道内初!電気を使わないエコなサウナ 支笏湖の水を使ったロウリュも 絶景を楽しみながらととのう
2023年11月 3日 16:26 掲載
電気を使わずに温める道内初のエコなサウナが、支笏湖の丸駒温泉に登場しました。早速、記者が体験してきました。
本吉智彦記者:「気持ちいい汗が出てきました。こちらのサウナ、火を使っているんです。炎を見ながらのサウナ、なかなかできない体験です」。
支笏湖畔にある千歳市の丸駒温泉に登場したのは、道内初の環境に配慮した電気を使わないサウナです。丸駒温泉は創業から100年を超える老舗旅館で、湖畔にある「秘湯」として道内外の観光客に人気の宿です。サウナを温めるのは、木くずを固めて作った燃料「ペレット」で、環境に優しくサウナを楽しむことが出来るということです。
丸駒温泉・日生下和夫代表:「国立公園内にある施設なので、より自然に環境に配慮したサウナを今回オープンさせていただいています」。
こちらの旅館では、電気は自家発電、水は支笏湖の水をろ過して使っています。誕生したサウナは、長い時間入ってもらうため温度は暑すぎない60℃程度に設定しています。雄大な支笏湖の景色を楽しみながら、汗をかけるのがうりです。
本吉記者:「ロウリュも楽しめます。使うのは支笏湖の水をろ過した物。たっぷりとかけてみます。滝のように汗が出てきます。気持ちがいい」。
日本一の水質を誇る支笏湖の水を使った贅沢なロウリュです。この日はあいにくの曇りでしたが、晴れるとこのような絶景を楽しめます。
本吉記者:「たっぷり汗をかいた後は、支笏湖を眺めながら休憩です。この絶景と波の音。体も心も整います」。
丸駒温泉・日生下和夫代表:「丸駒温泉や支笏湖のファンになっていただいて、自然を存分に楽しんでいただく。そして支笏湖に何度も足を運んでいただくようなお客様になっていただければ」。
丸駒温泉のサウナは宿泊客専用の貸し切りで1棟で4人まで利用することができ、料金は2時間半で1万3200円です。環境に優しいサウナで、日頃の疲れをリフレッシュするのはいかがでしょうか。
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