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HTB 北海道テレビ放送 会社案内

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番組審議会だより


 北海道テレビ放送では、番組審議会委員10名の方による放送番組審議会を設け、毎月1回(8月と12月を除く)審議会を開催して、放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
番組審議会でのご意見は,2ヶ月に一度第4日曜午前5:35から放送の「あなたとHTB」でもご紹介していますのでどうぞご覧ください。

第498回北海道テレビ放送番組審議会概要

日時

2017年10月26日(木)
15:00~16:50

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審議テーマ

FFFFF

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出席委員
平本健太 委員長
作間豪昭 副委員長
遠藤香織 委員
喜多洋子 委員
鳥居マグロンヌ 委員
深江園子 委員(レポート)
斎藤 歩 委員
稲井良介 委員
高橋多華夫 委員
佐賀のり子 委員
会社側出席者
代表取締役社長 樋泉 実
常務取締役 國本昌秀
取締役 森山二朗
役員待遇コンテンツ事業室長 川筋雅文
報道情報局長 大羅富士夫
編成局長 福屋 渉
CSR広報室長 岡 仁子
番組担当プロデューサー 福田恭典
番組担当ディレクター 川又洋介
番組審議会事務局長 斎藤 龍

【会社報告】

  • 放送番組の種別報告(2017年4月~9月)
  • 衆議院選挙と台風報道について
  • 「イチオシ!モーニング」11月3日に放送2000回
  • 水曜どうでしょうDVD全集の累計出荷数450万枚突破

【審議番組についての委員意見要旨】

《評価点》

●HTBらしい、ハナタレやおにぎりのような良い意味での緩さが心地よく、居酒屋談義的な雰囲気で楽しく視聴した。

●ファイターズファンに限定されているという目線で見ると、稲葉さんと金子さんの対談にあった選手の相関関係などは、ファイターズトリビアとして、ファイターズ雑学を知りうるうえで、ファンにとっては大変興味がある、たまらない情報なのかと感じた。

●稲葉さん、金子さんが本当にリラックスして裏話を喋ってくれていると感じられ、番組スタッフや、番組のコンセプトに対して信頼感がなければ、あのようなコメントは聞き出せない。

●それぞれの節目の勝利、金子さん、稲葉さんの引退シーン、宮西投手のインタビュー、甲子園での思い出など盛りだくさんで、それぞれの場面で感動があった。

●稲葉さんの番組前の試合チェックなど準備が5時間、反省会1時間、本番10分というのは衝撃だった。番組制作の苦労を痛感した。

●稲葉さんと金子さんの視聴者プレゼントで、書き込みフリップのサインはとても良いプレゼントだ。とことんマニアックな番組のためには、こうした金額の多寡ではない発想はとても良い。

●500勝から1000勝への節目となるシーンをコンパクトに見せる構成で、テンポ良く視聴できた。

●ファイターズが北海道に来てからの歴史を感じたし、総集編のような感じで面白かった。

●1000勝の中に特別な意味のある試合をピックアップするのがかなりの苦労だったのではないか。野球ファンではなくても、金子さんと稲葉さんの引退挨拶は感動的だった。

●斎藤佑樹投手が「今は、もっているのではなく、背負っている」というコメントとそれを見守る監督の笑顔は、「FFFFF」ならではの映像だ。

●「僕たちの熱闘」企画で取り上げた石川直也投手については、高校時代を中心に、どのような栄光と挫折を経験したのかを振り返り、自分の転機は何であったかを語らせるという内容でとても面白い。

●移籍後の高口選手が、現在は古巣のベースボールアカデミーのコーチとして野球に関わっているということを初めて知った。591勝目の斎藤佑樹投手や600勝目の多田野投手の映像とともに懐かしく見た。

●こうした番組は、とことんマニアックに拘って作っていくことが良いのかと思う。広く視聴を求めると、コンセプトがぼやけてしまい、熱烈なフアン層には、全く興味の無い番組になってしまうおそれがある。

●その週の勝敗などの「保存しない、通り過ぎる」情報だけではなく、遡って見ても面白い情報がある番組だとファンに認知されている番組。

《改善点・要望点》

◆「イチローは違う」という話になったが、もう少し突っ込んでほしかった。

◆食事をしながらの2人に話を聞くというのも「あり」だとは思うが、沖縄そばを「ズルズル」っとすする場面をそのまま流すというのはどうだろうか。

◆時間の関係か、後が唐突で、1000勝目は、すごくさらっと、「え?!」って思っているうちに番組が終わってしまった。

◆この番組に感じた安定感が、私にはやや物足りなさになっている。北海道日本ハムファイターズの成績が悪いシーズンこそ、様々な試みが必要だったのではないか。

《提言》

☆500回を数える番組が勝ち得た信頼は、視聴者、選手や球団から勝ち得たそれも含む。無理に野球やファイターズが好きではない人に視聴層を増やそうなどと考えず、このままでいてほしい。

☆制作チームには、視聴者が「HTBはファイターズを熱く応援していて、しかも新鮮な視点がある」と感じられるような、絶妙な距離感をこれからも期待したい。

※次回の放送番組審議会は11月30(木)開催予定です。