そうです。
中米のコスタリカへ「鳥」を「撮り」に行きました。
「コスタリカ」、「ケツァール」、「写真」・・・「あったかいとこ」「永世中立国だから安全」もう全部推理した不届き者が、いましたねぇ。
今回は、完敗と言っておきましょう。
そう。危険なイメージの強い「中米」の中で、コスタリカは「奇跡の国」。
・永世中立国。
・国費の20パーセントを教育費に費やす教育レベルの高い国。
・環境保護が徹底し、国土の大部分が「国立公園」。
・四国と九州を合わせたほどの小さな国土に、地球上の全鳥類の10%が生息。
・日本から訪れる人は少ないが、欧米では「設備の整ったエコツアーの先進国」として知られている。
どうですか?行ってみたくなるでしょう。
さらに!そこには、なんでも「世界一美しい鳥」なんてのがいるらしい。
色は、緑と赤。そして、尾っぽが長い。全長は1メートル近く。風切羽根が白くて、飛行する姿は、まさに「森の妖精」という・・・。
見てみたい!
同じ鳥でも、カラスやとんびが、どうやって「妖精」なんて呼ばれようか!
そんな生き物を見てみたいじゃぁないですか。
そんな生き物が、中米の「コスタリカ」って、聞いたこともねぇ国に、ちゃんといる!ってんだから・・・。
申し訳ないですが、衝動を押さえきれず、仲間を誘って行くことにしました。
彼らは、たいして興味もなっかたようですが・・・。
ということで、今回は「ハッキリとした目標」を追って、ストーリーが進んでいきます。
進んでいくはずです。
「写真家・大泉洋が、幻の鳥を写真におさめることができるのか?」
そこには、様々な障害が待ち受けています。
「あんたらみたいな、運のねぇやつが、そんな鳥見れるわけねぇじゃんか」
ごもっとも。
「どーせあれだろ。最後にミスターが、緑色のカッパかなんか着て、バタバタバタ飛んでくんだろ。んで、ケツァールだ!なんつっておっさんの写真バシャバシャ撮るんだろ」
・・・。
「カッパ買ったろ。緑色のやつ」
は?
「は?じゃねぇんだ。カッパ買っただろって」
・・・はい、一応。
「赤は?赤はどうするつもりなんだ」
赤い・・・Tシャツで、こう・・・
「茶番だな。」
・・・。
さらに、あのでっけぇカメラ!
デカい上に、あいつは、全然フルオートじゃありません。
ピントはもちろん、露出もシャッタースピードも、なにからなにまで「全部手動」です。
嬉野くんは言います。
「やっぱり、藤村くん。こういうカメラじゃないと良い写真は撮れませんよ」
確かにそうかもしれません。
しかし、プロでもない大泉さんが、そんなシロモノを操れるのでしょうか?
しかも、そこらへんの花びんとかりんごとか、テーブルの上でじっとしている物を撮るんじゃないんです。
ばたばた飛び回る「鳥」を写すっちゅうんです!
よく考えれば、なにからなにまで「大きな壁」!
しかし・・・
予告編の最後に、こう書きました。
「4年半の歳月が、遂に奇跡を呼び起こす」
来週から、我々に大きな壁が、いくつもいくつも立ちはだかります。
しかし、奇跡は、起きるのです。
どーだぁ!最後まで見たくなるだろぉー。
「いつしか、大泉さんが私より、ノリノリになっていく過程」をじっくりとご覧ください。