が、遂に明らかになったのである。

 発表を前に、ここで一昨年このホームページ上で行った「名セリフ募集」、そこに寄せられた「各都道府県別投稿者数」の統計をおさらいしておこう。

 どうでしょうが初めて「全国に散らばるバカの統計」を数値的に示した興味深い資料である。(※「ウラ」の23ページ参照)

 サンプル数(投稿者数)は、およそ「2750人」。
 統計は以下の通りであった。

 1位 北海道 1800人
 2位 東京   160人
 3位 宮城    90人  
 4位 神奈川   76人
 5位 静岡    63人

以下、6位秋田、7位千葉、8位埼玉、9位栃木、10位大阪・・・

 ご覧のとおり、全投稿者数のうち「北海道勢」が占める割合が、およそ「3分の2」と圧倒的多数。当然のことである。
 それより、本州勢が「3分の1」もいることに驚いた。

 「そんなにいたんか!」と。

 しかしながら、2位東京に対しても10倍以上の力を持つ北海道は、絶対的な地位であることに変わりなかった。

 あれから1年半。

 果たして、「どうでしょうバカ勢力図」は、どう変わったのか。2位以下の「本州勢」に、順位の変動はあったのか。

 今上げた前回のランキング、「主力北海道部隊」との割合を念頭に置いて、それではいよいよ「今回の統計」を見ていただくことにしよう。

 尚、今回の統計は、全国を数ブロックに分けた「ローソン独自の販売エリア網」による統計であり、各都道府県別ではない。これを皆様にわかりやすいように、「リターンズ放送地域連合」に置き換えてご報告しよう。

 例えば、東北地方は「青森・秋田・岩手・山形連合軍」「宮城・福島連合軍」のようになる。

 ただし今回は、ローソンさんに無理をいってお願いした統計数字であるから、「上位5地区のみの発表」とさせていただく。

 では・・・発表しよう。

 1月10日付けの「ローソンでのDVD予約受付数・エリア別統計」である。

 予約受付枚数、第1位。

 北海道エリア!

 その数、6,000枚!

 さすがである。地元北海道は、やはりすごいのである。

 しかし、だ。

 ここで注意していただきたいのは、1月10日付けの予約総数が「1万4千枚」ということである。

 そのうち北海道が6000枚。

 すると残りは「8000枚」。

 そう。つまりは、1万4千枚のうちの「半数以上」が、もはや「本州勢に占拠されている」のである。

 思い出していただこう。
一昨年、彼らの勢力は、首都・東京勢を筆頭に「3分の1」に過ぎなかった。

 それが、1年半を経過して、彼らの勢力が「えらい勢いで拡大している」のである。

 これが今回の「10日で1万4千枚」という異常なペースを生み出す原動力となったのである。

 これは、決して「北海道本隊の勢力衰退」を意味するものではない。「10日で6千枚」というペースは、依然として「信じられないほどのバカぢから」である。

 しかし、それ以上に、「あなたの町のホットステーション」が、それこそ本州バカ部隊を、ホットにしてしまったのである。

 それが、「本州連合、10日で8千枚を撃破!」という、北海道本隊の戦果をも軽々と超える「逆転現象」を引き起こしてしまったのだ。

 で、だ。

 今回の逆転現象を引き起こした本州勢の中でも、特に「大バカぶり」を発揮してしまった「4つの精鋭部隊」、「どうでしょう4大バカ群生地」を発表しよう。

 では、バカ筆頭、

 DVD予約受付枚数、第2位を獲得したのは・・・。

 宮城・福島連合!

 その数!1500枚!

 
 もはや彼らは「異常」である。宮城勢を中心とした福島連合軍が、北海道本隊のおよそ「4分の1」の戦力を、すでに保持してしまったのである。

 ここに、連合軍を代表して「宮城部隊」に、1月10日付「本州バカ大将」を任命する。

 これをもって、首都・東京勢は、バカ大将の任を解き、バカ2等兵に降格とする。

 宮城、福島・・・ほんとに、きみら大バカだ。

 続いて、予約受付枚数、第3位!

 宮城・福島に次いで「本州バカ副隊長」の座を射止めるのは、いったいどこか!

 やはり東京か?それとも関西勢か?

 いえ!違います!遂に彼らが本領を発揮!

 静岡・長野連合!

 その数!1000枚!

 遂に来ました。1年半前は、リターンズ未放送地区であった「闇将軍・神奈川」の後塵を排し、「なにしてんだ!」と叱責を受けた静岡勢。遂に堂々の第3位。これで日本も安泰である。よっ!バカ副隊長!

 では、続いて第4位!

 これは、ちょっと予想外。そして彼らの健闘を称えたい!

 青森・秋田・岩手・山形連合軍!

 その数!950枚!

 
 関東勢が来るかと思いきや、またまた東北勢である。

 確かに見た目は「4県連合」の数的優位はあるにせよ、「ローソンの店舗数」、「人口比率」は、各連合軍ともたいして変わらないはずである。さらに、「リターンズ放送歴」から考えれば、この「950枚」のうちの相当な枚数が「古豪・秋田勢」によって買い占められていると推察される。

 これは、「秋田勢の健闘!」「青森勢のナイス!サポート」と言っていいのではないか。まさに「なまはげ」が「ねぶた」を踊りながら「田舎をなめるなよ!」と叫んでいるかのようである。

 さぁさぁ!いったい首都・東京はどうしたのか?
 そして、神奈川は!さらに関西勢は!

 では・・・いよいよ、最後の「第5位」の発表である。

 ローソンにおけるDVD予約枚数、第5位!

 千葉・栃木連合軍!

 その数!850枚!

 なんと予想外の結末!そしてなんと地味な結末!

 東京、神奈川といった「華のある関東勢」でもなく、そして「華のある地味ぶり」が素敵だった埼玉くんでもなく、本当に地味な「千葉」「栃木勢」が、一気に!関東の主力部隊に躍進!

 しかしながら、ともに「リターンズ放送歴」は古く、千葉に至っては「ゴールデン枠での放送」と、もともと地力に勝る両県。

 このふたりがタッグを組めば、関東制圧は当然のことであるのかもしれない。というか「なんでオレらがタッグ組んでんのよ?」という不思議なタッグでもあるが。

 千葉勢・栃木勢、これからはぜひとも「関東代表」として、堂々と!いや・・・やっぱり地味に!力を発揮していただきたい!

 ということで、上位5部隊は以上の結果となった。

 以下おおまかに言えば、東京、神奈川、埼玉などの関東勢がこれに続き、関西勢がその後を必死に追うという展開である。

 いずれにしても、「本州勢の台頭、恐るべし!」。

 ただ北海道本隊には、

 「onちゃんショップに並んで発売日に買う!これがどうでしょう!」

 という「筋金入りのベテランバカ」が3月5日を虎視眈々と待っており、
 さらに来週の「DVD発売記念特番」で、「うっそー!DVDなんて知らんかったべや!」「ホームページ見なかったの?」「見るわけねぇべや」という本当のばかものたちが、「おい!ローソン行くべや!」と大挙して出現する可能性もある。

 北海道本隊の動きも、まだまだ気が抜けないのである。

 そして最後に、

 正月早々から、みなさん!

 本当にありがとう!

 絶対に買って損はさせないと思っています。

 そして我々は、すでにDVD全集第2弾の制作にとりかかっています。

 今度は、一気に「1996年10月の番組スタート当初」にさかのぼり、

 「若きどうでしょう」をみなさんの前にお見せすることになります。

 だから・・・

 「また金ためとけよ!」