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「中米・コスタリカで幻の鳥を激写する!」第一夜

藤村 | 2001. 4/19(THU) 15:12


 そうです。

 
 中米のコスタリカへ「鳥」を「撮り」に行きました。

 「コスタリカ」、「ケツァール」、「写真」・・・「あったかいとこ」「永世中立国だから安全」もう全部推理した不届き者が、いましたねぇ。

 今回は、完敗と言っておきましょう。

 そう。危険なイメージの強い「中米」の中で、コスタリカは「奇跡の国」。

 ・永世中立国。
 ・国費の20パーセントを教育費に費やす教育レベルの高い国。
 ・環境保護が徹底し、国土の大部分が「国立公園」。
 ・四国と九州を合わせたほどの小さな国土に、地球上の全鳥類の10%が生息。
 ・日本から訪れる人は少ないが、欧米では「設備の整ったエコツアーの先進国」として知られている。

 どうですか?行ってみたくなるでしょう。

 さらに!そこには、なんでも「世界一美しい鳥」なんてのがいるらしい。

 色は、緑と赤。そして、尾っぽが長い。全長は1メートル近く。風切羽根が白くて、飛行する姿は、まさに「森の妖精」という・・・。

 
 見てみたい!

 
 同じ鳥でも、カラスやとんびが、どうやって「妖精」なんて呼ばれようか!

 
 そんな生き物を見てみたいじゃぁないですか。

 そんな生き物が、中米の「コスタリカ」って、聞いたこともねぇ国に、ちゃんといる!ってんだから・・・。

 申し訳ないですが、衝動を押さえきれず、仲間を誘って行くことにしました。

 彼らは、たいして興味もなっかたようですが・・・。

 ということで、今回は「ハッキリとした目標」を追って、ストーリーが進んでいきます。

 進んでいくはずです。

 「写真家・大泉洋が、幻の鳥を写真におさめることができるのか?」 
 
 
 そこには、様々な障害が待ち受けています。

 
 「あんたらみたいな、運のねぇやつが、そんな鳥見れるわけねぇじゃんか」

 ごもっとも。

 「どーせあれだろ。最後にミスターが、緑色のカッパかなんか着て、バタバタバタ飛んでくんだろ。んで、ケツァールだ!なんつっておっさんの写真バシャバシャ撮るんだろ」

 ・・・。

 「カッパ買ったろ。緑色のやつ」

 は?

 「は?じゃねぇんだ。カッパ買っただろって」

 ・・・はい、一応。

 「赤は?赤はどうするつもりなんだ」

 赤い・・・Tシャツで、こう・・・

 「茶番だな。」

 ・・・。

 さらに、あのでっけぇカメラ!

 デカい上に、あいつは、全然フルオートじゃありません。

 ピントはもちろん、露出もシャッタースピードも、なにからなにまで「全部手動」です。

 嬉野くんは言います。

 「やっぱり、藤村くん。こういうカメラじゃないと良い写真は撮れませんよ」

 確かにそうかもしれません。

 しかし、プロでもない大泉さんが、そんなシロモノを操れるのでしょうか?

 しかも、そこらへんの花びんとかりんごとか、テーブルの上でじっとしている物を撮るんじゃないんです。

 ばたばた飛び回る「鳥」を写すっちゅうんです!

 
 よく考えれば、なにからなにまで「大きな壁」!

 しかし・・・

 予告編の最後に、こう書きました。

 「4年半の歳月が、遂に奇跡を呼び起こす」

 来週から、我々に大きな壁が、いくつもいくつも立ちはだかります。

 

 しかし、奇跡は、起きるのです。


 どーだぁ!最後まで見たくなるだろぉー。

 「いつしか、大泉さんが私より、ノリノリになっていく過程」をじっくりとご覧ください。