このページは99年11月21日放送分から引用しています。

さざなみ  おはようございます。「あなたとHTB」の時間です。
 この番組は、視聴者のみなさまから寄せられたご質問やご意見などを紹介しながら、よりよい放送を目指すための番組です。
 では早速、視聴者の方にお願いしている、番組モニターのご意見から紹介していきましょう。

竹内  ご意見をいただいた番組は、10月23日・土曜日午後6時58分から放送の「わらいのじかん」と、11月5日・金曜日午後9時から放送の「ターニングポイント」の二つの番組です。
 吉本興行の芸人たちが大勢出演する「わらいのじかん」は、この日が新番組の第1回目です。
 まずは「紳助を訪ねて」のコーナーでは、松本人志と島田紳助が、それぞれが出ているレギュラー番組に、相手を出演させることを賭けてゲームに挑戦しますが、負けると顔にパイがぶつけられるというものです。
 次に、吉本興行の若手芸人たちによる徹底討論コーナー「どうするどうなる吉本興行」コーナーでは、暴露合戦、仲間割れに発展していきます。最後は、西川きよしが若手を無理矢理励ますはた迷惑な「きよしのがんばりや」のコーナーです。この日は、東野(ひがしの)幸治が西川きよしから痛そうな励ましを受けました。

さざなみ  番組モニターの方からのご意見です。
 17歳の女子高校生の方からは、「コーナーの企画自体、安上がりでただ騒がしいだけだった。セリフの文字テロップが、笑えないところまで出てきてしつこかった」というご意見、41歳の主婦の方からは、「吉本興行の宴会という感じで、自分たちだけが楽しんでいた。理由もないのに頭をたたいたり、どついたりするのは感心できない」というご意見、59歳の主婦の方からは、「雑巾絞りゲーム、1円玉あてクイズ、シャープペンゲームなどはお金もかからず、家庭で遊ぶことができるが、パイ投げはもったいないし、汚い」というご意見、67歳の男性で予備校講師の方からは、「ゲームは、ハラハラヤキモキさせる楽しさがあったが、その後の徹底討論では、せっかくの盛り上がりを半減させていた」というご意見、44歳の男性で塾経営の方からは、「徹底討論は、本音のトークが楽しめた。西川きよしが東野幸治に愛のムチを打ったが、後で出産祝いを贈ったという話にはホロリとさせられた」というご意見などが寄せられました。
竹内  次に、「ターニングポイント」です。
 この番組は、ユースケサンタマリアさん、山本寛斎さん、優香さんを司会陣に、誰にもやってくる人生の嵐、ターニングポイントに隠されたドラマにスポットを当て、現代のヒーローたちが挫折や屈辱をどうやって力に変え、羽ばたいていったかを探る番組です。
 この日は、長野五輪のスピードスケート500m金メダリストの清水宏保さんと、20世紀の歌姫と呼ばれ、グラミー賞受賞のマライア・キャリーさん、そして、女子生レスラーで世界選手権日本代表になった山本聖子さんを取り上げました。

さざなみ  番組モニターからのご意見です。
 21歳の男子大学生の方からは、「資料映像が多く使われ分かりやすかった。エピソードも丁寧に解説していたのがよかった」というご意見、28歳の主婦の方からは、「清水選手への質問は、今までさんざん質問されたことばかりだった。マライアのストーリーは分かりやすく、人柄も表れていた」というご意見、38歳の男性公務員の方からは、「多彩なゲストをとりあげ見飽きなかった。山本寛斎さんのコメントには、世界の頂点を極めた人の重みがあった」というご意見、41歳の主婦の方からは、「一人一人の人間にはさまざまなドラマがあるということを痛感した。山本聖子さん、夢を追いつづけてください」というご意見、57歳の自営業の男性の方からは、「作り事でなく自然体なので、なおインパクトが強く、すさまじい美しさを感じた。司会陣もそれぞれのキャラクターを生かしていた」というご意見、67歳の無職男性の方からは、「切磋琢磨していく中で、ある瞬間が人生を大きく変えていく真実の姿がよくとらえられていた」というご意見などをいただきました。ありがとうございました。
竹内  ところで、「メディア・リテラシー」という言葉をご存知でしょうか。(フリップを用意)
さざなみ  あまり聞きなれない言葉ですが、『メディアを選び、その内容を読み解いていく力』とでもいいましょうか。
竹内  私達はさまざまなメディアに囲まれていますが、特にテレビは、視聴覚に直接訴える力を持ち、良いにつけ悪いにつけ、子供たちの人間形成に大きな影響を与えると考えられます。子供たちの問題行動の背景に、しばしばテレビの悪影響を指摘する声が出るのは、この力の大きさのためですね。
さざなみ  そこで、子供たちがテレビと上手に付き合っていくためには、この『メディア・リテラシー』つまり、メディアを選び、その内容を読み解いていく力を身につけることが必要になる、というわけなんです。
竹内  そこでこのほど、民放連では、『メディア・リテラシーを身につけるため』のテレビ番組を子供たちに見てもらおうと、「てれびキッズ探偵団」という番組を作り、今年中に全国で放送することになりました。
さざなみ  番組の内容は、6人の子供たちが「てれびキッズ探偵団」となって、さまざまなテレビ番組の制作現場を訪れ、番組がどのように作られるかを学び、ときには番組作りを体験するというものです。
竹内  番組の一部をご紹介しましょう。
 (番組VTRを見ながら)

