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番組審議会だより
北海道テレビ放送では、番組審議会委員10名の方による放送番組審議会を設け、毎月1回(8月と12月を除く)審議会を開催して、放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
番組審議会でのご意見は,番組モニターの方のご意見とともに、2ヶ月に一度第3日曜午前5:30から放送の「あなたとHTB」でもご紹介していますのでどうぞご覧ください。
第428回北海道テレビ放送番組審議会概要
日時
2010年10月27日(水)15:00~17:00
審議番組
テレメンタリー2010「ママからのバトン~泣き虫パパの奮闘記~」
2010年9月25日(土)25:45~26:15
出席委員
内田和男 委員長
宮澤仁朗 副委員長
中川ファリーン委員
見野彰信 委員(レポート)
小西由稀 委員
千葉光宏 委員
髙橋賢友 委員
平島美紀江 委員
伊藤千織 委員
大西昌美 委員
会社側出席者
代表取締役社長 荻谷忠男
専務取締役 樋泉 実
取締役 林 亮一
CSR推進室長兼ホットラインデスク部長 国本昌秀
報道情報局長 寺内達郎
編成局長 川筋雅文
広報部長 岡 仁子
番組担当プロデューサー 数浜照吾
番組担当デイレクター 河野暁之
番組審議会事務局長 関川信明
番組審議会事務局チーフマネージャー 南部由美
【会社報告】
- 衆議院5区補欠選挙の放送対応について
- テレメンタリー「ぬくもりの向こうに」が第16回プログレス賞優秀賞
- HTBの2作品が国際コンクール「子どもの権利賞」入選
- HTBスペシャルドラマ「ミエルヒ」が国際コンクールABU賞初受賞
- 釧路空港民放共同カメラ設置へ
- 黒竜江電視台との交流事業について
- HTBアナウンス講座3期目がスタート
- ホットライン Monthly Report 2010年9月
- 番組モニター報告 2010年9月
【委員の意見要旨】
◇わかりやすい構成とスピーディーなテンポ、五十嵐いおりさんのナレーションも作品に寄り添うものだった。期待にたがわぬドキュメンタリー。
◇「大切な人を失ったときに、どう乗り越えて生きていくのか」が作品の主なるテーマであろう。同じような悲しみのふちにある人々に勇気を与える内容。総じて完成度の高い作品。
◇カメラの存在に違和感がないのは、金子家と取材スタッフが共感しあって良好な関係が構築されているからなのだろう。長期にわたり地道な取材を続けられたスタッフの皆さんの熱意と情熱に心から敬意を表したい。
◇30分という制約のなかで、金子さん一家の置かれた状況が大変わかりやすく描写されていた。特に優奈ちゃんがお父さんに怒られながら口にした言葉にはリアリティがあった。
◇ママの偉大さ、残された家族のつらさ、それでも生きていかなければならない現実、リレー・フォー・ライフの活動などを詰め込みすぎ、かえって番組が本当に訴えたかったテーマがぼやけてしまった感がある。
【局側の説明】
◇本作は、家族を主軸に、家族の素晴らしさを伝えたい、家族の存在によって勇気づけられるなにかを感じてほしいというねらいで取り組んだ。3年半におよぶ取材のなかで、取材する側と取材対象者が信頼関係を築けたことが、自然なカメラワークにつながったと思う。貴重なご意見、ご評価の数々を今後の教訓とさせていただきたい。