さぁ、いつのまにやら今年も残すところあと3ヶ月。恒例の「どうでしょうカレンダー」予約開始の時期となりました。
昨年は、「onちゃんカレンダー」(2000年製作)の復刻版と、「卓上カレンダー」をセットで販売いたしました。
そのうち「卓上」は、使い勝手の悪い「どうでしょうグッズ」の中にあって、奇跡的に「使い易い!」と大評判。ビジービー女性陣が凝りに凝った付属のシールや紙人形など、小物使いが実に楽しくて、
「正直、復刻版のonちゃんカレンダー目当てで買いましたが、フタを開けてみれば卓上の方が断然良かった」
と、皆様から大絶賛を頂戴いたしました商品でございます。
そして迎えた2005年のカレンダー商戦。
どうでしょうが自信を持ってお送りする「卓上カレンダー」は、今年も継続して作ることにいたしまして、さて問題は「もうひとつ」の方。
当初は、「壁にかけられない」「無理してかけたら釘が曲がりました」「5月ごろから紙がちぎれなくなります」など、数々の伝説を生み出した超重量級「名ゼリフ日めくり」の復刻版を売り出す方向で話が進んでおりましたが、
「どうも『復刻版』ってのには胸が躍らないねぇ」
という飽きっぽいディレクター陣と、
「あの金具はオリジナルなんです。あれをまた何万個も作ると言ったら板金屋の腕がもげます」
というグッズ担当石坂氏の思惑が一致。
「じゃぁ、日めくりはやめましょう」という結論に至りました。
では、なにを作るか?
卓上カレンダーの他に、どんなカレンダーがあると喜ばれるのか?
「うーん・・・」
ややしばらく思い悩んだあと、石坂店長がボソっと言いました。
「普段持ち歩けるような、手帳もいいですよね」
「手帳?あぁ、カレンダー機能もついて・・・いいかもね」
「ネーミングもぼく、考えました」
「なにさ」
「水曜どうてちょう」
「ぶッはははははは!」
鈴井貴之ばりのダジャレをかます石坂店長にノックアウト。
「ハイ決定!」
となったわけでございます。
というわけで!2005年版は「水曜どうでしょう卓上カレンダー」と「水曜どうてちょう」のセット販売!
特に「どうてちょう」は、「ダジャレありき」で始まった商品ではあるものの、コダワリが随所に詰った逸品でございます。
「カレンダー」「メモ欄」「住所録」などの手帳機能はもちろんのこと、「どうでしょう藩士心得」や「水曜どうでしょう全放送リスト」、高台公園など聖地巡礼には心強い「HTB周辺マップ」など、どうバカ垂涎のオリジナル情報を多数掲載。
中でも「全放送リスト」には、各企画の名ゼリフがズラーッと書き込まれており、もはや「手帳」というより「読み物」に近い。例えばこんな感じ・・・。
北極圏突入 アラスカ半島620マイル
(1998年10月7日~12月2日 全七夜放送)
これだけの景色が皆さんアラスカ
クズイさん
そりゃどんなものでも鍋だよ 鍋で作ってんだから
なにを言ってんだこのヒゲは・・・全部剃るぞ!それ
このフライパンではビーフンになるの!
荒くれ者だけに そっち方面に荒くれられたらえらい目に遭いますからね
・・・もうこんな感じでね、何の説明もなく乱暴にその企画のセリフが書き連ねてある。でも不思議と笑っちゃうんだよね。「その場面」がフッと浮かんで、つい噴き出してしまう。どのセリフで「プッ!」となるかは、それこそ「人それぞれ」なんだろうけど、「自分のツボはどこなのか?」確認できる楽しさがある。さらに「これは画と一緒に読んだ方がおもしろい」というセリフの横には、ご丁寧に「そのセリフを言っている瞬間の映像」を小さな写真に取り込んである。もうね、この「セリフを言う瞬間の映像」を膨大なテープの山から全部探し出すのに丸3日かかってます。いいですかぁ?忙しいこの時期に「丸3日!」ですよ。
しかし、私の手間なんかビジービー女性陣に比べたらたいしたことはない。全128ページ!オールカラー!とにかく随所に散りばめられたビジービーの細かいイラストは一見の価値あり!
まさしく「あなたのバッグにいつもどうてちょう」「バカの証(あかし)どうてちょう」。
今回はこちら、コダワリの「どうてちょう」と、1年間をとてもハッピーに過ごせる「卓上カレンダー」のセットに、さらに!「ミスターのいいじゃないかゴム人形が付いたボールペン」を特別にお付けして!お値段!
2,180円!税込み!
これは冗談でなく安い!
予約開始は9月15日(水)より、いつもの「ローソンロッピー端末」と「HTBグッズ取扱店」にて!
商品引渡しは12月1日(水)です。
年貢、年貢で誠に心苦しいが、
「こいつばかりは絶対に手に入れて、あなたの目で現物を見てほしい」