さざなみ   番組は、5部構成で50分です。いま見ていただいているのは、第1部の『情報・ドキュメンタリー番組』はどう作られるか、です。TBSの「サンデーモーニング」の放送現場を見学しています。
 そして、第2部は、『バラエティー・ドラマ』はどのようにつくられるか、です。見学したのは、フジテレビのバラエティー番組「笑う犬の生活」と、テレビ朝日のドラマ「天国のKISS」です。
 第3部は、『ニュース番組』はどうつくられるか、です。日本テレビの「ニュースプラス1」の現場を見学しました。
 第4部は、『撮影・編集・音楽』で、撮影の仕方、編集の仕方、音楽によって番組の印象がどのように変わってくるか、ということです。番組は、テレビ東京の「ポケットモンスター」です。
 第5部は、これまでを振り返って、テレビとの付き合い方を考えるというものです。
竹内  民放連では、全国の民放テレビ局の放送日時を発表して、家庭や学校などで教材としても利用してもらうよう呼びかけています。
さざなみ  道内での放送日時と放送する局はご覧のとうりですので、どうぞメモを。札幌テレビでは、けさ早くに放送が終わっていますが、残り4局はこれからです。北海道テレビの放送は、11月28日日曜日の早朝4時55分からです。
竹内  それでは次に、10月の番組審議会についてご紹介します。
 10月の審議対象番組から、10月17日・日曜日午前9時から放送の「新・題名のない音楽会」と、10月22日・金曜日午後7時から放送の「ドラえもん」についてです。
 「新・題名のない音楽会」は、サブタイトルが『漫才・ショパンの人生』と題するものでした。
 亡くなって今年で150年を迎えた、ピアノの詩人と呼ばれるショパン。その短くも波瀾にみちた人生を、上方漫才コンビ・ハイヒールによる漫才と、ショパンの代表的なピアノ作品によって振り返るという画期的な試みでした。ピアノ演奏は、神野(じんの)明さん。「幻想即興曲」「革命」「雨だれ」などが演奏されました。

さざなみ   委員からのご意見です。
 「タイムリーな音楽家を取り上げ、幻想即興曲で始まり期待させたが、次にいきなりショパンの人生を漫才で振り返るという演出に驚いた。ショパンに詳しい人に解説をしてほしかった」、「かつてこの番組が目指した、新鮮・斬新な切り口で音楽を聞くという狙いから遠くなったようだ。ショパンの人生は漫才的ではないのだから、演出には無理があったし、笑いがとれていなかった」、「司会の女性アナウンサーは、目線が下に下がり、アンチョコを読んでいたのはいただけない」、「漫才でショパンの生い立ちを紹介したのは、音楽に詳しくない人も飽きずに番組を見つづけることができた」、「ピアノ演奏は素晴らしかったが、省略無しで全曲を聞けなくて残念だった。漫才は、音楽とのギャップが激しくて好感が持てなかった」、「途中にCMを入れずに音楽を十分聞かせていたのは好感が持てた。漫才の起用は意外性があり、それなりに盛り上げていた」、「漫才は、音楽に造詣のない人にとって分かりやすかった。ピアノ曲『雨だれ』が生まれた背景がよく理解でき、これからショパンを聞くきっかけを与えてくれた」などのご意見をいただきました。
竹内  次に、10月22日放送の「ドラえもん」です。
 「ドラえもん」は、毎回2話が放送されています。
さざなみ   委員からのご意見です。
 「子供の頃は、ほのぼのとした夢のある番組だという印象を記憶していたが、大人になったいま、なかなか内容が深いアニメだと思った」、「1話1話起承転結がはっきりした展開で、安心して楽しく見ることができた。これからも続けて欲しい」、「問題提起とそのあとの明るい展開に好感がもてる。子供の不満を吸収する終わり方をするのが良い」、「結末の展開に深いものがあった。しかし、この頃は、いろいろな道具を出しすぎるのではないか。最初のころの素朴さに戻ってもよいのではないか」、「いつ見てもほほえましい。弱いものいじめの場面も陰湿さがない。パターンはいつも同じだが、学ばせてくれる番組だ」、「このアニメは、大人が失ったものが全部凝縮されている。長続きする理由がわかる」などのご意見をいただきました。
竹内    「あなたとHTB」では、視聴者の皆様からのご意見やご感想をもとに、よりよい放送を目指したいと思います。ご覧のところまでご意見をお寄せください。
竹内,さざなみ    では。

過去の放送より 2001年の放送
01月16日放送 03月18日放送
2000年の放送
01月16日放送 03月19日放送 05月21日放送 07月16日放送 10月15日放送
11月19日放送
1999年の放送
11月21日放送 09月19日放送 007月18日放送 05月16日放送 03月21日放送
01月17日放送 
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