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2014年2月5日(水)~11日(火・祝)

イティマド・ウッダウラ
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2012年、日本とインドは国交60周年を迎えました。また、今秋には、天皇皇后両陛下が53年ぶりにインドを訪れるなど、2つの国の結びつきはますます強くなってきています。そんな折、HTBは、在日インド大使館様から、国際的に知られる「さっぽろ雪まつり」で、日印の友好をさらに深める取り組みができないかというご提案をいただきました。1997年から「アジアに雪を降らせる」を合言葉に、“北海道”をアジアの皆様に知っていただく活動を継続してきたHTBは、その思いに共鳴し、2014年の「雪のHTB広場」を、インドをより多くの方に知っていただくための広場とすることを決めました。

今回大雪像となる「イティマド・ウッダウラ」は、インドの首都ニューデリーより南東約180kmの観光都市アーグラーにある白大理石の建物です。
ムガル帝国第4代皇帝ジャハーンギールの皇妃、ヌールジャハーンが父母の為に1620年代(日本では江戸時代)に建造したものです。白大理石で覆われた美しい建物の外壁には、様々な色の大理石がはめ込まれており、透かし彫りの技法は、後に「タージマハル」にも受け継がれたといいます。
大雪像「イティマド・ウッダウラ(インド)」は、高さ12メートル、幅21メートル、奥行き23メートル。使用する雪の量は5tトラック450台分、およそ2250トン。『アイスブロック工法』と言われる独自の技術で作った24種、約1100個の細かいアイスブロックを貼り付け、制作します。
制作は『北海道テレビ放送』と『陸上自衛隊第11旅団第18普通科連隊』、および『第11施設中隊』、『第11通信中隊』が共同で、のべ3800人の自衛官が30日間かけて制作致します。