死亡火災も…北海道の各地で住宅や倉庫など燃える 苫小牧・赤平市・乙部町
2023年11月20日 16:10 掲載
道内各地で火事が相次いでいます。苫小牧市では高齢の女性1人が死亡しました。
20日午前10時前、赤平市本町2丁目の木造2階建て住宅から火が出ました。
警察によりますと、この家には63歳の女性が1人で暮らしていて病院に運ばれましたがけがはありませんでした。女性は「2階の和室にあるストーブの上で料理を作っていた」と話しているということです。
また20日午前3時ごろには苫小牧市宮の森町の木造2階建て住宅が全焼しました。
この家に住む74歳の女性が1階寝室の床で倒れているところを消防が発見しましたが、病院で死亡が確認されました。2階ではこの女性の息子夫婦と、娘の3人が寝ていましたが逃げて無事でした。息子の妻は「1階の室内から火が出ていた」と話しているということです。
坂詰怜記者)
「通報から5時間以上経ちますが、複数の家から煙が出ています。いまも消防の消火活動が行われています」
19日午前7時ごろには、道南の乙部町花磯で住宅8棟が焼けています。
けが人はいません。その後の警察への取材で、住宅と隣接する倉庫から出火したとみられることが新たにわかりました。
倉庫には冷蔵庫があり漏電の可能性もあるとみて警察と消防が出火原因を調べています。
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