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HTB 北海道テレビ放送 会社案内

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番組審議会だより


 北海道テレビ放送では、番組審議会委員10名の方による放送番組審議会を設け、毎月1回(8月と12月を除く)審議会を開催して,放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。

 番組審議会でのご意見は,番組モニターの方のご意見とともに、2ヶ月に一度第3日曜午前5:30から放送の「あなたとHTB」でもご紹介していますのでどうぞご覧ください。


平成18年度放送番組審議会委員(敬称略)10名

伏島 信治 委員長 (伏島プランニングオフィス代表)
中川 翼  副委員長 ( 医療法人渓仁会 定山渓病院院長 )
宮部 光幸 委員 (建築家・一級建築士)
市村 三樹男 委員 (北海道電力(株)常務取締役・お客さま本部長)
伊藤 裕章 委員 (朝日新聞北海道支社編集総務兼報道部長)
松園 直史 委員 (札幌ヤクルト販売(株)代表取締役社長)
張  相律 委員 ((有)北海道チャイナワーク代表取締役)
林  薫  委員 (彫刻家)
朝倉 かすみ 委員 (作家)
岩崎 優子 委員 (札幌総合法律事務所・弁護士))


第389回北海道テレビ放送番組審議会  -平成18年11月22日開催-

出席委員

伏島 信治 委員長
中川 翼 副委員長
宮部 光幸 委員
市村 三樹男 委員
伊藤 裕章 委員(レポート提出)
松園 直史 委員
張  相律 委員
林  薫 委員
朝倉 かすみ 委員
岩崎 優子 委員

北海道テレビ側出席

代表取締役社長 荻谷 忠男
常務取締役 コンテンツ本部長・デジタル推進担当 樋泉 実
取締役・番組審議会担当 横山 憲治
取締役・編成戦略センター長 林 亮一
報道グループ部長 寺内 達郎
広報グループ部長 斉木 基
CSR推進室・ホットラインデスク部長 森川 柊作
審議番組 テレメンタリー 担当プロデューサー 戸島 龍太郎
番組審議会事務局長 古田 俊暁


【会社報告】

  • 日本ハムファイターズの日本シリーズ中継の高視聴率と優勝記念パレード中継、「ファン感謝デー」イベント協力について
  • 第58回さっぽろ雪まつりの雪のHTB広場での国宝・彦根城の大雪像制作について
  • 佐呂間町の竜巻による災害情報報道について
  • 旭川市の小説家三浦綾子さんの「氷点」のドラマ放送について
  • 琴似の文化施設「コンカリーニョ」で12月15日から「朗読劇」開催について
  • 10月以降の視聴者応答について ほか

【審議内容】

HTB制作 テレメンタリー2006「自治体倒産~夕張は二度殺されたのか」
11月4日(土)深夜1時35分から2時5分放送 (放送日時違いでテレビ朝日系列全国ネット)

テレメンタリー2006「自治体倒産~夕張は二度殺されたのか」についての審議委員のご意見

◇これまで石炭を利用していた歴史がある道民は、夕張市の現状に注目し、この番組で情報を見ることができるのは有意義である。

◇北海道の他の市町村にも参考となるように、夕張の現状を伝えると良いと思う。

◇この番組が取り上げた国策・地方自治体・翻弄された市民の問題を、視聴者は今後の報道番組でも注目すると思う。

◇炭鉱閉山は、国のエネルギー政策のひとつとして行なったことだが、“国策”についてももう少し詳しく伝えると良いと思う。

◇石炭の減産後の炭鉱企業プロジェクトと閉山後の夕張市の観光プロジェクトなどこれまでの夕張市の経過を今後の情報番組でも伝えて欲しい。

◇明治の開拓の歴史から現在に至るまでの夕張の経緯をこれからも詳しく紹介すると良いと思う。

◇中央からの視点とは違う地方からの視点で自治体の問題を報道してもらいたい。

◇現在全国的に重要な問題となっている「夕張市」の現状と今後の方向も、北海道のメディアとしてきちんと伝えるべきである。

【戸島プロデューサーからの説明】

 この番組は、夕張市が“倒産”という情報が突然届きましたので、7月下旬に急遽企画をしました。夕張の特集企画は何度かニュース番組の中で放送しましたが、これをしっかりと30分の番組にしようと記者に何度も夕張に取材に行ってもらいました。
 タイトルの「二度殺された」は炭鉱と観光に対する国策の影響という面から、このように付けましたが、国策という部分の説明については、もう少し配慮が必要だったかと思います。
 旧産炭地は同じ様な状況になってきているのが現実ですので、我々も報道機関として、この番組制作後も記者が毎月数回夕張市の現状を取材に行っていますので、その情報がまとまりましたら、再び番組制作をしたいと考えております。