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(陸上自衛隊第18普通科連隊雪像制作隊 提供)
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江戸城は、15世紀に太田道灌が現在の本丸の位置に築城しました。
その後、1590年に江戸に入城した徳川家康が、本格的な城を構えることになります。
家康は、今から、ちょうど400年前の1603年に征夷大将軍に就いて江戸に幕府を開くとともに、全国の諸大名を動員して"天下普請"と呼ばれる大工事に取り掛かります。
天守は1607年に完成(慶長度天守)、その後、秀忠・家光の時代を経て、1638年に寛永度天守が作られましたが、1657年に起きた明暦の大火で焼失、以降、再建されないまま現在に至っています。
天守は、石垣の下からの高さが約59メートル(石垣を除くと約45メートル)もある巨大建築で、屋根は銅瓦葺、外壁にも銅板を貼った豪壮なつくりでした。
大雪像は、昭和女子大学の平井聖先生、日本城郭史学会の西ケ谷恭弘先生ほか、多くの研究者の方々のご協力を得て、寛永度天守を想像復元したものです。
■■■大雪像「江戸城(天守)」概要■■■
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高さ
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15m |
幅
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20m |
奥行
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25m |
制作期間
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2003年1月9日〜2月3日(26日間) |
使用雪量
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3,200トン(5トントラック640台分) |
制作要員
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延べ3,735人 |
制作
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陸上自衛隊第11師団第18普通科連隊
北海道テレビ放送株式会社 |
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