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HTB制作ドキュメンタリー"人間ビジョンスペシャル"

大雪山と北極と
1998年3月1日(日) 14時~15時25分放送
HTB制作 ANNテレビ朝日系列24局ネット
ナレーション 早見優/井川 比佐志

雪の情景・造形
雪の結晶 ミクロの世界の美しさ
雪の研究家
雪の文化芸術
雪は地球環境のセンサー1
雪は地球環境のセンサー2
大雪山に残る氷河期

すべてはひとひらの雪から始まります

現代人は「雪の時代」氷河期に誕生した。
人々は雪の厳しさに鍛えられ、雪の恵みを受けて進化し、自然の中で生かされてきた。
日本に降る雪は、日本海の水蒸気が天空で姿を変えたものです。
積雪は、やがて雪解け水となって大地を潤し、海から生まれた雪は森と動物そして人々の暮らしを支え再び海に戻るのです。

雪は天から送られた手紙です

 

 この言葉は、雪博士と呼ばれた中谷宇吉郎(1900-1961)の名言です。
人間はその手紙から、なにを読み取るのか。雪のアート、雪のファンタジー、そして雪のサイエンス。
雪はいつも私たちを魅了し光り輝きます。
雪の持つ奥深さは、地球規模のロマンにつながります。
神秘的で美しい雪の世界は、地球の息吹を伝え、地球の未来を予感させてくれます。

 

雪は地球環境の変化を伝えるセンサーです

空で地球で何が起きているのか。
雪は静かに語る。
いま地球は人間が引き起こした温暖化と直面しています。
雪は人間の営みを映す鏡なのです。
北海道の山々から、そして北極から、地球環境の今と未来が見えてきます。

  [構成] 菊池 豊    [カメラ] 三浦 貴正   [音声] 国岡 哲也
  [音効] 佐々木賢司   [音楽] 西岡 俊明    [編集] 山崎 秀一
  [ディレクター] 国本 昌秀   [プロデューサー] 湯口 幸一

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