2003年元旦。遂に!
水曜どうでしょうDVD全集第1弾「原付ベトナム縦断1800キロ」
その予約受付が開始された。
これまで道内数店舗に限り販売されていた「どうでしょうグッズ」が、その日、
遂に!「全国のローソンで一斉に予約販売を開始する」という
弱小ローカル局としては「暴挙!」ともいえる展開に踏み切ったのである。
その結果、元旦午前10時の受付開始からほんの数時間で、
全国のローソンに入った予約枚数が「4000枚!」。
その後、6日目に「1万枚」を突破!
そして10日現在、その数は「1万4千枚」を超えた。
思えば99年に発売した「どうでしょう写真集」が、1万5千部を完売するのにおよそ3年を要した。そして一昨年発売した「名セリフ日めくりカレンダー」、1万部を完売するのに丸1年。
それが今回のDVDでは、「たった10日」で1万4千枚を突破。この週末に1万5千に到達するのは確実とみられる。
これは明らかに、「ローソン」という「全国展開するコンビニエンス・ストアの巨大な力」が、これまで本州各地に潜伏し、ひっそりと棲息していた「本州どうでしょうバカ」を「掘り起こした」ことにほかならない。
どう考えたって「道内主力バカ」の力だけで、ここまでの「超常現象」を引き起こすことは不可能である。
遂に「本州バカ」が、その「潜在能力=バカぢから」を、ここにいかんなく発揮し始めたのである。
それを裏付ける「データ」が、今、私の手元にある。
「ローソンの販売エリア別・DVD予約枚数」の統計である。
北海道以外の本州各地に駐屯する「どうでしょうバカ軍団」。その分布図、勢力図が、遂に明らかになったのである。
発表を前に、ここで一昨年このホームページ上で行った「名セリフ募集」、そこに寄せられた「各都道府県別投稿者数」の統計をおさらいしておこう。
どうでしょうが初めて「全国に散らばるバカの統計」を数値的に示した興味深い資料である。(※「ウラ」の23ページ参照)
サンプル数(投稿者数)は、およそ「2750人」。
統計は以下の通りであった。
1位 北海道 1800人
2位 東京 160人
3位 宮城 90人
4位 神奈川 76人
5位 静岡 63人
以下、6位秋田、7位千葉、8位埼玉、9位栃木、10位大阪・・・
ご覧のとおり、全投稿者数のうち「北海道勢」が占める割合が、およそ「3分の2」と圧倒的多数。当然のことである。
それより、本州勢が「3分の1」もいることに驚いた。
「そんなにいたんか!」と。
しかしながら、2位東京に対しても10倍以上の力を持つ北海道は、絶対的な地位であることに変わりなかった。
あれから1年半。
果たして、「どうでしょうバカ勢力図」は、どう変わったのか。2位以下の「本州勢」に、順位の変動はあったのか。
今上げた前回のランキング、「主力北海道部隊」との割合を念頭に置いて、それではいよいよ「今回の統計」を見ていただくことにしよう。
尚、今回の統計は、全国を数ブロックに分けた「ローソン独自の販売エリア網」による統計であり、各都道府県別ではない。これを皆様にわかりやすいように、「リターンズ放送地域連合」に置き換えてご報告しよう。
例えば、東北地方は「青森・秋田・岩手・山形連合軍」「宮城・福島連合軍」のようになる。
ただし今回は、ローソンさんに無理をいってお願いした統計数字であるから、「上位5地区のみの発表」とさせていただく。
では・・・発表しよう。
1月10日付けの「ローソンでのDVD予約受付数・エリア別統計」である。
予約受付枚数、第1位。
北海道エリア!
その数、6,000枚!
さすがである。地元北海道は、やはりすごいのである。
しかし、だ。
ここで注意していただきたいのは、1月10日付けの予約総数が「1万4千枚」ということである。
そのうち北海道が6000枚。
すると残りは「8000枚」。
そう。つまりは、1万4千枚のうちの「半数以上」が、もはや「本州勢に占拠されている」のである。
思い出していただこう。
一昨年、彼らの勢力は、首都・東京勢を筆頭に「3分の1」に過ぎなかった。
それが、1年半を経過して、彼らの勢力が「えらい勢いで拡大している」のである。
これが今回の「10日で1万4千枚」という異常なペースを生み出す原動力となったのである。
これは、決して「北海道本隊の勢力衰退」を意味するものではない。「10日で6千枚」というペースは、依然として「信じられないほどのバカぢから」である。
しかし、それ以上に、「あなたの町のホットステーション」が、それこそ本州バカ部隊を、ホットにしてしまったのである。
それが、「本州連合、10日で8千枚を撃破!」という、北海道本隊の戦果をも軽々と超える「逆転現象」を引き起こしてしまったのだ。
で、だ。
今回の逆転現象を引き起こした本州勢の中でも、特に「大バカぶり」を発揮してしまった「4つの精鋭部隊」、「どうでしょう4大バカ群生地」を発表しよう。
では、バカ筆頭、
DVD予約受付枚数、第2位を獲得したのは・・・。
宮城・福島連合!
