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あなたとHTB
このページは平成23年6月19日放送分から引用しています。
タイトル
オープニング
特別展「伊勢神宮と北海道」
大野恵アナ
北海道開拓記念館では、お伊勢参りで知られる伊勢神宮と北海道との結びつきを紹介する特別展が開かれています。
この特別展では北海道の参拝者が伊勢信仰にかかわった資料が紹介されているほか、伊勢神宮に伝わる由緒ある刀や装飾品などが展示されています。
この特別展は7月10日までで、その後、市立函館博物館で7月23日から開催されることになっています。
遠藤雅也アナ
おはようございます。「あなたとHTB」の時間です。
「あなたとHTB」は、視聴者の皆様とともに
よりよい放送を目指すための番組です。
大野アナ
番組の最後には視聴者の皆様へのプレゼントもありますので、
どうぞ最後までご覧ください。
大野・遠藤両アナ
遠藤アナ
最初に、4月の「HTB放送番組審議会」での審議委員の主な意見を紹介いたします。
4月の審議会ではHTBノンフィクション「HOP SWING JUMP~天才サックス女子高生エレナ~」について議論して頂きました。この番組は3月26日に放送したものです。
それでは委員の主な意見です。
大野アナ
◇エレナさんの卓越した才能、情熱、豊かな感性、挫折を乗り越える思考法などがストレートに伝わってきた。
◇普段はジャズを聴かないが、エレナさんが奏でる円熟味を帯びた深い音色、迫力ある演奏に脱帽した。どのように彼女の才能が生まれ、花開いたのか、大変興味がわいた。
◇ジルベスターコンサートのシーンが素晴らしい。札響のコンサートマスターが常にエレナさんを温かいまなざしで見守っている姿が映し出され、即興と調和が見事に融合した様子が描き出されていた。
◇エレナさんの音楽に乗って、作品が軽快に流れ、リズムを刻んでいく。「女子高生」という衣や冠を脱ぎ捨て、世界に羽ばたく一瞬が鮮やかに切り取られていた。
◇疾走感あふれる構成と絶妙なカメラワーク、安田さんの温かいナレーションがベストマッチ。
◇未来のスター誕生に立ち会えた楽しさを存分に味わえる60分だった。カーテンコールの意味を知らないきょとんとした表情から、天才と称される18歳の素顔が垣間見え、ほほえましく感じた。
◇エレナさんの比類なき才能とともに、たくましさ、明るさ、心の強さが見て取れた。未曾有の大震災に日本全体が疲弊して苦しむ今、彼女の発するエネルギーに救われた思いだ。
◇「Tim Tam Time」が軸の一つであれば、曲の誕生したエピソードや、エレナさんの思いなどをもっと知りたいと思った。
◇エレナさんを称賛する音楽関係者の声に過不足はないが、彼女を見守る家族や友人のエピソードを配して、どう彼女が成長してきたのかを丁寧に描いて欲しかった。
◇札幌から世界へ、18歳の天才女子高生がまさに飛翔する瞬間をとらえた見ごたえ、聴きごたえ十分な完成度の高い作品だ。取材を継続し、躍進の軌跡を折に触れて発信してほしい。
といったご意見でした。
遠藤アナ
5月の審議会ではHTB環境スペシャル第3弾「湿原の獣医さん奮闘記~オオワシ渡り路の異変~」について審議して頂きました。この番組は3月26日に放送したものです。
それでは、審議委員の主な意見です。
湿原の獣医さん奮闘記
大野アナ
◇自然保護をテーマにした番組は多いが、今回の作品は感情に流されず、論理的で自然を守る姿や手法が現実的。自然保護に取り組む姿そのものが自然体であったことに好感を持った。
◇齊藤獣医師の豊かな人間性にひきつけられた。障害に対して孤軍奮闘する姿は、獣医師の枠を超え、環境保護活動家のスケールを思わせた。
◇オオワシの南下ルートに沿って、バードストライク、感電死、轢死、鳥インフルエンザと次々に大きな障害が襲ってくる展開はとても迫力に満ちて素晴らしかった。
◇世界中のバードウォッチャーがうらやむ貴重な自然が身近にあることの素晴らしさ、かけがえのなさ、宗谷海峡を渡ったオオワシの受難がストレートに伝わってきた。
◇線路脇でオオワシが轢死したエゾ鹿を食べる光景はインパクトが強く、両者の知られざる関係性を学ぶことができた。ほかのエピソードも、大人の知的好奇心が満たされるものだった。
◇北海道の冬の自然の美しさに心奪われた。特に、空撮のゆったりした映像が素晴らしい。冒頭から興味を引き付けられ期待をもって本編に入っていくことができた。
