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番組審議会だより
北海道テレビ放送では、番組審議会委員10名の方による放送番組審議会を設け、毎月1回(8月と12月を除く)審議会を開催して、放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
番組審議会でのご意見は,番組モニターの方のご意見とともに、2ヶ月に一度第3日曜午前5:30から放送の「あなたとHTB」でもご紹介していますのでどうぞご覧ください。
第435回北海道テレビ放送番組審議会概要
日時
2011年6月20日(月)
15:00~17:00
審議テーマ
1)大震災から3か月、長期的な視野にたちテレビ局が復興にむけてできること
2)北海道テレビ放送の「放送番組の種別の基準」に関する諮問・答申
出席委員
内田和男 | 委員長 |
新谷朋子 | 副委員長(レポート) |
中川ファリーン | 委員(レポート) |
見野彰信 | 委員 |
小西由稀 | 委員 |
千葉光宏 | 委員 |
髙橋賢友 | 委員 |
平島美紀江 | 委員 |
伊藤千織 | 委員 |
会社側出席者
代表取締役社長 | 荻谷忠男 |
専務取締役 | 樋泉 実 |
取締役 | 林 亮一 |
取締役 | 青山久夫 |
CSR推進室長兼ホットラインデスク部長 | 国本昌秀 |
報道情報局長 | 寺内達郎 |
編成局長 | 川筋雅文 |
広報部長 | 岡 仁子 |
番組審議会事務局長 | 関川信明 |
番組審議会事務局 | 南部由美 |
【会社報告】
- 7月1日以降の「アナログ放送画面を通じた特別周知」について
- 「生と死の医療」が北海道映像コンテストで最優秀賞受賞
- HTB夏の新番組について
- HTBデジ6ポイント 6月20日スタート
- ホットラインマンスリーレポート2011年5月
- 番組モニター報告書2011年6月
【委員の意見要旨】
1)大震災から3か月、長期的な視野にたちテレビ局が復興にむけできること
◇被害の実態、被災者の保障制度の在り方、行政が正しく機能しているか否か、防災のあり方、エネルギー政策など、さまざまな問題の検証。
◇onちゃん募金、今、私たちにできることプロジェクト、海外の友好局等への来道取材の働きかけ(風評被害払拭)など、HTBの的確かつスピーディーな取り組みには瞠目。
◇視聴者が自ら思考を深める土台となる正しい情報の発信。決めつけではなく、方向性や可能性の適切な示唆。
◇歴史的にも東北地方と北海道の結びつきは深い。日々のニュースに加え、ドキュメンタリー番組等により、未曾有の大震災を多角的に息長く伝え続けること。
◇3か月が経過し、被災者を取り巻く経済的な厳しい状況と問題点が浮き彫りになってきた。義援金と生活保護の停止問題、相続問題等々、折に触れて伝え続けてほしい
◇一見元気に見える被災した子どもたちも、心に傷をうけているケースが多いと聞く。子どもを元気づける報道、子どもの目線でのよりわかりやすいニュース等を意識して制作してほしい。
◇東北と北海道、かかわりの深い地域同士が連携した新たな試み、北海道への技術移転の必要性などにぜひスポットを当て伝えてほしい。
◇北海道南西沖地震(奥尻島地震)の被害状況と復興、得られた教訓は、今回の被災市町村で大いに参考になるだろう。HTBが新たに今回の震災のドキュメンタリーを制作する際に、奥尻島地震の検証の視点を入れてはどうか。
2)北海道テレビ放送の「放送番組の種別の基準」に関する諮問・答申
◇放送法の改正に伴い「放送番組の種別の公表制度」が導入されるにあたり、放送番組を「報道」「教育」「教養」「娯楽」「通信販売」「その他」の種別に区分することとなった。北海道テレビ放送が定めた「放送番組の種別の基準」が放送番組審議会に諮問され、原案通り適切であるとの答申を受けた。
※次回の審議会は、平成23年7月28日(木)です。