テレメンタリー2009「きっと私はがんばれる〜乳がん患者からのラストメッセージ〜」

2009年8月8日(土)ごご4時55分放送

いいことはしっかりココロに刻み、悪いことには慣れるしかない
大丈夫。きっと私はがんばれる

21歳で乳がんと宣告されました。早期発見ではありませんでした。
右の乳房の半分を失い、治療で髪の毛も抜けました。
どこにでもいる普通の女の子の日常は、乳がんと共に生きる日常に変わりました。
約4万5000人と言われる乳がん患者のうち、10代、20代の患者は僅か1%未満。
若年性乳がんの患者としてブログで闘病記を発信しました。
闘病記は「おっぱいの詩(うた)」という本に、
そして、「mayu〜ココロの星〜」という映画になりました。
その存在がひろく知られるようになると、乳がんの早期検診を訴え全国を飛び回りました。
それは、ありがとうの旅。
再発、転移と闘いながらも、つねに前向きに明るく、そして、自分らしく。
ひとりの乳がん患者として、最期までリアルな言葉を発し続けました。
言葉のバトンを受け取った人たちが、いま、そのバトンを繋いでいます。

大原まゆさん、“いのちの記録”です。

ナレーター 森さやか
撮影 国府晶
音声 辻村謙太郎
編集 三上崇
音響効果 宮田友紀子
MA 本谷周一
ディレクター 阿久津友紀
プロデューサー 数浜照吾
 

大原まゆさん

1982年7月、室蘭生まれ。4歳のとき札幌へ。21歳で右胸のしこりを発見。検診を受け乳がんが発覚し手術。2004年4月に闘病記「おっぱいの詩」を出版。闘病記は「Mayu−ココロの星−」として映画化される。ピンクリボンなど乳がんの啓発活動に積極的に参加した。

 

テレビ朝日 テレメンタリー2009