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番組審議会だより


 北海道テレビ放送では、番組審議会委員10名の方による放送番組審議会を設け、毎月1回(8月と12月を除く)審議会を開催して,放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。

 番組審議会でのご意見は,番組モニターの方のご意見とともに、2ヶ月に一度第3日曜午前5:30から放送の「あなたとHTB」でもご紹介していますのでどうぞご覧ください。


平成16年度放送番組審議会委員(敬称略)10名

伏島 信治委員長(NPO法人北海道観光バージョンアップ協議会 副会長)
大岩 勝副委員長(大岩メタルワークス(株)社長)
大和田 勲委員 (北海道電力(株)常務取締役)
中川 翼委員 (医療法人渓仁会 定山渓病院院長)
宮部 光幸委員 (建築家)
田中 英也委員 (朝日新聞北海道支社編集総務兼報道部長)
森 久美子委員 (作家・エッセイスト)
伊藤 幸子委員 (彫刻家)
ダイアン・ブラウン委員(エッセイスト・大学講師)
岩崎 優子委員 (弁護士)


第364回北海道テレビ放送番組審議会  -平成16年5月27日開催-

出席委員

伏島 信治委員長
大岩 勝副委員長
大和田 勲委員
中川 翼 委員
宮部 光幸委員
田中 英也委員
森 久美子委員
伊藤 幸子委員
ダイアン・ブラウン委員
岩崎 優子委員

北海道テレビ側出席

常務取締役 荻谷 忠男
常務取締役 斎藤 忠貞
取締役・コンテンツ本部長  村上 裕
編成戦略センター長 井上 実于
報道制作センター長 上杉 一紀
視聴者応答室長 山田 哲也
番組プロデューサー 沼田 博光
番組審議会次期事務局長  横山 憲治


【会社報告】

  • 「報道ステーション」スタート後の経過について
  • 来年2月全国ネット放送予定の人間ビジョンスペシャルについて
  • テレメンタリ―2004「『戦地へ』~派遣隊員は語る」の同シリーズの月間奨励賞受賞について
  • 4月の視聴者応答報告  ほか

【審議内容】(委員名省略)

イチオシ!報道スペシャル「鈍色(にびいろ)の聖域~サハリン油田開発とオオワシの危機」に ついての審議委員の意見(委員名省略)

イチオシ!報道スペシャル
「鈍色(にびいろ)の聖域~サハリン油田開発とオオワシの危機」

◇ この番組で良いところは“自然には国境がない”というとらえ方だ。

◇ オオワシに対する鉛中毒、サハリンの油田開発によるオオワシの生育圏への影響、環境アセスメントの信憑性など色々な問題が提起されていたと思う。

◇この番組は自然保護と開発についてバランス良くとりあげていると思う。だが、サハリンの現状をもう少し踏み込んで捉えると良かったと思う。自然の一部でもある人間の存在をどうすべきかを考えていくべきだと思った。

◇サハリンの世界的なプロジェクトの中で開発を進めている日本人としても、ロシアの中でも賛成と反対の立場があるということが分かり、リアリティを感じた。

◇ サハリン開発が進む中で非常にタイムリーな放送だと思った。開発が今後も進む中で環境破壊が進む恐れもあるので、これからもこの番組を何回か展開して、国際的メッセージとして発信できればいいと思う。

◇地道に環境保護を活動をしている斎藤獣医を取り上げたことは価値ある放送だと思う。環境ビジネスである農業、漁業が主産業の北海道でこの問題をとりあげたことが、意味があり、今の時代の大切な断面をコンパクトにまとめた“静かな秀作”だと思う。

【沼田プロデューサーからの説明】

 「鈍色(にびいろ)の聖域」というタイトルは、夏の繁殖地が油田、冬の越冬地が鉛弾で、光り輝いていた聖域がどんどん色あせていくというところから鈍色(にびいろ)という言葉が思い浮かび、つけました。
 番組の企画として、最初はサハリンの油田開発について取材から始めましたが、斎藤先生が鉛中毒について発見された方でしたのでこの問題についても取り上げました。
 委員の皆様からご意見のあった海外への情報発信については、6月に外国人記者クラブでビデオを上映して、斎藤先生と外人記者の方に説明をする予定です。