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ツール・ド・北海道とは?

1987年10月に日本最初のステージレースとしてツール・ド・北海道大会が開催されてから今回で31回目を迎えた。第11回大会からは国際自転車競技連合(UCI)の公認大会として承認され、国際大会としても21回目、いまや国内有数のステージレースになっている。海外からも多数のチームが参加を希望するなど定評ある大会で、いわば「ツール・ド・フランス」の日本版。競技は1チーム5人のチーム成績と個人成績の両方を争うステージレースで、海外・国内の各チームの選手たちは団体優勝を狙うのは勿論、チームのエースに個人総合時間賞を獲得させようと様々な作戦でレースを展開する。また、多くのサイクリストが参加する市民レースも同時に開催し地域の活性化も図っている。
 ツール・ド・北海道2017は道南地域を舞台に国内外20チーム、98人が参戦。3日間に渡り、風光明媚な大自然の中で3ステージを競う。特に第3ステージのゴールが函館山に設定され、最後の急勾配でどう戦うかが見もの。総走行距離は424㎞と例年より短いが、各チーム・各選手の駆け引き、戦術、鍛え抜かれた肉体がなせるスプリントなど、今年も白熱したレースが展開された。