その数!1500枚!
もはや彼らは「異常」である。宮城勢を中心とした福島連合軍が、北海道本隊のおよそ「4分の1」の戦力を、すでに保持してしまったのである。
ここに、連合軍を代表して「宮城部隊」に、1月10日付「本州バカ大将」を任命する。
これをもって、首都・東京勢は、バカ大将の任を解き、バカ2等兵に降格とする。
宮城、福島・・・ほんとに、きみら大バカだ。
続いて、予約受付枚数、第3位!
宮城・福島に次いで「本州バカ副隊長」の座を射止めるのは、いったいどこか!
やはり東京か?それとも関西勢か?
いえ!違います!遂に彼らが本領を発揮!
静岡・長野連合!
その数!1000枚!
遂に来ました。1年半前は、リターンズ未放送地区であった「闇将軍・神奈川」の後塵を排し、「なにしてんだ!」と叱責を受けた静岡勢。遂に堂々の第3位。これで日本も安泰である。よっ!バカ副隊長!
では、続いて第4位!
これは、ちょっと予想外。そして彼らの健闘を称えたい!
青森・秋田・岩手・山形連合軍!
その数!950枚!
関東勢が来るかと思いきや、またまた東北勢である。
確かに見た目は「4県連合」の数的優位はあるにせよ、「ローソンの店舗数」、「人口比率」は、各連合軍ともたいして変わらないはずである。さらに、「リターンズ放送歴」から考えれば、この「950枚」のうちの相当な枚数が「古豪・秋田勢」によって買い占められていると推察される。
これは、「秋田勢の健闘!」「青森勢のナイス!サポート」と言っていいのではないか。まさに「なまはげ」が「ねぶた」を踊りながら「田舎をなめるなよ!」と叫んでいるかのようである。
さぁさぁ!いったい首都・東京はどうしたのか?
そして、神奈川は!さらに関西勢は!
では・・・いよいよ、最後の「第5位」の発表である。
ローソンにおけるDVD予約枚数、第5位!
千葉・栃木連合軍!
その数!850枚!
なんと予想外の結末!そしてなんと地味な結末!
東京、神奈川といった「華のある関東勢」でもなく、そして「華のある地味ぶり」が素敵だった埼玉くんでもなく、本当に地味な「千葉」「栃木勢」が、一気に!関東の主力部隊に躍進!
しかしながら、ともに「リターンズ放送歴」は古く、千葉に至っては「ゴールデン枠での放送」と、もともと地力に勝る両県。
このふたりがタッグを組めば、関東制圧は当然のことであるのかもしれない。というか「なんでオレらがタッグ組んでんのよ?」という不思議なタッグでもあるが。
千葉勢・栃木勢、これからはぜひとも「関東代表」として、堂々と!いや・・・やっぱり地味に!力を発揮していただきたい!
ということで、上位5部隊は以上の結果となった。
以下おおまかに言えば、東京、神奈川、埼玉などの関東勢がこれに続き、関西勢がその後を必死に追うという展開である。
いずれにしても、「本州勢の台頭、恐るべし!」。
ただ北海道本隊には、
「onちゃんショップに並んで発売日に買う!これがどうでしょう!」
という「筋金入りのベテランバカ」が3月5日を虎視眈々と待っており、
さらに来週の「DVD発売記念特番」で、「うっそー!DVDなんて知らんかったべや!」「ホームページ見なかったの?」「見るわけねぇべや」という本当のばかものたちが、「おい!ローソン行くべや!」と大挙して出現する可能性もある。
北海道本隊の動きも、まだまだ気が抜けないのである。
そして最後に、
正月早々から、みなさん!
本当にありがとう!
絶対に買って損はさせないと思っています。
そして我々は、すでにDVD全集第2弾の制作にとりかかっています。
今度は、一気に「1996年10月の番組スタート当初」にさかのぼり、
「若きどうでしょう」をみなさんの前にお見せすることになります。
だから・・・
「また金ためとけよ!」