◇地道な取材の積み重ねが随所に生かされており、見応えがあった。齊藤獣医師の言葉にメッセージ性があり、しなやかに実行する姿は実に魅力的だった。
◇ナレーションが、齊藤先生の論理的・科学的説明に基づいて構成されており、実に分かりやすかった。
◇切り裂かれたオオワシ、車に轢かれてひん死のエゾ鹿などあまりにも残酷な映像に目を覆い、ショックを受けた。もう少し見せ方に配慮が欲しかった。
◇番組タイトルの「湿原」「獣医さん」「オオワシ」に派生した内容が盛りだくさんで登場人物も多く、散漫な印象は否めない。主軸となるテーマと人を絞りこむべきではなかったか。
◇齊藤先生が活動拠点とする「釧路湿原野生生物保護センター」についての説明が不十分と感じた。
◇齊藤医師の「環境の手当て」という発想と行動力に大いに刺激を受けた。なぜこのような思想に至ったのか、次作では齊藤医師の「人となり」にフォーカスした作品を期待したい。
といったご意見でした。
今後の番組制作の参考にさせていただきます。
遠藤アナ
さて、東日本大震災から3か月が過ぎました。被災地では広いエリアでまだまだ多くの方が大変なご苦労をされています。
大野アナ
HTBは、「北海道のチカラ 今、私たちにできること」をテーマに「onちゃん募金」の呼びかけなど復興支援の取り組みを継続しています。
遠藤アナ
3月22日には、朝日新聞社北海道支社において、弊社代表取締役社長、荻谷忠男がHTBとして、復興のための義援金1000万円を朝日新聞厚生文化事業団に寄付いたしました。
遠藤アナ
また、3月23日に開設した「東日本大震災onちゃん募金」は多くの皆様からご協力を頂き、5月30日現在、募金額が1440万円を超えました。
この中から4月末までに1000万円を、日本赤十字社・NPO法人ジャパン・プラットフォーム・社会福祉法人テレビ朝日福祉文化事業団に寄託しています。
大野アナ
このうち、日本赤十字社への寄託分につきましては、4月22日、荻谷忠男社長と、募金活動のシンボルであるHTBマスコットキャラクター、onちゃんが日本赤十字社北海道支部を訪れ、直接寄託させていただきました。
この「東日本大震災onちゃん募金」は引き続き行っておりますので皆様のご協力をお願いいたします。
遠藤アナ
さて、地上波のテレビ放送は7月24日、デジタル放送に完全移行します。今までのアナログ放送は終了します。アナログテレビのままでは地上デジタル放送を見ることができません。
HTBは、地デジ完全移行まであと2か月のタイミングで「ユメミル・デジ6 テレビはデジタルだon!」という番組を放送しました。
ユメミル・デジ6 テレビはデジタルだon!
遠藤アナ
アナログ放送は、今年7月24日に終了となります。デジタルに対応していないテレビで放送をご覧になっている方は、見られなくなりますので、ご近所のお年寄りの方にもお声がけください。また、2台目、3台目のテレビのデジタル化もお忘れなく。
大野アナ
ここで「カルチャーナイト2011」の取り組みについてのご案内です。
昨年のカルチャーナイトの様子
大野アナ
HTBでは今年も7月15日金曜日、「カルチャーナイト」に参加します。内容は、4歳以上小学6年生までの子供たちを対象に、HTBアナウンサーとニューススタジオでアナウンサー体験をしてもらいたいと思っています。当日は夕方5時30分からHTB正面ロビーで受け付けを開始します。onちゃんとの記念撮影もありますからぜひ、お越しください。
遠藤アナ
次に、すっかり札幌の夏の風物詩となったPMFピクニックコンサートのお知らせです。
昨年のピクニックコンサート
遠藤アナ
レナード・バーンスタイン・メモリアル・コンサートとして行われる「ピクニックコンサート」はHTBが公演協賛するもので、7月31日 日曜日「札幌芸術の森・野外ステージ」で12時から開催されます。
また、「世界の若手音楽家を育成する国際教育音楽祭PMF2011」の模様はHTBでこの秋、放送する予定です。こちらもどうぞご期待ください。
大野アナ
では、プレゼントのお知らせです。
きょうは「onionちゃんぬいぐるみ」を
3名の方にプレゼントします。
お申し込みのあて先はごらんのところです。どうぞおはがきで
お申し込みください。締め切りは、22日水曜日の消印有効です。
onionちゃんぬいぐるみ
あて先 〒062-8501
HTB「あなたとHTB」プレゼント係
本日の放送日とご住所、お名前、電話番号と
「あなたとHTB」へのご感想を書いてください
当選者の発表は発送をもってかえさせていただきます。
遠藤アナ
では今日はこの辺で失礼します。