HTB制作スペシャルドラマ 「そらぷち」

イントロダクション

“難病の子供たち”と聞いて、みなさんはどんなことを想像しますか?
「かわいそう」「大変そう」…。受け止め方はそれぞれだと思います。何もしてあげられない自分が悲しくなるから逆に知りたくない、そんなふうに考えてしまう人もいるかもしれません。誰もがそれぞれの痛みや悩みを抱えていますから、自分とは関係のない誰かのことを気にしている余裕なんかない。自分自身がそうだったり、自分の子供がそうだったり、直接的な関わりがない限り、実際のところ“ひとごと”です。それは仕方のないことであり、責めるべきことでもありません。でも、難病の子供たちのことを知る機会があったら、彼らと同じ目線で向かい合えることができたら、単なる同情を超えた“理解”を持てるような気がしませんか?そうすれば、彼らの前に立ちはだかっている“何か”が変わるかもしれません。友情、将来の夢、切ない恋愛…。私たちと同じように、彼らにとっても当たり前のように日常に転がる出来事こそが、とても大切だったりします。彼らの特別で平凡な青春に触れてみてください。もしかすると、私たち自身の“生きる意味”を見つめなおすキッカケにもなるかもしれません。

企画・プロデューサー
数浜照吾

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